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悪魔使いの落第者  作者: Bros
第三章 白の陰謀と黒の愚策
108/201

#107 本隊、侵攻

お詫びの印に二連続投稿です。


さぁてそろそろ役者も揃ってきました。


百八話です、よろしくお願いします!

「うむ………次の裁判どうするか………」


シュウビが珍しく難しい顔をして資料を睨む。

それもそのはず、今日の午後からは2回目のレインの王前裁判が行われるのだ。


ここで全ての採決が決まる。

もしここで死刑や終身刑になろうものならもうレインの助かる手はない。


「むむ………」


悩んでいるとドタドタドタと慌ただしい足音が聞こえてきて、生徒会室のドアが勢いよく開かれ一人の生徒が飛び込んできた。


「おい、ノックをしてから───何があった!?」


ノックをせずに扉を開けた生徒を叱ろうとエアリアスが話しかけたが、生徒の状態を見て、直ぐにそれを撤回した。


「ノックをせず申し訳ありません!『レイン組』第3班の者です!」


「酷い怪我じゃないか……何があったんだ」


シュウビは冷静に組員に質問する。

ここで質問者が焦ると、答える者がパニックになる恐れがあるからだ。


「はっ!王都南と東、そして北よりモストロの大群……いえ!統率された軍隊が王宮とこの学園を目掛けて進行中!『レイン組』が急遽対処していますが、敵軍に『六仙』の存在が3名確認されており、『レイン組』はほぼ壊滅、死傷者は出ていませんが、重傷者多数の窮地に立たされています!」


「何!?レイン君は!」


「牢屋が騎士団本部の地下であり、騎士団本部も壊滅状態の為、王宮から侵入するほか無いのですが、王宮に向かうモストロの数が異常で近づけません!」


「王宮にモストロが押し寄せているのか……不味いな」


「会長、今すぐ教師達に生徒への避難指示と戦闘への参加を要請します」


「あぁ、助かるよエアリアス。準備が終わり次第、こちらも参戦する。君は少し休みなさい」


「はい!失礼します!」


組員が生徒会室から退出する。


「彼のような子を育てられるレイン組は凄まじい組織だな」


「えぇ、全くです」


「……我々も負けていられない……!総員!今すぐこの緊急事態に対応せよ!この学園を、国を守るぞ!」


「「「はい!!」」」


生徒会のメンバーがすぐさま動きだし、学園も慌ただしくなっていく。


「エアリアス、敵の『六仙』はやはり前に報告があったカロス、ラディ、オニオとやらか?」


「いえ、カロス、オニオは確認されたらしいのですが、ラディではなく別の『六仙』がきているようです。」


「名前は判明しているか?」


「はい、名前は……」


───王宮前───


「あなたがオニオ君を手こずらせたという男の子ですかな?」


執事服のようなものを来た老人がにこやかな笑みを浮かべながらそう言う。


「テメェ………ただモンじゃねぇな……」


カフが大剣を抜き、目の前にいる怪物(六仙)に切っ先を向ける。


「はっはっは……ご冗談を。わたしはただの『六仙』メンバー」


過去と未来の探求者(アスタロト)、オズキです」


オズキの額から角が生え、背中からは立派な羽がバサリと開く。


「へっへ……おもしれーじゃねぇの……」


カフは圧倒的強者を前に、武者震いした。

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