エッセイジャンルが低迷し始めた理由
こんにちは、はせです。
最近、エッセイジャンルの過疎がすごい速さで進んでいます。
随筆時(3/9)の段階では、月間ランキングの1位が500ptに届かないという異例の事態になっています。今までは1000ptあっても、TOP5に入ることすら厳しかったエッセイジャンルが、なぜここまで低迷してしまったのか。
今日はその部分に焦点を絞って考えていこうと思います。
まずエッセイジャンルの投稿数を見てみましょう。
12月1日から31日までの間に投稿されたエッセイの数は、663作品です。
それに対し、2月1日から2月29日までの投稿数は647作品です。
あれ?意外と投稿されてるじゃん。
そう思った方も沢山いらっしゃると思います。
しかし、これは連載エッセイも含めての投稿数です。
短編エッセイに絞って投稿数を見てみても
12月:580作品
2月:549作品
大きく変わらないのです。
しかし投稿数は変わっていないにも関わらず、月間ランキングはこのように変わっています。
12月:1位 2608pt
2位 810pt
3位 678pt
2月:1位 594pt
2位 480pt
3位 406pt
なぜ作品数は変わっていないにも関わらず、評価の数が少ないのか。
そこに着目して考えていこうと思います。
1.ランキング制度の変更
これがエッセイジャンルに投稿された作品の評価数が減少した最も大きな理由だと思います。
少しだけ評価されれば、誰でも表紙に載れるように、表紙のランキングが月間から週間ランキングに変更されました。これにより、本来であれば面白いエッセイが1ヶ月ほど掲載される月間ランキングを見る人が少なくなってしまいました。
これによって、ランキングに載っても1週間しかポイントが伸びないため、多くの作品があまり評価されないまま終わってしまいます。
他にも、ランキングが連載と短編で分けられてしまったことから、今まで人気だった短編エッセイも評価されることがなく、連載の方へ読者が傾いてしまいました。
これにより、好きなエッセイストさんの連載エッセイだけを見て、短編エッセイを読まないという読者さんも増えているでしょう。
2.有名エッセイストのなろう離れ
これも少し大きい部分ではあると思います。
11月にあった「集まれエッセイ企画」
この企画で数々のエッセイストさんが、新作を書き、投稿するという祭りになっていましたが、それ以降、エッセイを投稿していない方も数多くいます。
また、毎日投稿を続けていたソウ マチさんもアダルト広告が嫌だという理由で、エッセイジャンルから姿を消しました。
このように、他の影響により、エッセイを投稿しなくなってしまった方もたくさんいます。
私自身もエッセイの投稿頻度が落ち、かつては5日に1作は投稿していたエッセイも、今では1ヶ月に3作程度です。ランキング制度の変更により、モチベが下がって書かなくなった作者さんもきっと多いでしょう。
3.評価者の減少
ランキング制度が変わることによって、評価者も減少していきました。
ランキングが見にくくなり、どうしても人気作にたどり着くまでに一手間かかってしまいます。
それにより読者は「エッセイの質が下がった」と思われるかもしれませんが、いいエッセイが埋もれてしまったんです。
50位以下は別ページになり、100位までに載っても、pvは全然増えません。
だからこそ、評価者も減少するんです。
それでは、この状況でエッセイジャンルの活気を取り戻すためにはどうするべきでしょうか。
それは、短編エッセイの投稿数を増やすことです!
短編エッセイは比較的評価がされやすく、ランキングにも載りやすいです。
短編エッセイを投稿し、ランキングを新着の短編エッセイで埋めることで、少なくとも去年くらいの賑わいには戻れます。
勿論、ハイファンが1番盛りあがっていた時期ほど、エッセイジャンルの活気が戻ることはおそらくないでしょうが、少しでも楽しいエッセイが多く読めることを待ち望んでいます。
読んでいただき、ありがとうございました!
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