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本当の気持ち  作者: 瑠璃
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先輩

うるさい人、それが先輩の第一印象。

 部活の体操の時皆黙って静かにやっているのに必要に話しかけてくる。海に出て波待ちをしている時も隣に来て話かけてきて、いい波を何度も逃したこともある。

 極めつけは、部活後に無理やり遊びに連れて行かれる。

 別に先輩がぼっちだからじゃない、彼女だっていた時もあるから、私なんか誘わなくていいのにと思うのにあの人は

「なんとなく居て欲しいし、それに多いほうが楽しいじゃん。」

いや、そのなんとなくに私を巻き込むなよ。

私は、先輩の彼女からの視線が怖くてたまらないんだよ。

しかも、あんた私より一個上だろそんな子供っぽい理由で私を振り回すな。

私が一緒に居るせいなのか、先輩の性格に問題があるのかどうなのか分からないけど彼女さん達とは長く続いた試しがなかった。

周りの皆は、あんたが本命よとか言ってたけど、私は先輩のことはごめんだと思った。

なぜなら、背も私より低いし結構わがままだからだ。

それより、なにより、私は彼氏は欲しくない。

理由はとにかくめんどくさいから。


めんどくさい、めんどうくさい、七面倒くさい。


友達が彼氏と一緒に居るのを見ていて羨ましいと思った事は一度もない。

彼氏との関係を保つのに毎日メールや電話をして、友達には見せないような顔で猫なで声で彼氏に媚を売る。


それを見るたびに思う、水商売じゃないんだからさ、もっと気楽に付き合える人を探せよ、つか、気を使っている時点で彼氏じゃねぇだろ。


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