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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第三章 白の陰謀と黒の愚策
64/201

#63初めての作動

昨日寝落ちしてしまったので………

少し長くしました、六十三話です、よろしくお願いします!

おいら達『レイン組』が発足してから2週間が過ぎた。


この2週間は色んな事が立て込んでて一瞬で過ぎ去ったように感じる。


部活としての方針は決まったものの、まだ生徒会に認められただけなので方針報告書を書く必要性があった。

シュウビ先輩曰く新興の部活を放置しておくと大した活動をせず教室にたむろうだけの者達が出てくるだからそう。


次に簡易的な通信用の魔道具を作成していた。

おいらの魔力は限りなく少ないから魔道具に必要な魔力を込める事は出来ないけんど、その媒体を作ることに関しては手伝えたから皆と一緒に石を砕いて削って砕いて削ってを繰り返していた。


そうして出来たのが通信魔道具の『リオン☆キャッチ☆』だ。

これはモストロを発見した組員が魔力を込めるとリオンさんの元に伝わってそこから皆にモストロ発見の信号が伝わると言っていた。


因みにおいらは魔力を込めても弱々しい反応しか出なかった。


ともかく、この魔道具のお陰ですぐにモストロを発見して、いち早く応援が駆けつけられるようなった。


ビビビビ………


「うん?」


おいらが学園の中庭で昼食を取っていた時、早速『リオン☆キャッチ☆』に受信が入った。


「モストロね、行くわよ!」


「うんっ」


石に表示された地点へ向かっていく。


5分ほど走って弓の訓練場にたどり着く。


「ぐはぁ!!」


レイン組の組員が負傷しているのをみたおいらは急いで駆け寄って起き上がらせる。


「大丈夫!?」


「く、組長……アイツ……今までのモストロとは比べ物にならない位強い……です」


組員ががくりと意識を失う。


「!!起きて!死んじゃだめだよぉ!」


「ご主人大丈夫、気絶しただけだわ」


ヴァイスの言葉においらは胸を撫で下ろす。

おいらは先程からものすごいプレッシャーを放つ存在に目を向ける。


「あれ……?」


それは『ファントムサモナー』を手に入れた時に戦ったあのカマキリのモストロだった。


「おかしいわね、あのカマキリのモストロはそこまで強くなかったはずだけれど」


「パワーアップしたのかなぁ………?」


「まぁ良いわ!アンタ!ちゃっちゃと倒しちゃうわよ!」


「う、うん!」


おいらは左手の甲に右手を置く。


「装着!上級悪魔<エーデルヴァイス>!!召喚(サモン)!!」


召喚(サモン)エーデルヴァイス!DEVILWARNING!!!』


無機質な声が響き、おいらの体を黒い嵐が包む。


「キルルルルル」


「こいっ!!」


カマキリのモストロが鎌を下から振り上げてくる。


速い!!


「クッ!」


「キシャラァォォ」


すかさず上に置いていた鎌を振り下ろしてくる。


おいらはそれを避けきれず、腕で受ける。

するとおいらの体はその衝撃を吸収しきれず地面に叩き付けられ、背後にクレーターが出来た。


『な、なんて威力なの……!』


ヴァイスが狼狽えている。

だけんどそれはおいらも一緒だ。


「ッ!!ブレードッ!!」


両腕からブレードを取り出し、鎌を払う。


1メートル程めり込んでいたようだ。


「…………前とはパワーもスピードも段違いだ」


『長期戦は危険ね、一気に決めるわよ!』


「うん!」


おいらはブレードを構え、姿勢を低くする。


「ふぅぅぅ……」


カマキリのモストロが走ってきているがお構いなしに集中する。


「ふぅぅぅぅぅぅ!!」


焦点をモストロに絞り、そこ以外の景色が消える。


「必殺!ツインソードストライクッッ!!!」


おいらのブレードがモストロの胴体を捉え、真っ二つにした……はずだった


「キシャァァァァァァアアオ!!」


背後から咆哮が聞こえて、すかさずブレードで後ろから迫る鎌を防ぐ。


『あの攻撃を耐えたの!?ただのモストロが!?』


明らかに強くなっている。

おいら達だって成長したのに、このモストロにはそれが通用していない。


「キシャラァァァ!!」


鎌が高速で振られる。


おいらはそれを紙一重で避けようとするが少しづつ当たっていき、ダメージが蓄積する。


このままでは不味い。そう思ったときだった。


「グシャリ」


モストロからそんな音が聞こえた。


見ると薙刀でもののみごとに切られている。


驚きを隠せないままモストロの後ろを見ると。


「クックックまたあったな、『ファントムサモナー』の使い手………いや繰り手よ!」


灰色の鎧がそこに佇んでいた。

コメント、評価を頂けると作者が嬉しさで高層ビルからバンジーします

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