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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第三章 白の陰謀と黒の愚策
89/201

#88 クレアの奮戦

忙しくて中々書けませんでした………失踪ではないです。


八十八話です、よろしくお願いします!


この襲撃パートは後3,4回で終わる予定です。

「おやおや、その手に持っている魔剣の柄からして……………セアリアス家のご令嬢と言ったところかな?」


「その博識ぶり………流石は悪魔様ですわね………いえ、悪魔卿………だったかしら?」


クレアは言葉は丁寧で相手を褒めているもののその雰囲気は盛大に煽っているように感じられる。


カロスもそれには気付いたようだが、だからといって挑発に乗ったりはしない。


「悪魔卿なんて称号あっても無くてもどちらでもいいさ………それよりも………」


カロスは笑顔をさらに歪め、圧倒的なオーラを放つ。


「僕はキミの出身にとても興味が湧いた…………今ものすごく高揚している………!」


カロスは妖艶に頬を染めながら舌なめずりをした。


その姿はまるで獲物を狙う虎とでも言おうか、その眼光はクレアを捉えて離さない。


「そう、私も貴女と同じだわ。今ものすごく」


クレアはレインをチラリと見るとお返しと言わんばかりに眼光を鋭くしてカロスに殺気を飛ばす。


辺りの地面が揺れ始める。

両者の覇気が高まり、ぶつかりあっているからだ。

地面を揺らすとなると、当たり前であるが、相当のエネルギーが必要となる。

つまり、カロスとクレアの覇気は地面を揺らすほど強いと言うこと。


もう戦いの火蓋は切れ落ちる直前だ。


「殺意が芽生えているわ」


クレアが先行して動き始めた。

美しい縮地から繰り出される剣はまた美しく、カロスの首もとを捉える。

が、カロスもそんな一撃では殺られはしない。

素早く戦斧で剣を受け止め、鍔迫り合いになる。


「やはり思った通りだ!!キミはまるで彼の写し絵のようだ!!」


「何が!」


クレアが押しきり、カロスが後ろに下がる。

パワー負けというよりカロスが力を抜いたようだ。


「キミも知っているんだろう?自分の家系の歴史とか」


カロスの言葉にクレアの瞳が僅かに揺れる。


「セアリアス·フェイジョア」


さらにクレアの瞳が揺れる。


「やはり彼の子孫で間違えないみたいだね」


クスクスと笑うカロスにまた大きく踏み込んだクレア。

そして剣を振り上げるが、カロスもそれに応じ、接近戦に持ち込む。


「キミはやはり面白い。」


「あら、そう!!」


剣閃が速くなっていく。

あっという間に十合、二十合と打ち合いが続く。




おいらは目の前には起こっている出来事に呆けてしまっていた。


クレア先輩とカロスで繰り広げられる高速の打ち合い。


今、この場にあの戦いに参戦できる人はいない。

おいらは今まで『ファントムサモナー』を使ってきたけんど、これほどまでに高度な戦いは出来ない。


そう、この2人はただ剣を交わらせているわけじゃあない。


よく見ると相手を出し抜くために小出しで魔法を使っている。


互いが互いを牽制し、互いが互いを出し抜こうとする。


そんな戦いをみていたおいらは何も出来ない無力感に、苛まれた

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