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異世界アパート『異世界邸』の日常  作者: カオスを愛する有志一同
続・百鬼夜行
116/175

魔王たち【part 紫】

 空気を揺さぶる轟音と共に吐き出される魔力砲と、鬼火の砲弾。

 数え切れない程の二種の砲弾が空間を埋め尽くさんばかりに飛び交い、グリメルと無角童子の中間地点で衝突し、その度に凄まじい爆発が生じる。

 先程は確かに無角童子が優勢を取っていた火力戦は、今や完全に拮抗していた。

「むうっ……!」

「ぬう……!」

 互いの悔しげな呻き声と同時、グリメルと無角童子が同時に動いた。

 グリメルの周囲に存在していた砲弾が天井に展開され、無角童子が大太刀を抜き放つ。

 数を倍増して繰り返される、砲弾と鬼火の激突。

 音までも掻き消える衝撃が幾重にも広がり、周囲を焼き尽くしていく。

「無角は伊達じゃないのだ……!」

「貴様こそ……否。認めよう、貴様は確かに魔王なのだと」

 互いに改めて互いを敵と認識し、睨み合う。そして同時に攻撃を再開した。


「……思うんだが」

 二人の魔王級が激突するという天変地異級の災害地真っ直中、しかしその衝撃をそよ風一つ伝えない自分達を囲う壁を眺めながら、栞那は腕を組んで独りごちる。

「これで完全体じゃないって、以前のグリメルの迷宮は、一体全体どうやって封滅されたんだ?」

「それはセシルちゃんもすっごく気になるな♪」

 栞那の独り言にセシルがノリノリで応じる。どこか楽しそうな様子に呆れた目を向けつつも、栞那は一つ息をついた。

「つーか、無角もな。那亜、どうやって面倒見てたんだ」

「え〜? それを栞那ちゃんが聞くの〜?」

「おいフラン、どういう意味だそれ」

「だって〜、かーくん昔」

「分かった、それ以上言うな」

 フランの台詞を遮って、栞那が思い切り顔を背ける。くすくすと楽しそうに笑うセシルとフランに、気まずい思いを何とか振り払った栞那が話を戻した。

「まあ、そっちは良い。あたしらはあたしらに出来ることをするぞ」

「え? 今は取り敢えず、これの決着がつくまで、出来る事なんてねえんじゃねえですか?」

 悠希が疑問を呈するのは尤もで、壁一枚向こう側では人知の及ばない争い真っ最中である。あんなものに突撃して生き延びられるような生物を、悠希は人間とは認めない。

 至極常識的な悠希の判断は、しかし至極非常識な面子に否定された。

「馬鹿言え、座して待つ医者なんて医者じゃない。今後に起こりうる事態を想定して動く準備をしておくのは基本中の基本だぞ」

「そうだよ〜悠希ちゃん。トライアンドエラーは研究者の基本だよ〜?」

「だーよね♪ 魔術師セシルちゃん的にも、このまま待ってるなんて性じゃないぜ☆」

「いや自分、医者にも研究者にも魔術師にもなる予定ねえですけど!?」

「あらあら」

「ったく、これだから反抗期は……」

「そうじゃねーですよ!?」

 何故かその場にいる全員の生温かな眼差しを向けられ、悠希は言い返しながらもちょっぴり腰が引けてしまった。

「ともかくだ。無角とグリメルの戦いがどんな決着になるにせよ、その後の始末を考える必要がある。何せここに攻め入っているのは無角だけじゃないからな。主力の状況も分からん」

「あ〜確かに〜。フミフミ君、無事かな〜?」

 ぱんと手を叩いて仕切り直した栞那の言葉に、フランチェスカが同意する。にっと笑ったセシルが、アリスの肩を抱きながら続いた。

「確かに、情報収集が必要だぜい♪ というわけでアリスちゃん、何か知らないかな☆ ちょっと上を見てくるでもいいぜ♡」

「むむむ無理なのです!?」

「またそんな無茶ぶりを……」

 壊れた扇風機のような首の動きをするアリスを見ながら悠希は呆れる。いつもの事ながら、セシルのアリスへの無茶ぶりが極まっていた。

「上次第では、こっちが落ち着いてもこのまま最下層で待機していた方がいいだろう。迷宮の中の状況なら、グリメルが把握していそうだけどな」

「そうだね〜。主力はみんな上にいるしね〜」

「だーよね♪ ちょっくらセシルちゃんが上の様子を探ってみっか☆」

 そう言ったセシルが、素早く魔法陣を足元に浮かべた。暫く天井を見上げていたセシルが、急に笑い出す。

「あはっ、ちょーうける♪ 管理人ってばパンイチじゃん☆」

「はっ!?」

「……取り敢えず怪我がないということだな、他は?」

 顔を赤らめて動揺する悠希に呆れ顔を向けつつ、栞那が促す。にっと笑ったセシルが頷いた。

「アパート前に押し寄せてた妖たちはほとんど決着がついたみたいだぜ♪ さすがにあの連中をゴリ押せるようなのは無角くらいだったみたいだね⭐︎」

「それは重畳だ。となると、今のうちに出来るのは──」

 栞那がサクサクと場を仕切ってあれこれと周囲に指示を出していくのを眺めていた悠希は、ふと首を巡らせた。

「悠希、どうしたの?」

「え、いや……」

 不思議そうに尋ねるこののに、悠希は少し迷ったが、素直に答えた。

「……単に自分の勘違いかもしれないんですけど、なんか忘れてるような、忘れちゃいけねーもんを忘れたような……やな予感がするんですよ」

「やな予感?」

「忘れているって、なにをなのです?」

 こののだけでなく、アリスまで反応を見せたため悠希は慌てて手を横に振って誤魔化した。

「いや、気のせいだと思います」

「悠希さんの勘は無視してもろくなことはないのです。むしろ下手な探索魔術よりよほど頼りになるのです」

「そうなんだ、悠希すごい!」

「いやそんなわけねーですからね!?」

 思わず切れのいいツッコミを入れながらも、悠希は改めて首を傾げた。



***



 瀧宮白羽はキレていた。

「あの馬鹿野郎、次に会ったら絶対ぶっとばしてやるっ!」

 口調が激しく乱れたまま戻らない程度には、ブチギレていた。

「これがっ、人為的なものだとっ、言うのか!? 『風刃!』」

 すぐ後ろから白羽に疑問を投げかける少女もまた、声にかなりの苛立ちを乗せていた。言霊が響くも、術式はひどく不安定で、いたずらに地面を削る。

「こんな事象を引き起こせるのでありますれば、人間にしてはとてつもない術の使い手でありますれば。どうして戦いに参加しないのでありますれば?」

 ムラヴェイの声にも険しさが滲み出る。固めた拳を振るって妖たちを吹き飛ばすも、謎のQカーブを描いて戻ってくるのを見てイラッとした顔をした。

 謎の(・・)ジャミングが発生し始めてはや30分。事態は改善するどころかじわじわと悪化の一途を辿っており、一行は徐々に苛立ちを深めていた。

 術を発動すれば狙いは逸れ、刀を振るえば頓珍漢な方向に斬撃が飛び、打撃で敵を飛ばすと何故か奇想天外な軌道を描くという不具合。しかも時折攻撃そのものが「なかったこと」になるというバグまで発生するという、実にストレスフルな戦闘環境である。

 そしてこんな大規模なジャミングを引き起こすには、地脈ごと引っ掻き回すくらいの大規模な干渉が必要となる。人の手で引き起こすには相当な下準備と技量、そして魔力が必要であり、そんな高度な術式をこんなはた迷惑な形で使うくらいなら戦闘に参加して欲しい、というのが白羽以外全員の意見だ。

 が、白羽は吐き捨てた。

「白羽知っていますの。意図しては引き起こせないくせに、こうして絶妙なタイミングで絶妙に迷惑な不具合を引き起こすお馬鹿さんを。あのクソ野郎がきっとどこかでギャーギャー言いながら逃げようとしているからこそのクソふざけたジャミングですわ。次あったら切り落としてやる……!」

 殺意満タンな台詞には触れず──誰も止めようとはせず──、少女とムラヴェイは揃って顔を顰めた。

「意図せず引き起こすとは……術師の名折れだな」

「というか、そもそもおかしいでありますれば」

 結果的に、魔物嫌いの少女が参入して一気に悪化した関係性は、「仲間割れなんかしてたらマジで死ぬ」と言う危機感に上塗られて──ついでに、この言葉に尽くせぬ苛立ちを共有する同志として──、普通にやりとりができる程度に協力体勢が築けているのだけが、不幸中の幸いである。

「白羽様。先程の斬撃が未だ「学習」できておりません。今一度見本をお見せいただけないか……」

「そうしたいのはやまやまですが、この「不具合」だらけの状態で、「斬るべきものを斬る」なんていう繊細な技は危険極まりない──というか、下手すればフレンドリーファイアになりそうで怖いですわ」

「本当に迷惑だな……」

 ついに少女の口から直接的な不満が溢れたその時、今まで無言でチェーンソーを振るっていた天真子が叫んだ。

「むわーっ! 本当になんなんですか!? 迷惑はこっちのセリフですよ! チケットのために建物破壊したいのに、なんなんですかこの街ー!」

「これを街のせいにされるのは納得がいかないんだが……」

 少女の尤もすぎるツッコミにも反応せず、天真子はブオン! とチェーンソーを唸らせた。

「もうもうっ、悪十郎さんも全然合流できないですし……あっちもメチャクチャなんですよきっと。悪十郎さんが連れてきた人もいまいち何してるか分からないし……うう、このジャミングうんざりです……」

「……それに関しては白羽、全力で同意しますわ」

 確かにこのジャミングが出てから、天真子は一切の建造物を破壊できていない。この「あべこべ」を確実に止める手段がなかった白羽一行にとって、その点だけは救いではある。あるが、この戦闘すらままならないジャミングにひたすら苛立ちとうんざり感が募っていくこのしんどさはいただけない。体力切れより先に精神的に限界を迎えそうだ。

 味方どころか敵とも謎の共感を抱きながら、それでも互いに引くわけにはいかず、各々がなんとも言えない表情で得物を構え直した。


***



 神ン野悪十郎は、眼前の少年に苛立っていた。

「ちっくしょう……とっとと死ねやてめえ!!」

「やだもう本当に帰りたい! 帰らせて!?」

 悲鳴をあげて逃げ回って何故か死なない、だけではない。

「っらあ!」

「ぐはっ!?」

「があっ!?」

 死なない少年に悪十郎が手間取っている間に、少年と契約している妖が悪十郎の手下を順調に伸している、だけでもない。

「はあっ!」

「今だ! 『破断刃!』……くそっまたか!」

 その隙間を縫って、チームプレイで着実に戦う術者、だけでもない……否、これが一番腹立たしい。

 悪十郎はすうと息を吸い込み、溜まりに溜まった鬱憤を吐き出すように叫んだ。

「てんめえ大概にしろや!? なんで敵味方関係なく妨害しやがるんだ! 死ね!!」

「知らないしだから帰らせてくれって言ってるじゃん帰りたい!!!」

 ……少年の暴言にブチ切れた悪十郎軍が襲いかかって、早30分。すでに場はカオスに支配しきられている。

 術は不発あるいは大きく逸れ、鬼道術は意味不明にも術者を癒やし、少年は掠っても死ぬはずの攻撃にさらされ続けているくせに何故か死なない。

 おまけに瘴気だけは何故か浄化されるので、鬼は発生しないわ術者は無駄に元気だわ、悪十郎が苦し紛れに編んだ策は全て謎の不具合で不発に終わるわ、もはや意味不明である。

 ストレスだけが溜まり続ける戦場で、悪十郎は歯軋りして唸る。

「いやマジで、てめえに時間かけてる場合じゃねえんよ。こうしてる間に九郎サンが数に物言わせてゴリ押し被害出しているとすれば、うちに勝ち目はねえっつうか。真子チャンと真子チャンのお友達に期待したいところだけど、合流できねえってことは、なんかあるっしょこれ。いやマジでムカつくこいつ……やっぱ死ね!!」

「なんか全部俺のせいにされてない!? 俺さっきから殺されそうになってるだけなのに何この理不尽!? 竜胆助けて!」

「……頑張って逃げろー」

「竜胆さん!!???」

 不具合の塊みたいな謎生物が悲鳴を上げる中、悪十郎はもう一度奥歯を噛み締めて、釘バットを振り上げた。



***



 カオス空間にしっちゃかめっちゃかにされている悪十朗軍とは正反対に、山ン本九朗左衛門軍は獅子奮迅の戦いを見せていた。

「キー!」

「だからその気の抜ける語尾やめろって……ぐあっ!」

「ツッコミ入れてる間に怪我するな馬鹿者……はあっ!!」

「キー!?」

「悲鳴もそれとかこだわってるな!?」

 やりとりこそコミカルだが、振るわれる技は凶悪。互いが互いに、命懸けの戦いを繰り広げていた。

「起動──」

「魔女よ、その手にはもうかからぬぞ!」

 魔導書を掲げた魔女が発動キーを口にするのに被せるようにして、九朗左衛門が大太刀を振るう。

 溢れ出た魔導書の文字が切り裂かれ、霧散する。返す刀で魔女を守る結界を打ち砕かんとする。

「そうみたいだね。──起動」

「ぬっ!?」

 舞のような滑らかな動きで差し出された左手から、文字が溢れ出る。刀に絡みついた途端、九朗左衛門はガクンと己の刀が重くなるのを感じた。

「舐めるな!」

 九朗左衛門は吠えながら腕に力を込め、刀から妖気を吐き出すようにして文字を振り払う。が、その時間稼ぎを十全に活かした魔女が、口元に笑みを浮かべる。

「起動」

「っ!?」

「九朗左衛門様っ!」

 九朗左衛門の顔周囲が水で包まれる。呼吸を奪うそれに九朗左衛門の動きが止まり、配下の鬼たちが動揺する。

「今だ!」

「おぉらあ!」

 すかさず術者たちが意識の逸れた鬼を狙い撃ちする。なすすべなくやられるほどの雑魚はすでに残っていないが、それでもわずかに戦況の天秤が傾く。

 吉祥寺側の士気が俄かに上がる──寸前。

「かあっ!!」

 裂帛の気合とともに、凄まじい衝撃波が全方向に放たれる。

「ぐっ」

「があっ!」

「……く、っ」

 ふいを突かれた術者たちだけでなく、寸前で気づき備えていた手練が、それでもその凄まじい力に膝をつく。

 そして。

「かかっ。魔女よ、心から賞賛する。人間がここまでの粘りを見せるとは思わなかったぞ」

「……ふふ。それは、光栄だね」

 守られた位置で佇む魔女に、九朗左衛門の刀が真っ直ぐに向けられる。

「っ、お逃げください!」

「次期!!」

 術者たちの中でも比較的ダメージの少なかったものたちがなんとか立ち塞がろうとするが、九朗左衛門の妨げにはならない。

 一気に逆転した形勢に、魔女は背中に冷や汗を流しながらも笑みを崩さない。緩やかに腰元に手を伸ばし、魔導書に触れる。

「だが、つまらぬ」

 そんな魔女の様子を一刀両断し、九朗左衛門は納刀して身を沈める。刀に妖力が集まりだした。

「我を相手にして、攻撃ではなく、守るだけで凌ごうなど……つまらぬ」

「おや、やっと気づいたんだ。期待に添えなくて悪いけれど、うちはそういう役割だから。真っ向から魔王を討つなんていうのは、勇者の仕事だろう? 闇討ちも趣味じゃないしね」

 そう言って小さく笑う魔女にフンと鼻を鳴らし、九朗左衛門はいっそう身を沈めた。

「そうか。こちらも期待に添えず悪いが、目的はこの街の蹂躙。神ン野軍は天真子とさらにもう一人、魔王級の援軍を寄せている。今にも被害を拡大させているはずだ。いつまでもお前たちの時間稼ぎには付き合っていられぬ」

「おやおや。馬鹿なことを言う。私たちが、そんなことを許すとでも?」

 くすくすと笑って、魔女は首をかしげた。黒髪が頬を滑る。

「吠えるな。我らが集結して、被害0で済ませられるなどという大言壮語は聞いていて馬鹿馬鹿しいぞ」

「0とは言っていないじゃないか。白蟻の魔王の急襲のおかげでね、私の感性がちょっとばかり狂っているだけだよ。街が消し飛んでなければ御の字じゃないか」

「……なるほど、肝が据わっている」

「そうでもないよ。けど──」

 魔女がにっこりと、チェシャ猫の如き笑みを見せつける。

「──そうだね。この際、卑怯者の誹りは誉と思おうじゃないか」

 刹那。

「ぬっ!?」

 九朗左衛門が驚愕の声を上げた。それは鬼たちも同じで、愕然と目を見開く。

 先ほどまで妖力を溢れさせ、今にも解き放たれようとしていた刀が、消えた。

「お探し物は、これかな?」

 魔女の声にはっと顔を上げると、魔女の手に、大太刀。何枚もの符が貼られ、厳重に封印されている。

「貴様!」

「魔王を倒せなければ封印、は王道じゃないか。なら武器だってそうだよ」

 楽しげに笑う魔女が、ぐるりと首を巡らせる。

「全員、ぼうっとしない。敵は大将だけじゃない、声をあげるくらいなら言霊を紡ぐんだよ」

「はっ!!」

「応!!」

 動揺を乗り越えた術者たちが跳ね起き、攻撃を再開する。時に押され、時に押すも均衡が崩れない戦いに、九朗左衛門はわずかに苛立ちを浮かべた。


***



「──……?」

 地脈への干渉に──どこぞの不具合を限られた区域に集中させるべく、他の術式を維持できるギリギリまで意識を注いでいた疾が、不意に顔をあげる。

『主? どうしました?』

「主じゃねえ」

 きっちり言い返しながらも、疾は眉を顰めて眼下の街並みを睨みつけている。

「……セキ。他3体から、何か報告は?」

『……再度確認しましたが、変化はないそうです」

「……そうか」

 そう返しながらも、疾は眉間に皺を寄せて、それでもそれ以上は何も言わずに地脈へと意識を戻した。



***



「──あっは♪」

 どこかで、笑う声がした。



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