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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第二章学園祭
52/201

#51新生?!レイン組(仮)

2話投稿が無理だった…………すいません………


五十一話です、よろしくお願いします!

「なぁテリア、アニキからの呼び出し内容何だと思うよ?」


「さァ?分かんねぇけど、兄貴の表情はそんなに強ばって無かったな」


「うーん、俺ぁアニキから呼び出し喰らったの初めてだからなぁ」


カフがぼやくが当たり前である。

なにせいつもは彼らがレインの付きまとうのだ。


「リーダー、そろそろだぜ」


彼らの前方向に大きく手を振るレインがいた。

レイン組(仮)の組員はその姿に微笑ましい眼差しを向けながら歩いていった。



「全員集まったね」


集まったのは総勢30名程。

クレア先輩、リオンさん、レイン組(仮)のいつもの面子だ。


「レイン君、いきなり私達を呼び出してどうしたの?」


手元で猫を撫でているクレア先輩が真面目な顔をしておいらに聞く。

もちろんその猫はおいらが手懐けた。


「えぇと、それに関してはヴァイスから発表するよ」


ちなみに今回の件はおいらもまだ聞いていない。

昨日急に全員集めるように言われたからだ。

おいらの声にヴァイスがおいらの肩かはフワフワ飛んで皆が見えるところに移動する。


「こほん……………アタシが今回アンタ達を集めたのは………………」


ゴクリ、と一同の喉がなる。


「レイン(ガチ)の発足よ!!!!」


「「「ええええええええ!!!!??」」」


「「「「「「いよっしゃぁぁぁぁあ!!」」」」」」


おいら、クレア先輩、リオンさんは思わず驚愕の声を出し、カフ君達からは大歓声が起こった。


何故このような結論に至ったのか、そう聞かれたヴァイスは意気揚々に話し出した。


この間の襲撃では幸い死亡者が出なかったものの、多数の怪我人を出してしまった。

その要因は敵が組織と認識出来ていなかったこと、分配する戦力が中途半端だったこと、各部への伝達が遅かったことである。


もし、通信魔法のような媒体で情報を交換出来れば、新たな敵の参入、今回ではラディのような者をいち早く対処することが出来た。

例え勝てなくても被害は抑えられただろう。


そこで此方も組織を作ろうと言うことである。

元よりレイン組(仮)はあったが、確固たる組織ではなかったので、正式に立ち上げようと言う訳だ。


正に目には目を歯には歯を表したような提案である。


「つーまーり!情報を共有したり、作戦を立てたりするチームを作ってしまおうってワケ!」


「最高だぜヴァイスちゃーん!!」


「よっ、俺らのヴァイス!!」


レイン組(仮)の士気が上がりまくっている。

ヴァイスは手を腰にあててふんぞり返り、どうだと言わんばかりにおいらを見てくる。


「───!───!」


「あ、うん、凄く良い案だと思うよぉ、うん」


皆の剣幕が凄すぎて若干引いてしまった。


クレア先輩も混乱していたようだが、ようやく整理がついたのか手を上げる。


「どうかしたのかしら?クレア」


「私も良いと思うのだけれど、それはいわゆる部活として立ち上げると言うことで良いのかしら?」


学園には幾つもの部活がある。

魔法研究部、剣舞研究部、魚釣り部、卓上遊戯部等。

申請の条件は部員が5人以上で生徒会執行部の許可をもらうというものだ。


「ええ、そうすれば動きやすいじゃない?」


「それは良いのだけれど」


クレア先輩の言葉に皆が耳を傾ける。


「今は部活の立ち上げシーズンじゃあないから、恐らく生徒会長に直談判しないと申請出来ないわよ?」


「え」


「うちの会長、結構ガード固くて有益では無いものには絶体手を出さないから厳しいわよ?」


「で、でも学園の防衛の為だし…………」


「今回の事件、ゴブリン型のモストロは唐突に“消えた”ってことになっているから、その理由は通らないと思うわよ?」


「え……………」


ヴァイスの動きが止まり、ヘナヘナとおいらの肩まで戻ってくる。


「アタシ、良い案だと思ったのに…………」


「ヴ、ヴァイス、まだ作れないと決まった訳じゃないよ?」


おいらはヴァイスをなだめようと声を掛ける。


「ほ、ほら!カフ君達も何か言って────」


おいらが振り向くと、そこには完全に意気消沈して屍になったカフ君達がいた。


「俺たちの夢が…………」


「我、もう生きていけぬ…………」


「なんてこったい……………」


せ、生気がない…………


「クレアちゃん、ちょっとストレートに言い過ぎかな………☆」


「え、え?え?な、なんだかごめんなさい?」


その日学園の広場の一角で屍と化したカフ君達と黄昏るリオンさんとあたふたするクレア先輩が目撃された


おいらは苦笑いをすることしか出来なかった

コメント、評価を頂けると作者が嬉しさで嬉MAXです(?)

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