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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第三章 白の陰謀と黒の愚策
77/201

#76 オシオキターイム☆

七十六話です、よろしくお願いします!

「いやぁ、すいやせんいきなり居なくなっちまって」


そう笑うカフ君をよく見ると、学ランはボロボロで、大剣も幾つも傷が付いていた。


「まぁ、見といてくださいや。俺のォ………成長した姿を!!」


おいらはリオンさんから回復魔法を受けながらカフ君に視線をおくる。


「ギリャァァァァァァア!」


ますます興奮したトリムーは角をカフ君に向けて突進を仕掛ける。


しかし、カフ君は慌てること無く大剣を構えると、角を切り飛ばす。


「ギリャァァ!!」


カフ君は苦悶の雄叫びをあげるトリムーに間髪をいれずに斬撃を加える。


「ギリャァァ!!」


「ふんっ!!」


「ギリャア」


「せいやっ!!」


「ギ」


「でぁぁぁぁ!!」


そして、四度目の攻撃でトリムーの動きが完全に停止する。


「駆除完了………!」


カフ君が満足そうにそう言っていると後ろからツカツカとリオンさんが近づいていく。


「説明………してくれるよね?」


リオンさんの表情はこっちからは見えないけんど、カフ君が青ざめて気圧されている。


「あ、その、えと」


しどろもどろになるカフ君にどんどんリオンさんが詰め寄る。


「し、て、く、れ、る、よ、ね?」


「はぃぃぃ………」


さっきまでの勢いが嘘かのようにヘナヘナとリオンさんの前に正座するカフ君。


「じゃあまずは………」


三時間後


「なる程ね………あたしぃ、分かった☆つまり断罪だね☆」


「リオンさん!早まっちゃダメェーーー!!」


いまおいらは魔法でカフ君にオシオキをしようとするリオンさんを必死に止めていた。


何でもカフ君はリオンさんに『探さないでくだせぇ、さようなら』と意味深な置き手紙を置いて出ていったらしい。

リオンさんに書き置きを残したのはリオンさんがレイン組の中で指揮官的な立場だかららしい。


そして、当のリオンさんはガルガンチュアに取り込まれた時もそうだったけんど、元々悩みを抱えやすい体質なのでカフ君の置き手紙で自分が早く現場に行って指揮を取れば………と思い悩んでいたらしい。


その為、リオンさんはケロッとしているカフ君に相当腹が立っているらしく、今にもカフ君に魔法をぶつけそうな勢いだ。


「す、すいやせんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「だめ☆絶対に許さないよ☆」


「リオンさん!落ち着いてくんろ!」


このやり取りはかれこれ20分程続けている、そしてヴァイスは安全な所からニヤニヤとにやつきながらこのやり取りを観察していた。


「中々面白いわね、この会話」


「そんなこと言ってないで手伝ってよぉ………」


「やーよ、めんどくさい」


おいらの願いは儚く消えた。


「アハハ☆そーれっ☆」


しまった!ちょっと目を離した隙に!


リオンさんの打った火球がカフ君に飛んでいく。

そして着弾すると、一気に爆発した。


「ギィヤァァァァァア」


さっきのモストロに勝るとも劣らない絶叫が、竹やぶに響き渡った

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