#68 南の地?
2日連続で寝落ちして中々書けませんでした………
六十八話です、よろしくお願いします!
「カフ君の行き先が分かったぁ?!」
おいらは思わずリオンさんに詰め寄る。
「アハ☆そんなに詰め寄ってちゅーでもしたいの~☆?」
「わわ、ご、ごめんなさい!」
おいらは近づき過ぎた事に気づいて即座に離れる。
は、恥ずかしい!
「そんな顔マッカにしてかわいい☆」
リオンさんがおいらをからかいながら説明を続けてくれる。
「カフっちは国境沿いの森まで修行に行ったみたいだね☆あそこ、確か汽車で1日ちょっとくらいだったはずだから」
1日近くで行ける国境沿いといえば、南の方だ。
南には森から始まり広大な草原や雄大な山など自然が広がっている。
それゆえにその地域の動物や魔物は独自の進化を遂げており、陸の孤島としばしば呼ばれる。
「じゃあカフ君はそこに修行に…………?」
「多分ねー☆でもそんなに安全なところじゃないしぃ~今度の連休で迎えに行かない?」
おいらはその提案に少しの悩んでしまう。
例年ならここで学費分をかなり稼いでいるからた。
でも、やっぱり心配だなぁ………
「うん、分かったぁ、おいらも迎えに行くよぉ」
「うん☆じゃあコレ☆」
リオンさんはお金の入った封筒を渡してくれる。
「?これは?」
「バイト代っ、あたしぃ、学園長と顔見知りぃ~?ていうかオトモダチ?だから、資金と生徒を探す仕事の報酬をね☆」
こ、この分ならこの連休分くらいある……!
おいらは受け取るか少し迷ったけんど、リオンさんに目線で促されてありがたく受け取った。
「ありがと、リオンさん」
「………ふふ☆どういたしまして☆」
おいらの感謝にリオンさんはニッコリと笑った。
「ゼッッッタイいるわよ!!」
「いらないよ!絶対にいらない!」
数日後……おいらとヴァイスは旅の準備をしに市場に出ていた。
「旅に使わないでしょお!ホイップクリームなんて!」
「仕方ないじゃない!アタシ最近甘いもの食べないと元気でないのよ!」
「尚更ダメだよぉ?!」
駄目だ、完全に依存している。
おいらが最近めんどくさくなってケーキばっかり作ってたからかなぁ………?
その時おいらの脳裏に閃光が走った。
そうだ!
「ねぇヴァイス、羊羮って知ってる?」
「よう………かん………?!」
「そう、最近甘党の人達に人気なんだぁ………どう?気になるぅ?」
「………………うん」
「それを作るならホイップクリーム諦めないと行けないんだけどぉ」
「ご主人、やっぱり買うの止めておくわ」
ヴァイスはそう言って商品を元の場所に戻す。
「うん、偉いねぇ~」
おいらはヴァイスを肩にのせると羊羮の材料を買いに別の市場に向かった。
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