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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第二章学園祭
56/201

#55男同士の語らい

1日空いてしまいすいません。

勉強が詰まっていました…………

新作も書き始めたので、そちらもよろしくお願いします!


五十五話です、よろしくお願いします!

おいら達の部活の設立が決定した。

とは言ってもこの前の襲撃のせいで出し物が駄目になったクラスが多く、学園祭が1週間先延ばしになってどたばたしている。

当たり前だけんど、おいら達の部活は後回しだ。

生徒会も色々忙しいみたい。


そう忙しいはずなんだ


「だからね、俺はこう言ったんだ『俺に惚れて欲しい』ってね」


「は、はぁ……………」


おいらは何故か生徒会長のシュウビ先輩と学園内のカフェテリアにいた。

おいらはカツカツな生活を送っているからあんまり使わないけんど、生徒には人気のスポットだ。


お昼ご飯を食べるもよし、友達とお茶を嗜むのもよ

し、勉強するもよし、ちょっとしたイベントをするもよしと中々融通の効く場所だ。


そんなカフェテリアでジョッキに並々と入れたソーダを呷りながらおいらに許嫁であるエアリアス先輩との惚気話を延々と聞かされている。

ヴァイスはとっくの昔に逃げ出した、今頃家で作っておいたお菓子でも食べているだろう。


生徒会で談判してから1日経った今日。

お昼休みに生徒会長からの呼び出しを受けて向かってみればあっという間に捕まった。

腕っぷしでも実力者のシュウビ先輩から逃げられるはずもなく、情けなく引き連れられたのだ。


「いやぁ、その時のエアリの可愛さと言えばもうそれは……………っと、少し話過ぎたかな?」


「あ、いえ、そう言うわけでは…………」


一応気を使う。正直に言えばそろそろ頭が痛くなってきそうだ。


「気を使わなくて良い、元々今日は君に大事な用事があったんだ」


よ、ようやく終わった……………


おいらは心の中で安堵のため息を漏らす。


「単刀直入に言おう、君は何者だ?」


シュウビ先輩の目が鋭くなる。

まるでおいらを値踏みするかのように。


「何と言われてもおいらはおいらですよぉ?」


「あぁ、すまない。もう少し分かりやすく言おうか。君はもう魂を売ってしまったのか?」


「…………」


思わず押し黙ってしまう。

魂を売る────それは悪魔使いの中でも最も危険な行為。

悪魔召喚の際に術者が魂を売るとその場で術者が死ぬか余命が設けられる。

悪魔は契約に忠実に動く性質がある、そしてその契約の代償が大きければ大きいほどその効果は大きくなる。


もし、魂を売ればその悪魔は絶大な力を振るい、最悪の場合、一国を滅ぼすことなんてザラにある。


よって悪魔使いの中では魂を売ることはタブーとされる。


そしておいらは魂を売ってしまっているようなものだ。

実際には『ファントムサモナー』の呪いのせいだが、周りからみれば悪魔との契約と代わりない。


「先程から君の魂がよく見えなくてね、おかしいなーって」


こ、この人は魂を見ることが出来るのぉ!?


それはぁもう負けじゃあないかなぁ?


「……………」


でも一応黙っておく、要らないことを言ってしまえば終わりだ。


「ふふふ、まぁ良いや。君は敵対しなさそうだし」


そう言うとシュウビ先輩はお金をチャリッと置く。


「釣りはいらない。取っておきな」


そう言ってシュウビ先輩は歩き出す。

おいらはそのお金を見てシュウビ先輩の方を向く。


「シュウビ先輩!!」


シュウビ先輩がこちらをチラリと見るように横顔を見せる。


「あの……………っ」


おいらは戸惑った、これを言うべきなのか、はたまた言わないべきなのか。


心の中の葛藤で苦悩するが、おいらは覚悟を決めて口を開く。





「お金足りてません!!」


シュウビ先輩がずっこけた。

そしていそいそと戻ってきてお金の不足分を置いて、そそくさと帰っていった。

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