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悲劇

作者: 柊也

虚無が戯れて日常が地獄と化して、俺は虚無に言葉を刺した。刹那の希望の光さえ、漆黒に飲まれて消えてしまった。俺は地獄を歩き続ける。微かの福を携わえても、空より延々とした苦に押しつぶされる。俺は虚無に絶縁を試みた。闇の創造の負の曇天が流れゆく。俺は虚無にこう言った。「おい虚無よ!さんざんお前に苦しめられて、それでもお前はお構い無しに悠々と流れ行く。腐乱の大河よ!嗚呼、人生の悪魔!お前の導きに俺は対処の術を知らずに、地獄へと流される!嗚呼、悪魔!俺は流れに逆らうこともできずに唯お前の言いなりに!」俺は虚無に絶望しては、地獄絵図へと流れ行くーー

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