#102 王前裁判
長く空きまし………ええ!?2週間!?
ごめんなさい、正直に言います。
ピ○シブで○マ娘の小説書くのにハマってしまった+受験で中々書けませんでした。
実を言うとシリアスというか戦闘無しの真面目な話を作るのが苦手なんですよねぇ、逃げてました、はい。
百三話です!よろしくお願いします!
王前裁判…………それは、この王国で起こった数多の裁判の中でもとびきり強い影響力を持つ裁判。
ある時は敵対国の王や大将の処遇を。またある時は世界を震撼させた大罪人の裁判を行ってきた。
その判決は2度とひっくり返ることはない。
絶対の裁判、それが王前裁判だ。
つまりレインは今、国の最重要問題として扱われている。
王の一族は聡明な者が多く、事実現国王はこれから起こるであろう戦乱にレインが必要だと睨んでいた。
だが、周りの貴族はその限りではない。
今、目の前にある脅威を取り除きたい。
その一心でこの裁判に臨んでいる。
レインの生死をかけた裁判が開始された。
つらつらと垂れ流されたおいらが今ここにいる理由…………纏めると『暴走するような化け物は処罰するべきか、否か』
学園生徒側と王国貴族側の二大グループに別れて様々な口論が飛び交う。
この裁判にはクレア先輩やリオンさん、カフ君も来ている。
全てはおいらの事を助けるため………………。
おいらには本当に助ける価値があるのか、それが気になっておいらの耳に裁判所に飛び交う声は聞こえなかった。
裁判が始まって1時間。
それぞれの主張を纏めるとこうだ。
王国貴族側は国内にこのような脅威を放置していてはいずれ王国は崩壊する。
今すぐに処刑するべきだ。
学園生徒側は最近頻繁に出現するモストロという怪物に対抗する切り札の一つだ、処刑するべきではない。
両者の意見は拮抗していて、中々決着がつかない。
そもそもレインによる被害もモストロによる被害も国単位で見ると大した被害は出ておらず、どちらも憶測でしか議論しないため、互いに決め手が無いのだ。
そんな不毛な議論が続いていた時
「今すぐにでも処刑するべきです。お父様」
おいらの耳に透き通るような声が突き刺さった。
ばっと顔を見上げるとそこにはこちらをゴミでも見るように見下す同年代であろう女の子がいた。
「あぁ、ようやく目が合いましたね………実に穢らわしい」
特においらはこの女の子と面識があるわけじゃねぇけどもなんだか嫌われてるみたい。
「貴方のような下衆がいるから、あのような化け物が集まるのです」
女の子はツカツカとヒールを鳴らしておいらに近づくと、思いっきりおいらの頬を蹴った。
「ぶはっ………」
「ふっ、惨めね………本当に」
レイン組のいる方が騒がしくなる。
貴族達はニヤニヤと笑いはじめる。
国王様の顔は少し遠くて良く見えない。
ズキズキと痛むおいらの頬。
蹴られたおいらは
特に何も感じていなかった。
本当に何も感じなかった。
むしろこれが正しいとさえ、感じる。
あぁ、カフ君は怒るだろうな。
テリア君は諌めるかな?
クレア先輩は拳を握りしめるだろうか?
リオンさんは?
貴族は何で笑ってるのかな?
やっぱり危険因子が近くからいなくなるからかな?
この女の子は誰なんだろう?
王様の近くにいたし、王族なのかな?
人のことばかりが頭をよぎり、自分のことなど全く考えられない。
もし、今すぐにギロチンの刃が降ってきてもおいらはなにも思わないだろう。
見下す女の子の目に、憎しみも、怒りも、何も生まれない。
ただあるのは。
なぜおいらはまだ生きているんだろう。
おいらの心の中の何かが動いた気がした。
ここまで見てくれてる人本当にありがとう………
更新が遅い作者でゴメンネ
浮気な作者でゴメンネ
ピ○シブ(https://www.pixiv.net/users/46807839)の方も良ければ読んでねセンデン




