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第五十九話 かあちゃんはパンを焼く


 畑の方はやる気漲るバズが仕切ってくれている。


 私たちは朝食の片付けをして、石窯の火加減を確認する。いよいよパン焼きに挑戦だ。


 ジェフが一緒に火の様子を見てくれて、


「今燃えてるこの薪が熾火になったら大丈夫だと思うぞ」


 と教えてくれた。ジェフは毎週パン焼きの日が楽しみで、自分の家族の分が有る無しに関わらず、いつも見ていたからこの辺の感覚にも詳しいらしい。


「うん、わかった。ありがとう。私たちも頑張るから、畑の方お願いね」


 私の言葉に名残惜しそうに畑へと向かっていった。

 見ていたかったんだね。



 ユニとルーのパン生地も良く出来ているということなので、ナッツ入りやドライフルーツ入りのものも作って成形してもらう。


 私の生地はガス抜きして分割した後、またそれぞれ捏ねて、纏めて、濡れ布巾で包む。もう少し休ませなくちゃいけない。二次発酵させるんだ。



 ユニとルーが成形してくれている間に干し台を出したり、鉄板やスノコ、番重を用意したりしつつ、火の様子を確認していた。


「そろそろ焼き始められるかな?」


 二人にも声をかけ、火の様子を見てもらい、


「よーし、焼いてみよう!」


 少しの緊張の中、第一弾、三十個のパン生地が並べられた鉄板が石窯に入れられた。


 扉を閉め、ガラス窓から中の様子を窺う。


 焼き上がるまで他のことをしていればいいのはわかっちゃいるけど、三人ともその場を離れられず、息を飲んで窯の中のパンを見つめ続けていた。


 少しずつ膨らみ、焼き色が着いてくる。十五分、二十分と時が経つ。


「……もう、いいと思う」


 ルーの言葉に、早鐘を打っていた心臓がドクンと一際大きく鳴った気がする。


 ミトンを着けて、扉を開け、鉄板を引っ張り出す。


 フワーッと香る小麦のいい匂い。


「うわあっ、美味しそう!」


 ヨーグルト種を使っているので、少し膨らんだ焼き立てのパン。キツネ色に色付き、ホカホカと湯気が上がるパンが三十個も並んでいる光景に目が釘付けになる。


 このままかじりついてしまいたい!


「……ち、ちゃんと焼けてるか、確認しなきゃだよね」


 その通りなのだが、何故か背徳的な感情にちょっとドギマギしてしまう。


 三人、目を合わせ頷き合う。


 私が一つに手を伸ばし、熱々のパンを割ってみる。湯気がフワッと立ち上り、小麦の香りが鼻をくすぐる。


「うわあ、パンの中が白い……」


「ちゃんと焼けてる……。美味しそう」


 感慨深く感想を漏らす。


「……味見も、した方がいいよね」


 さっきピザをあれほど食べたというのに小麦の誘惑に勝てず、私たち三人はそっと手を伸ばし、焼き立てのパンを齧る。


「……ああ、パンだ」


「……美味しいよ」


 ちょっと涙ぐみながら呟く二人。


 焼き立てのパンはパサパサなんてしてなくて、ちょっとずっしりした感はあるけど、とても美味しかった。


 ほうっ、と一つ息を吐き、


「大成功!!!」


 三人で手を打ち合い、やっと盛大に喜ぶ。最上級の笑顔が輝く。


 大喜びしつつも、手早く焼き上がったパンをスノコに移していく。粗熱を取らないと湿気てしまう。


「冷めるとちょっと縮んで、硬くてパサパサになっちゃうんだよ」


「焼き立ての美味しいパンを食べれるのは、パン焼き係の特権なの」


 日持ちさせるために硬く焼き締められているので仕方ないのだけど、焼き立ての美味しさを知っちゃったら残念だよね。

 ふすまが入ってないから、村で食べていたパンよりはパサパサしないかもしれないけど。


 それでも、時間が経つ程に硬くなり、スープや水に浸して柔らかくしないと食べられなくなってしまうことを思ったら、今日のパンはそのままで食べれる程まだ柔らかい。


 パン焼き当日のパンはごちそうなんだって言うのが良くわかる。



 窯には次の三十個のパン生地を入れて、一回目の鉄板は洗って冷ましておく。

 ピザに使った鉄板は、すでに洗って冷ましてあるので三回目の生地も準備しておける。


 今日、ユニとルーが用意してくれたパン生地は三回分、九十個のパンを焼けるだけあった。


 私も同じくらい用意してあったんだけど、ピザに使っちゃったので二回分六十個くらい焼けるかな?


 窯の温度としては、後どのくらい保つのだろう。この辺もちゃんと調べて今後に活かしていかなきゃいけない。


 今日は初回だから、いろいろと調べることがある。良く窯の様子を観察しなければいけないので、また三人してガラス窓に張り付いてパンの焼かれる姿を見つめ続けてしまっても仕方ないよね。


 とは言え、私の生地もそろそろ出来ている頃合いだ。


 先程と変わらない二十分程で二回目のパンが焼き上がり、スノコへ移し、三回目を窯に入れたところで窯の観察と鉄板洗いはユニとルーに任せて、私はパン生地の形成に入ることにした。



 二次発酵の終わった生地をガス抜きしながら考える。


 こちらの生地もナッツとか入れようかと思ったけど、せっかくの贅沢パンの味を楽しんでもらうために今日はプレーンにすることにした。酵母に使ったレーズンはそのまま入れちゃってあるんだけどね。


 これで上手くいったら今後も定期的にパンを焼くんだから、酵母もまた作らないとだな。


 ガス抜きした生地を包丁で小さく分け、くるくると丸める。ブールのような丸いパンだ。


 こちらの生地は膨らむ予定なので、ユニとルーの並べていた生地より小さめのものを間隔を空けて鉄板に並べていく。


「モモ!」

「そろそろ三回目も焼けたよ」


 二人に声をかけられて窯からパンを出し、スノコへ移したら、いよいよ贅沢パンを窯に入れる。


 どうか上手く膨らみますように。焼き上がりますように。祈りながら扉を閉めた。


「モモの生地、小っちゃかったね」


「ピザにしたから足りなくなっちゃった?」


 心配そうな顔の二人に、


「酵母を使ったパンは膨らむから、あのくらいの大きさと間隔で並べるんだよ。まだ上手くいくかはわからないけど……」


 と教えると、また三人でガラス窓に張り付いてしまうことになった。


 少しずつ膨らんでいくパン。


 しばらく見ていると、ぷわーっと膨らんでいき、だんだん焼き目が付いていく。


 温度が下がってしまって焼けない心配もあったのだが、まだまだ大丈夫そうだ。


「もうそろそろかな?」


 いい具合の焼き色になり、大きく膨らんだパンを窯から出す。


 小麦の香り、バターの香り。甘く芳ばしいその匂いに、


「……ああ、これが贅沢パン」


「……たまんない!」


 二人はため息を吐くように言葉を発した。


「さて、ちゃんと焼けてるか……」


「味見!」

「しないと!」


 またもや、焼き立てを割って食べてみることに。これは必要な味見なんです!


 中までふわふわに焼き上げられた白いパン。空気を含んでいて柔らかい。卵に豆乳にバターの風味が絶品で、極上のごちそうのようだった。


「これが……パン?」


「これは……パン?」


 確かにほんのり甘みもあり、バターが香るふわふわと柔らかいパンなので、この世界ならケーキと呼んでもおかしくない程の出来だ。


 無事の出来上がりにホッとしつつ、呆ける二人に説明する。


「上手く焼けていて良かったよー。でも、このパンは一週間とか保たないんだ。上手に保管しても三日くらいかな? 明後日くらいには硬くなっちゃうか傷んじゃう」


 乳や卵が入っているから足が早いんだ。


「そっかあ……」


「じゃあ、美味しいうちに食べなきゃ!」


 ルーが閃いた! という顔をしている。

 まあ、そうなんだけど。はしゃいでるねえ。


「取り敢えず、こっちのパンも大成功! ってことで、早くスノコに移しちゃおう」


 急いでスノコへのせると、本日最後の鉄板を窯へと入れる。使い終わった鉄板は洗って、またもやガラス窓を覗き込む。


「調子良く焼けてるね」


「まだまだ焼けそうだったね」


「せっかく窯に火を入れたのにもったいなかったかな?」


 今回は熱がどのくらい持続出来るかわからなかったし仕方ない。でも、このまま終了じゃもったいないね。


「落花生もローストしてみようか」


 リンゴンも焼いてみる? お芋はどうだろう、などとアイデアを出し合った。



 最後のパンも焼き上がり、窯を開けるが、中の温度はまだまだ適温を保っている。


 パンを出し、スノコにのせてから、焼きリンゴに挑戦してみる。


 芯を抜き、破裂しないように串を作ってプスプス表面に刺して、抜いた芯の部分にはバターと液糖、シナモンの粉を入れる。


 それを鉄板に並べて石窯で焼くだけだ。


 下拵えしてる間に少しずつ温度が落ちているかもしれないけど、何事もチャレンジ。


 すでにパンを焼き始めてから三時間以上経っている。扉を開けた感じでは、まだまだ熱が籠もっているのでリンゴの鉄板を入れる。


 生でも食べれるので、もし生焼けでも問題ない、問題ない。


 リンゴを焼いている間にサツマイモを細めのスティック状に切っておく。塩水にさらしておいて、焼く前に水分を拭き取って油を少々まぶす。これを石窯で三十分程焼いて、液糖を絡ませてからまた少し焼けば芋けんぴが出来るはず。図らずも保存食作りにも役立ってくれそうな石窯万歳!


 十五分程でリンゴが焼き上がったので、先程考えた手順でサツマイモを石窯へ。



「今日のお昼は焼きリンゴと焼き立てパンだね」


「ごちそう!」「イェイ!」


 もうすぐお昼だ。畑の方にもパンや焼きリンゴのいい匂いが届いてお腹を空かせていることだろう。


 粗熱の取れたパンを取り敢えず番重にしまったり、使い終わった鉄板を洗ったり、昼食の用意をしているうちに芋も焼き上がった。


 まだ畑のみんなは作業中なので、さらに鉄板に落花生を重ならないようにびっしり並べて石窯へ入れる。


 温度も下がってきているので、ローストには丁度良い頃合いだろう。


 そんな風に石窯を活用しつつ、いろいろ試しながら畑のみんなが戻るのを待った。


 ちょうど落花生のローストが終わった頃、みんなが戻ってくる。お昼を少し回ったくらい。


 良く頑張ってくれたのでお腹ペコペコだろう。


 みんなが手を洗っている間に、冷めてしまった焼きリンゴを石窯に入れて少し温め直しておいた。


 さあ、渾身の初パンをみんなでいただこう。




 みんなの瞳はキラキラと輝き、鼻はヒクヒクと動いている。きっとお腹はグウグウと鳴っていることだろう。


 腹ペコさんたちを前に余計な前置きはしていられないので、感謝の祈りだけ捧げて、


「いただきます」

「いただきます!!」


 大きな声で挨拶してみんながパンに手を伸ばす。


 やっぱり食べ慣れているいつものパンからだね。


「うー! 焼き立ては美味ーい!」

「ああ……、パンだ」

「美味しいよお」

「このパン白いよ?」

「はあ、この香りが……」


 みんな思い思い感想を口にしながら久々のパンを堪能している。涙ぐんでる子もいるな。


 私も喜ぶみんなの姿に感無量になって、精霊様に心から感謝していた。


 パンを食べさせてあげれて本当に良かった。


 その時、ユニとルーがすくっと立ち上り(おもむろ)に話し出す。


「……みんな、落ち着いて聞いてね。……こっちのパンは、すっっっごいよ!」


「モモ特製贅沢パンだよ。もお、本っ当にすっっっごいよ!」


 いや、すごいしか言ってないよね。


 二人がとにかくすごいと絶賛するパンにおそるおそる手を伸ばすみんな。


 手にした途端、目がまん丸になる。


 もう、触った途端にふわっふわなんだもの。


 スライスした贅沢パンは力を入れたら潰れちゃいそうに柔らかく、かぷっと噛み付いたみんなは無言になってしまった。


 無言のまま一枚を食べ終えたジェフが、


「何だ……? コレ?」


 と言ったのを皮切りにみんながざわめきだす。


「こ、これ……、パンなんですか?」


「私と同じこと言ってるー!」


「でも、そうなるよねー!」


 呆然としたアンの感想にルーとユニがはしゃぐ。


「香りが違います! 確かに贅沢な感じが……」


 マリーも夢中で食べている。


「ここにこの焼きリンゴをのっけて」


 あむっと食べて見せる。


 シナモンとバターの香る焼きリンゴのせ贅沢パン。ふわふわのパンの微かな塩気とリンゴの甘さ。

 たまらん!


「あはぁ、これは美味しい……!」


 私の蕩けた顔にみんなもこぞって真似している。


「や、やばいぞ、これ」


「うわあ、美味しい!」


「これってもしかして伝説のケーキってやつじゃないのか?!」


 伝説……。

 マークはその情報どこから仕入れた?


 みんな感動に打ち震えながらリンゴのせ贅沢パンを味わっている。


 喜んでもらえて良かった。

 材料も無駄にならず良かった。

 石窯が成功して本当に良かった。



 みんなで久しぶりのパンを楽しみ、歓談しながら昼食の時間を過ごす。


「マークはケーキって、どこでそんなこと知ったの?」


 よせばいいのに、ついつい聞いてしまった。


 うちの兄がわざわざ村に来ては自慢気に話していたご馳走話だった。救いようのない家族の耳の痛い話を久々に聞いてしまった。


 彼らが食べていたケーキとやらがどんなものかはわからないが、この時代背景からして、多分パウンドケーキみたいな焼き菓子だろう。どれだけ贅沢な暮らしをしていたのか想像もつかないけど、それをわざわざ自慢しに来ていたとか性格悪いな、と若干イラッときたところでふと思い当たる。


 甘やかされてチヤホヤされて育っていた彼は本当に楽しかったのかな? まだ六歳だったはず。周りには大人だけで、友達もいなくて、物に囲まれて贅沢していても寂しかったのかもしれない。彼だって駄目な大人に巻き込まれただけの被害者だったのかもしれないな。それが間違っていると教えてくれる大人は誰もいなかったんだから。

 今まで生きることや村人たちのことに精一杯で、彼のことを気にしたこともなかったけど、一度も垣間見れずに別れた兄を不憫に思った。せめて一緒に暮らせていたなら少しは違っていたのだろうか。

 まだ見ぬ兄の未来に少しでも光があることを祈った。


 とはいえ、親の愛を一身に受けて育てられた彼。旧館に打ち捨てられたとはいえ明日の食事の心配をすることは無く育った私。

 比べものにならない辛い日常を過ごすしかなかった村の子供たち。目の前で救うことも出来ずに失われた命もあったと聞く。

 この構図も感情も覆せるものではないだろう。


「変なこと思い出させてごめん」


 美味しい昼食の時間にこんな感情は不要だ。


「このパンは私の秘密のレシピで精霊様の贈り物のようなものだから、きっとこっちの方が美味しいよ」


 つい気まずさから虚勢を張ってしまった私の言葉にも、そうだよな、天国みたいな味だもん、とみんな素直に喜んでくれてる。


 もっともっと美味しいものを食べさせてあげたい。このくらいの出来る範囲での贅沢だけど、今まで辛い思いを乗り越えてきたこの子たちには、これからいっぱい美味しい料理を食べさせてあげよう。


 ユニとルーの作ってくれる料理だって驚く程美味しいし、これからいろんなレシピを教えてあげれば、限られた食材でもどんどん美味しい料理を考えてくれることだろう。


 何より一生懸命働いた後にみんな揃って笑顔で食べるごはんより美味しいごはんなんてあるわけないし。



 ふわふわの贅沢パンは大好評だったけど、リネンとナッツやドライフルーツの入った素朴な焼き立てパンもみんな大喜びで食べていた。


 パンをお腹いっぱい食べられること自体が初めての最高の贅沢なんだものね。


 ヤスくんも初めて食べるパンに大感動で、


「人間って……、料理ってすげーな」


 とか言ってる。


 おうとくうも大喜びで一緒に楽しんでいる。もう毎日私たちと同じ食事にしてしまった方がいいのかもしれないね。



 夢中でパンを食べてお腹いっぱいになり、食後のお茶にほっとしたところでようやく畑の報告を聞くことになった。


「みんなで頑張ったから、麦二枚と大豆一枚、無事種蒔きが終わったよ。麦二枚だけなら午前中で余裕で終えられるくらいに仕事にも慣れてきたし。これで刈り入れもやりきれるようなら、大麦なんかも作ったりしようと思う」


「すごいね。人数がいるとはいえ、子供だけで三アールの畑の種蒔きを半日でやっちゃえるなんて。バズが……、みんなが頑張ってくれてる結果だよね。バズ、みんな、ありがとう」


 私の心からの感謝に照れながらも、


「モモだっていつも頑張ってくれてる」

「モモありがとう」

「ユニとルーも美味しいごはんにパンありがとうね」


 みんなでありがとうの言い合いっこになってしまった。


 こそばゆいけど幸せな温かい気持ちになれたひとときだった。




 お昼の片付けをして、午後はまた魔法の訓練だ。


 石窯はまだ温かく、熱が残っている。このままほっとくのもなんかもったいない。朝作って残っていたトマトソースを水でのばして、白菜モドキを入れてトマトスープにした。


 その鍋を石窯に入れておくことで、余熱で煮込んでもらう。


 大豆も水戻しの裏技で、鍋に水とともに入れて石窯に突っ込む。

 サツマイモも余熱で蒸かし芋になるように鉄板に並べて入れておいた。


 みんなにはその間に、冷めたパンを油紙で包んでもらっていた。

 油紙で包まれたパンが並んだ番重は、五段重ねて台車で食料倉庫に運んでもらう。


 お昼にあんなに夢中で食べたのに、まだまだパンがいっぱいある。みんな幸せそうに笑っている。



 いきなり子供だけで知らない土地に飛ばされて、最初は悲観もしていたけど、私たちは幸せに生きていますよ。


 なぜだか誰かにそう告げたい気持ちになった。



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