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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第一章 ファントムサモナー
9/201

#9はじめてのちこく

じ、時間が無くて文章がすくない…………だと!?


九話です。この不足分はいつか取り返します。

よろしくお願いします

「めっずらしいねー☆レイン君がバイトに遅刻するなんて、初めてじゃなーい?」


おいらの目の前でそういった金髪の女の人はバイト先の()()のリオンさんだ。


ちなみに年齢はあちらの方が上で身長もあちらの方が上だが、バイトで先に働いていたのがおいらの方なので後輩なんだぁ。


ここは料理店『ハシツル』おいらが二番目に入ったバイト先だ。


「そうだね、レイン君はこの五年間一度も遅刻しなかったからね。風邪での休みはあったけれど」


厨房の奥から筋肉隆々の漢、店長が出てきた。


「店長さん、ごめんなさい。おいら、ちょっと色々あって遅れちゃったよぉ」


「構わないよ、たまにはそんな日もあるだろう。それより少し人手が足りていなくてね、手伝ってくれるかい?」


「もちろんですよぉ!」


おいらはそう言うと厨房に入った。

一方ヴァイスは


「ええー☆マジィー?この娘レイン君の悪魔ちゃん?ちっちゃくてかわいいー☆」


「鬱陶しいわよアンタ!!焼き殺すわよ!!」


「恥ずかしがっちゃってー☆かわいいー☆」


リオンに揉みくちゃにされていた。






「よっと、ほいっと」


おいらがフライパンの上でくるくると食材を炒め、お皿に盛り付ける。


「完成野菜炒め~、店長。持ってってくださいー」


「あいよー」


「よっと、へぇっと」


「完成オムレツ~、リオンさん。持ってってー」


「了解~☆」


「ほいっと、めぇっと」


「完成ボロネーゼ~、ヴァイス。持ってってー」


「何でワタシも?!」


「嫌なの?」


「当たり前よ!ワタシ、今の体じゃお皿が重いのよ!」


「そうかぁ~、残念だなぁ~。仕事をすればまかないが貰えるのに~」


おいらはそう言って悲しそうな表情を作る。


「し、仕方ないわね。手伝うわよ!まかない目的じゃないからね!!」


そう言って笑顔で接客するヴァイス。


後にヴァイスのスマイルを求めに来る客が増えたとか。




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