あなたの名前は?
どうぞ!
続きです!
「どうもありがとうございました。」
「いいんだよ。偶然見つけただけだからね。」
(イケメンだ……)
信也はイケメンに助けられていた。
「それと君はノグチシンヤ君で間違いないかい?」
「そうですよ。……え?なぜ自分の名前を?」
「あーすまない。そりゃいきなり自分の名前を当てられたら不安になるよな。」
「えぇ……まぁ。」
「君は我が国の勇者として召喚されたのだよ。」
「……はい?」
「我が国は今、魔王軍と戦争をしていてね。戦況が傾いていて、今我が国の民は危険にさらされていてな。それで勇者を召喚しようと言う話になったのだよ。」
「いや?自分普通の一般人ですよ?」
「伝承によると『勇者には特別な力が一つだけある』とされていてな。まあ、詳しい話は省くが、そんなことが書いてあるのだよ。」
「そうなんですか。」
「だから君にもあると思われる。まあ無くても勇者共通のレベルと言うものがあるはずさ。他の勇者はステータスとか言っていたな。」
「へ?他にもいるんですか?」
「そうなのだよ。他の勇者は皆いたのだが、君だけはどうやらあの付近に飛ばされていたみたいだな。」
「そういえばどうやって自分の位置とか名前とか調べたんですか?」
「それは水晶に表示されたのさ。召喚する時の儀式に使うものでな。」
「水晶ですか……」
「質問はこのぐらいでいいかな?もうすぐ着くので終わりにしたいのだが。詳しい説明は後で王からあるはずだ。」
「あ、すいません。最後に一つだけ。」
「ん?なんだい?」
「あなたの名前はなんでしょうか?」
「あー。すまん。私の名前はガロンだ。一応国の騎士隊長をやっている。」
「知ってるかもしれないですが、改めて。乃口信也です。」
「よろしくな。」
「よろしくです。」
握手をした、乃口信也とガロン。
(これから先どうなるのかな〜)
ワクワクしながら国に着いた乃口信也。
これから先地獄が待っていると知らずに。
名前をやっと考えました。
適当に思いついたものです。
次の話は詳しい説明をしようかなと思っています。
設定を考えなきゃですね。
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