表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瑠壱は智を呼ぶ  作者: 蒼風
カウントダウンSS
8/36

連載開始まで後1日/西園寺瑠壱・山科沙智

※本稿は『瑠壱は智を呼ぶ』が連載開始するまで毎日更新されるカウントダウンSSです。

※メタ空間となっております。作中の出来事とは一切関係がございませんのであらかじめご了承ください。

西園寺(さいおんじ)瑠壱(るい)「『瑠壱は智を呼ぶ』連載開始まで後1日……つまりは前日。本日の担当は俺、西園寺瑠壱と」


山科(やましな)沙智(さち)「山科……沙智です。よろしくお願いします」


瑠壱「山科」


沙智「は、はい、なんでしょう?」


瑠壱「そんな深々とお辞儀しても、俺しか見えてないぞ」


沙智「はっ!そうですよね。忘れてました」


瑠壱「大丈夫か?」


沙智「大丈夫、大丈夫です」


瑠壱「(これは大丈夫じゃないな……)そうだな……じゃあ、2人にとって、共通の話題について話すか。それならスムーズにいくだろ」


沙智「共通の?」


瑠壱「そう。例えば『間違いだらけのハーレムエンド』とか」


沙智「あ、いいですね。『まちハレ』ですか。それならなんとか話せそうです。とは言っても私は別にそんな詳しいわけじゃないんですよね。『まちハレ』。一応これでもアニメ版の声優をやらせてもらってますけど、それもほんとたまたまっていうか、偶然っていうか、それもまた面白いところなんですけど。っていうかそもそもなんで声優なんか公募したんですかね。私、ちょっとショックだったんですよ。だって原作ではあんなに素晴らしい声がついていたのに、それが変わっちゃうなんて原作ファンの人からしたらブチギレ案件じゃないですか。それを私がやるってなったと気は本当にどうしようかなって思って。それでも何とか頑張って演じてみたんですけど、それで逆に色んなお仕事を貰っちゃったりして。私としては『まちハレ』の素晴らしさだけ世の中に伝わればいいかなって思ってるんですけど、どう思います?」


瑠壱「おおう……」


沙智「あ、ご、ごめんなさい。ちょっとしゃべりすぎちゃいましたよね」


瑠壱「(ちょっとじゃないんだよなぁ……)ま、まあ、喋れないよりはいいんじゃないか。なんか重要なワードをさらっと口走ってた気もするけど、それはまあいいや。おいおい分かることだしな。しかしまあ、山科は『まちハレ』好きだなぁ……いや、俺も好きだけどさ」


沙智「『まちハレ』はバイブルですから」


瑠壱「バイブル、と来ましたか」


沙智「ええ。この世に物語って色々あると思うんですよ。でもあれほど素晴らしいものってなかなかないと思うんです。ですから、そう!教科書にしたらいいんです。創作に関わる全ての人がプレイすべきものとして、必修にしましょう。良いと思いませんか?」


瑠壱「まあ、確かにあれをプレイしてほしいよなって作家はいるなぁ……」


沙智「ですよね?だからやっぱり教科書にするべきなんです。代○木アニメーション学院でも採用するべきだと思います。なんでそうしないんだろう……」


瑠壱「ま、まあ変革には時間がかかるからな。おっと……そろそろ持ち時間は終わりに近くなってきたな」


沙智「あ、そ、そうなんですか?なんだか全然上手く喋れなかった気がします……」


瑠壱「(嘘ぉ……)い、いや、大丈夫だったと思う、よ?少なくとも俺には熱意が伝わってきたし」


沙智「ほんとですか?(ぐいっ)それならよかったです」


瑠壱「ちかいちかい。と、まあ、こんな感じの話が展開されたりされなかったりする『瑠壱は智を呼ぶ』。連載開始まで後1日。よろしくな」


沙智「よ、よろしくお願いします。あ!ついでといってはなんですけど『まちハレ』もよろしくお願いします。まずはPC版からやってほしいですけど、ハードルが高いよって人はアニメ版もほんとに出来がい」

※次回更新は明日(6/15)を予定しております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ