#25プロローグ2
ね、寝落ちしたぁぁぁぁぁぁ!!
遅れましたすいません!
二十五話です、よろしくお願いします!!
とんかん、とんかん。
軽快なトンカチの音が響いている。
ネリック王国国立学園の闘技場を修復しているの音だ。
学園はネリック王国の中心から北に向かって大きく展開しており、王宮とは町を挟んで反対に位置する。
そんな学園は王都の東にある、小高い山から見下ろす事が出来る。
ヴァイスがいたのも、この山である。
そこに黒服の男が佇んでいた。
後ろには狼のモストロが控えている
「はぁ………あの学園には何やら面倒な奴がいるらしいな………面倒だ、実に面倒だ」
黒服の男はため息をつきながらそう言う。
「最初は『ファントムシリーズ』、それも『プロトタイプ』が復活した事に気が狂ったように喜んだが………ただ邪魔なだけだったな」
男はポケットから3つの種を取り出し、地面に撒くと、魔法をかける。
すると豚、牛、猫のモストロが地面から這い出てくる。
「人間に化けて偵察しろ。あの『ファントムサモナー』の使い手の正体を暴け」
男の声にモストロは一斉に行動を開始する。
「まだ手こずってるのかい?ラディ」
黒服を着た中性的な声の人物が黒服───ラディの後ろに立っていた。
「全く上手く行ってないじゃないか」
「うるせぇな、俺には俺のペースがあるんだよ。」
ラディのその言葉に中性的な声の黒服はやれやれと首を振る。
「ま、僕にはどうだっていいけどね、キミの活躍なんて」
中性的な声の黒服がそう言って挑発する。
「けっ!言ってろ」
ラディはそう言うと黒い瘴気を出しながら消えた。
「やれやれ」
中性的な声の黒服も同じようにして消えた。
誰もいなくなった山には工事の音だけが響く。
とんかん。とんかん。
とんかん。とんかん。
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