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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第三章 白の陰謀と黒の愚策
81/201

#80 覚醒石の力

今回からあとがきにキャラのステータスを不定期で載せていこうと思います。

作者の気分次第でいきますのでステータスを開示して欲しいキャラがいればコメントで教えてください。開示できるキャラは優先的に載せます。


八十話突破!これからもよろしくお願いします!

「………悪魔卿にお褒め頂けるなんて光栄ですね☆」


リオンさんが鋭い目でラディを睨む。


「フハハ、そうだな………貴様は優秀な指揮能力を持っているようだ。物理、化学にも精通していて計算力も高い。俺の配下にならないか?厚待遇で歓迎しよう」


「あは☆断ったらどうする?」


「そうだな…………見せしめとして殺そうか」


不穏な言葉に聞き耳を立てていた乗客達が後方と前方の車両に逃げていく。

ラディは乗客などどうでも良いのか、逃げる乗客を止める素振りは見せない。

じっとこちらを観察している。


「そうだねぇ………☆」


リオンさんは悩む素振りをして、おいら達に戦闘態勢に入るように指でサインをだす。


これは相手に分かりにくいように決めたレイン組のサインだ。


十分に間を取ったリオンさんはようやく口を開く。


「や☆だ☆」


リオンさんの返答を聞いたラディは待ってましたと言わんばかりに急接近してくる。


それをおいらとカフ君で止め、ラディを押し返す。


「フハハハ、貴様ら少しはマシになったようだな………これは楽しめそうだ」


ラディの覇気がドッと溢れ、列車が大きく揺れるとおいら達の乗っている車両の窓ガラスが割れていく。


「さて…………殺ろうか」


ラディの顔が羊に変化した。

黒服を脱ぎ捨て、白い服を纏い大きな翼を生やした体を現す。


「カフ君、短期決戦で一気に決めるよ」


「了解っす!!」


カフ君が先行してラディに斬りかかり、その間においらは右手の甲に左手を当て、武装の装着にかかる。


「装着!<上級悪魔>エーデルヴァイス!召喚(サモン)!!」


召喚(サモン)!DEVILWARNING!!』


黒い嵐がおいらを包みやがて晴れる。

甲冑はいつもと変わらず黒光っている。


『ご主人、さっき取り込んだ覚醒石がどう作用するか分からないわ、慎重に戦うわよ』


「うん、そうだね」


おいらは両腕部から噴射口を出して、ラディに向かって急加速する。


丁度カフ君が切り払ったところに飛び込んで拳をつきだす。


しかし、その拳は難なく受け取られてしまう。


「さっきの覚醒石の味はどうだった?カランコエ・レインよ」


「やっぱりあれは!」


「ああ、そっちのお嬢さんが言う通りだっ!」


ラディはそう言うとおいらを真上に打ち上げる。


車両の天井を突き破り、おいらの身体は空中に放り出される。


「ふん!」


ラディは一声放つと思いっきり飛び上がっておいらの真横までつくと、回し蹴りでおいらを蹴飛ばす。


「アニキ!」


「先輩!追いかけるよ、カフ!」


「了解!」


カフ君とリオンさんもおいらを追いかけるように魔法を上手く使って汽車から降りるとラディを追う。


『不味いわご主人!さっきの攻撃で腕の噴射口が潰されたわ!』


「追い付いたぞ」


ラディが翼を駆使して空中に投げ出されたおいらの真上まで来て、拳で突き落とす態勢に入る。

このままだと空中から突き落とされてしまう。

流石の『ファントムサモナー』でも耐えられない。


『仕方ないわ!ご主人!覚醒石を使うわよ!』


「どうやって!」


『ガルガンチュアと同じようにWEAPONCREATEでいけるはずよ!』


「分かった!」


「終わりだ!カランコエ・レイン!」


拳が迫る、おいらは右手を付き出して右手の甲を自分に向けて左手を甲に添える。


ラディの拳を手のひらで受けて、その威力で身体が地面に向かって急降下する。



一か八か、おいらは叫んだ。


「武装!!<強化>覚醒石!!召喚(サモン)!!」


おいらの甲冑が虹色に輝きだす。


『VERSION UP!!AWAKENING STONE!!』


すると足裏とふくらはぎと肘と背中から噴射口が現れ、一気に点火される。


そして、全エネルギーを噴射口に集約させ、おいらはブレードを腕から出すと、ラディに斬りかかる。


「てやぁぁぁぁあぁ!!」


先ほどまでとは比べ物にならない超加速をしたおいらはラディの背後に一瞬で回り込むと、背中を噴射口のジェット推進で加速されたブレードでラディの羽を斬って弱らせると、ラディの腰に踵落としを決める。


今までの戦闘経験のお陰か、新しく出来た噴射口での空中戦にも何とかついていけてる!


おいらはラディを追うようにして急降下して、お返しとばかりにラディの横っ腹を蹴飛ばす。


そしてその先には


「今だよぉ!カフ君!!」


「了解しやした!!」


カフ君とリオンさんが待機していた。


「カフ、強化魔法をかけるね☆」


「ありがてぇ……よし!」


カフ君が背中の大剣を抜いて構える。


「食らえ!『バスターソード』!!」


カフ君の渾身の一撃がラディに決まり、ラディは勢いを落とすことなく、後方の岩に激突する。


「ぐ…………中々やるようになったじゃねぇか……」


人間の顔に戻ったラディは頭から血を流しながら立ち上がる。


「まぁいい、貴様ら。次は殺す」


そう文句を言い残したラディは黒い嵐に包まれてどこかへいってしまった。


「どうにかなっ…………た」


おいらは地面に降りて、噴射口をしまう。

すると強制的に武装が解除されて、おいらからヴァイスが弾き出される。


なんだか、身体が重くて、息が苦しい………。


そしておいらの視界は暗転した。

レン


種族:人間

年齢:12歳

性別:女

階級:平民

推定戦力:C+

適性:魔法使い、弓使い

主な職業:学生、レイン組第三作戦班副班長

主な能力:技能 テレパシー

主な使用武器:クロスボウ

特技、得意魔法:通信魔法、魔法制御

趣味:グッズ集め、ランニング


こんな感じで書いていきます。


コメント、評価を頂けると作者が嬉しさでチキータァァをします



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