表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔使いの落第者  作者: Bros
第二章学園祭
57/201

#56学園祭 上

五十六話です、よろしくお願いします!

「いらっしゃいませー!こちらドキドキ☆メイド喫茶でーす!」


「今日のお昼からライブステージを行いまーす!来てくださいねー!」


「おにぎり屋~おにぎり屋~おにぎりはいらんかね~」


「よ!べっぴんさんじゃねぇか!どうだい!うちの射的試してみないかい?」


久しぶりに活気付いた学園に私の心は少し踊った。

今日は待ちに待った学園祭。

生徒会執行部員である私、クレアはラブラブな会長と副会長にデートを安心してしてもらうべく見回りを請け負っていた。


生徒会のメンバーは皆、会長と副会長の事を尊敬していて、2人には上手くいって欲しいと願っている。


だからこのような生徒会の出番の多い行事の時は私達が仕事を請け負うことが大半だ。


「今回の学園祭も賑やかね~……………あら?」


私がそうぼやきながら歩いていると見慣れた後ろ姿を見つけた。


「ヴァイスちゃん!ご機嫌よう!」


私は小さなヴァイスちゃんの体を優しく抱き寄せる。


「げっ!く、クレア!?ち、ちょっと放しなさいよ!」


「はぁ~~久しぶりの小動物補給……………♪」


「ワタシは悪魔よ!!小動物じゃないわよ!」


ガミガミ怒るヴァイスちゃんもかわいい♪


一通り堪能したあと私はヴァイスちゃんを解放した。

ヴァイスちゃんは疲れきってしまっていた。


「そう言えばヴァイスちゃん、さっきは何をしてたの?」


「ぜーはー、ぜーはー、ぜーはー、え?あ!」


ヴァイスちゃんは息を整えるやいなやしまったというか顔をすると、聞き捨てならない言葉を言った。


「ワタシ、ご主人の猫カフェの看板スイーツを食べに行かないと!」


「なんですって!?」


猫カフェ!?行かない手はない!


「行くよヴァイスちゃん」


私はヴァイスちゃんの体を手で包む。


「え?え?」


「しっかり掴まってて!!」


「どこを掴めって言うのよーーーー!!」




「よし、着いた!」


「ハァ……………ハァ……………ハァ…………ハァ…………ハァ…アンタ、ワタシよりも悪魔してるわね…………ハァ…」


「そんなことよりも入ろ!」


私の猫ちゃんが待ってる!


「ハァ…でもアンタ………ハァ………今日は見回りが…………ハァ………あるって言ってたじゃない」


「さっき連絡を入れたから大丈夫!」


私は通信魔法の呪文式のメモを見せる。


魔法は呪文式を書いてフルバージョンの詠唱をすれば大抵は使うことが出来る。

通信魔法も一方的なら大体誰でも出来る。


「その為にわざわざ書いた呪文式を使うなんて…………狂ってるわ………」


「狂ってるくらいが丁度良いのよ!さ、入りましょ!」


そう言って私は教室のドアを開ける。


そこには



「にゃあ?」


「んはぁあぁぁぁ!かわいいいいいいいいい!!」


「に“ゃ“っ?!」


「はぁ~もう可愛い!死んじゃいそうな位可愛い!」


店員が若干引いてる気がするが、気にしない。

今はこの白い毛並みの子を撫でまくる!!


「お、お客様、ご注文は…………」


「え?じゃあそのAセットってやつで頼むわ!」


「は、はいかしこまりました。ではごゆっくり」


注文を聞くと店員はそそくさと厨房に戻っていく。


「全く、アンタ少しは落ち着きなさいよ」


遅れてきたヴァイスちゃんが私の目の前のテーブルにたどり着き、早速ジャンボパフェを頼んでいる。


「至福…………」


「駄目だ、これ聞いてないわね」


私は夢中になって猫を撫でまくるのだった。

コメント、評価を頂けると作者が嬉しさでアマテラスを呼びます()

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ