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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第二章学園祭
61/201

#60 エピローグ2

二章も終了ですね、丁度六十話突破です、よろしくお願いします

「おい、アップデートは上手く行ったのか?」


ラディが目の前の白衣の男に食いぎみに話し掛ける。


「ククク、心配ない。見事に成功だククク」


不気味に笑い続ける白衣の男を見て、ラディは不快感全開の顔をする。


「あぁ、そうかよ。それなら良いんだ。だが、カガリはお前の改造した人間だろ。何で感情なんて持っていやがったんだ、お陰で危なかったんだぜ」


「ククク、それはワシにも予想外だった………良いデータが取れたよ!!」


「ケッ!言ってろクソ野郎」


ラディは白衣の男に一つ睨み付けると、席を立つ。


「おや、どこへ行こうというのかね?」


「てめぇと同じ空気を吸いたくねぇだけだ」


白衣の男はそう言われるとニヤリと笑い、何粒かの種を取り出す。


「そんなことを言ってもよいのかな?ワシはこのクスリを作っているのだぞ?これがないとモストロが作れないじゃないか?」


種を手のひらでコロコロ転がして挑発する。


「チッ!」


ラディは舌打ちを残して去っていった。


「ククク、やはり彼は面白い」



ラディは苛立ちから早歩きで施設の中を歩いていた。


「あー、腹立つ。何だよあのクソ爺。いつか殺してやる」


怒りのせいか、頭に羊の角が生え始めている。


「っと、あぶねぇ。角が出るとこだった」


ラディはそれに気付き、角を収める。


「随分と苛立ってるね。ていうか最近イライラしすぎだよ」


「あぁ?………カロスか」


「おーおーコワイコワイ」


カロスは怖いよーと頭を手で守る仕草をする。


「ラディもそろそろ『昇華』すれば良いのに」


「………俺ァやらねぇよ」


「勿体無いねー、折角資格があって、才能も十分なのに」


「アレをすると、自分の中に神を宿すことになる………そんな顔も知らねぇ奴を信用出来ないね」


「ふーん、心配性だね~」


カロスは興味無さそうに相槌を打つ。

その態度にラディの額に血管が浮き出るが、何とか我慢する。


「まぁ、いいや。あ!それよりラディに伝えることがあったんだよ」


「何だ?」


「晩餐会が開かれる。残りの六仙も戻ってくる」


「何?!」


ラディは思わず大きな声を出す。

それを見たカロスはクスクス笑う。


「…………アイツも戻ってくるのか?」


「当たり前だよ、キングが戻る」


天から落ちたような衝撃をラディは受けた。


そして、天井を仰いでこう呟いた。


「何でこのタイミングなんだよ」

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