饗宴編ex1 宰相子息のなやみごと①
饗宴編番外編の一つ目は、王太子の取り巻きで影の薄かった彼のお話です。
全四話。
同性に重めな感情を抱いている描写がありますが、筆者はブロマンスのつもりで書いております。
僕の名前はテオドール・フィンチ。
僕の家は地方行政に携わってる伯爵家で、父であるフィンチ伯は30代にして地方行政府の長官に抜擢された実力者です。
ですがフィンチ伯爵家の歴史は浅く、祖父の代に本家から分かれて興した新興の家です。
僕も父のように地方行政に関わりながら、ゆくゆくは嫡男としてフィンチ家を継ごうと考えていたのですが、そんな平凡な未来図につい最近変化がありました。
長官とは言えただの片田舎の地方役人だった父へ突然王宮から「次の王国宰相になれ」と人事指名の手紙が届いたんです。
あまりにも突然の報せに、父も父の部下も「王都の役人が田舎者をからかっているのでは?」と首を捻っていました。
実際、若年で地方行政の長を務めている父に対するやっかみも少なくはないので、対抗貴族からの嫌がらせではないかとの疑惑も浮上したのですが、手紙にはアステリア王国の王室印が押されていて父への人事指令は間違いなく本物だったのです。
少なくとも、王室印まで持ち出して冗談でしたなんて通用するわけがないですからね。
何の後ろ盾もない父は、王宮からの命令を拒否することなんてできるわけがなく、そのまま王都へと招集されました。
後から知ったことですが、枝分かれ前の本家に宰相職の経験のあるご先祖様がいたらしくそれが今回の抜擢に繋がった理由だったみたいです。
幸いにも有能な父には適性があり、宰相職は特に問題なく就任し、いまでは立派なアステリア王国の若き宰相閣下として王国の中心で国の為に働いておられます。
話は変わるのですが僕には、両親の他に弟と妹が二人ずついます。僕は五人兄弟の長男なのです。
家族仲は割と良く、それまでは故郷の屋敷で家族全員で穏やかに暮らしていたのですが流石に父が宰相に就任したとはいえ、近所には介護が必要な高齢の祖父母も暮らしている為、二人を残して王都に引越しはできませんでした。
なので故郷からは長男の僕だけが王都に上京しました。僕は15歳だったので、偶然にも王都にある王立学園の入学年齢だったんです。
アステリア王国でも最高峰の教育機関である王立学園への入学は、教育熱心な父の勧めでもありました。僕はその勧めに従うことにしたのです。
僕は故郷では【神童】とよばれるぐらいには勉学には自信がありましたからね、きっと僕の能力なら、学園でも首席を取れるという根拠のない謎の自信がありました。
まあ、その自信は入学直後の学力テストであっさりと打ち砕かれたんですけどね。
「テオドール・フィンチ……15位!?」
成績が張り出されている一覧を前にして、僕のプライドはあっさりと打ち砕かれました。
王立学園の今年度の入学生徒は約100名。その中の15位なんて全然誇れる順位ではありません。
地方都市の神童は、王都では少し頭がいい程度の凡人だったのです。その事実は、まさに晴天の霹靂でした。
テスト自体には手応えを感じていただけに返ってきた結果に、僕は呆然とすることしかできません。
僕の失態は、父の失態につながります。
王立学園は国家運営に関わるような官職や上級役人、高位貴族の子息も数多くいる謂わば小さな貴族社会です。フィンチ家の名前を背負っている以上、このような失態を二度と犯すわけにはいきません。
僕はそのテストの日以降、授業時間以外にも図書館に籠り閉館時間ギリギリまで勉強に励みました。
学生の本文は勉強ですから当然のことです。趣味や娯楽などにかまけている時間はありません。
その甲斐あってか次のテストでは順位を一桁台まで上げることができました。エリート揃いのこの学園で一桁ならそこまで恥じることはないと思います。もちろん栄光の学年主席を諦めたわけではないですけどね。
そして、僕の孤独な図書館籠りの成果はそれだけではありませんでした。
「やあ、こんにちは。きみは宰相閣下のご子息だろう?」
ある日、いつものように歴史書を齧り付きながら勉強をしているとふいに突然、声をかけられました。
僕は王都のコミニュティに入ったばかりの新参なので、学園内で誰かと話す機会がそれまで殆どありませんでしたので、突然の呼びかけにそれはそれは驚きました。
「!?」
声をかけてきたのは同級生の貴族令息だったのです。話したことはありませんが、彼が誰かくらいは知っていました。
ヴィンセント・フォン・デュラン。
銀の貴公子と囁かれる学園内でも一目置かれるような存在で、この国で王家に次ぐ権力を持つ筆頭公爵家の令息です。
「テオドール、きみは休み時間になると教室で姿が見えないから前々から不思議に思っていたのだけど、ずっと此処で勉強をしていたのかい?」
「……そうですけど」
筆頭公の子息のヴィンセントは、勝手に僕の前の席に座ると不思議そうに勉強道具を広げているこちらを繁々と見てきました。
「授業と授業の間の休憩が長すぎるので、空白時間を有効活用しています。僕が都会の貴族に追いつくためには休んでいる時間なんてないのです」
「うわ……テオドール、きみってとても真面目なんだね」
「宰相である父の名前を汚すわけにはいきませんからね、一秒たりとも怠けるわけにはいきませんよ。理解ができたのならデュラン公子、僕の邪魔をしないでください」
僕はそうきっぱりと言い切ると、筆頭公の御令息は少し驚いた顔をした後、「わかった」とだけ返事をして、僕の促した通りに図書館を出て行きました。
すこし厳しい物言いだった気がしましたが、公爵令息の彼と、宰相家とはいえ田舎貴族の僕では住んでいる世界が違います。
宰相職は世襲ではないですし、僕が王都にいるうちに王都の官職に採用されるくらいの能力を身につけなければ学園を卒業と同時に故郷に帰らなくてはいけないのです。
父の宰相職がいつまで続くかはわかりませんが、せっかく国内最高峰の王立学園に進学した訳ですから何の成果もなしに帰郷というのは避けたい未来です。なので僕の学生生活は、とにかく勉学に励むことを選びました。この選択に間違いはないと思っています。
翌日。
また長すぎる休憩時間の間に図書館に顔を出すと普段あまり人のいない部屋に先客がいました。
「やあ、今日も勉強かい? 精が出るね」
「………デュラン公子」
昨日の筆頭公の御子息が、今日は僕より早く図書館に来ていました。僕がいつも座ってる席の前の席に座って古い本を読んでいるみたいです。
「………」
僕は面倒なので、いつもの席の隣の机に座ると持ってきた勉強道具を広げました。僕は滅多に人が来ることのない旧校舎の古びた第二図書館を選んで籠っているので、僕たち以外は誰もいません。
デュラン公子は、昨日僕が冷たく追い出したことなど気にしないみたいで何食わぬ顔で本を読んでいます。
彼は都会の貴族らしくとても容姿が整っているので、本を読む姿がとても絵になります。本当に同い年かと疑問に思うくらいに大人びた彼は指の先まで洗練された雰囲気です。さすが筆頭公爵家のご子息。貴族として纏う風格は、田舎貴族の僕とは全然違います。
「そんなにまじまじ見ないでもらえるかな? なんだか照れてしまうよ」
こちらの視線に気づいたのか、筆頭公のご子息は少し恥ずかしそうに目線を本から僕に向けました。
確かに不躾だったと思うので、ここは素直に詫びた方が良いですね。
「すみません、その、男性の方にこんなことを言うのはおかしな表現かもしれませんが、デュラン公子はすごくお綺麗だと思って」
「ははっ、面白いことを言うね。ボクでそんな反応なら、きみがアルフォンスを見たらどんな反応するのかな?」
彼が親しげに名前を呼んでいるのは、アステリア王国の王太子殿下のことですね。
確かデュラン公爵家は、半年前に崩御された国王陛下の妹姫様が嫁がれているので彼と王太子殿下は従兄弟のはずです。
「アルフォンスはいま、海向こうの国に留学しているんだ。来年アステリアに帰ってくる予定だよ。……彼、国王陛下が病で斃れてから目に見えて憔悴していたからね。王妃様の配慮みたい」
彼は少し物悲しげに呟くと読んでた本をパタリと閉じました。何となく何の本を読んでいたのか気になってタイトルを目で追うと東洋の冒険家の古い伝記のようです。優雅な彼のイメージとすこし違かったので驚きました。
「殿下……お可哀想に……」
「国王陛下が亡くなって、いろいろと王宮内も大変なんだ。きみのお父上の人事だってそうさ、王妃様は、アルフォンスが成人して王位を継ぐまで王座を預かるから王宮内に自分の手が回る人材が欲しいみたいで、あえて地方高官のフィンチ伯を宰相に抜擢したみたいだよ。父様がおっしゃってた」
「そ、そうだったんですか!?」
さすが筆頭公爵家の子息です。僕の知らないことも知っているみたいです。父の突然の人事指令は、宰相経験者のご先祖だけではなくそういった事情もあったのですね。
「宰相閣下は、地方出身の未経験者とは思えないくらい優秀で有能だとも聞いてるよ。ボクの父様も王宮で働いているから、よく顔を合わせているんだって」
「………ありがとうございます。それで、デュラン公子は僕にわざわざそれを言いにきたのですか?」
父を褒められたのは素直に嬉しいので、僕はまず礼を言います。彼との会話は有益な情報や話題が多いけどあまりおしゃべりに夢中になっていたら勉強に手がつかないから名残惜しいけどそろそろ切り上げた方が良いですよね。
「この学園は、言わば小さな貴族社会。ボクの父様ときみのお父上は同じ王太子支援の同派閥。ならば、賢いきみならわかるだろう?」
「………?」
「回りくどい言い方は良くないね。派閥なんてたいそうな話を持ち出してごめんね。端的に言うとテオドール、きみと友達になりたかったんだ。努力家で真面目なきみとは話が合いそうだなって思ってさ」
そう言って銀の貴公子は少し照れたように目線を少しずらします。
僕は、彼が言いたいことをすぐに読み取れない察しさになんだか恥ずかしくなりました。貴族らしい、回りくどい言葉の使い方についても、ゆくゆくは学ばないといけないかもしれませんね。
「デュラン公子って呼び方もあまりいただけないな。一応学園内では身分関係なく全員平等のルールなんだしさ。名前で呼んでもらえるかいテオドール?」
「ヴィンセント……とても光栄です。僕、昨日あなたに大変失礼な物言いをしてしまって少し後悔をしていました」
「気にしないで、勉強の邪魔をしてしまったのは事実だから。こうして、おとなしく本を読んでる分にはこれからも同席しても構わないかい?」
「はい」
ヴィンセントは僕の返事を聞くと微笑んでくれました。
やはり身分階級の頂点にいる家の子息は物凄く品格がありますね。貴公子スマイルが直撃した僕は全身から変な汗が出ました。
これが真の貴族のオーラというのなら、僕には一生持てないかもしれません。同い年の貴族令息なのに、悔しいと思わせる隙すらありません。その圧倒的な品格を前に僕はあっさりと撃沈しました。
ヴィンセントは派閥云々と言ってましたけど、実際は言葉通りの良い友人関係となりました。
彼は頭が良いし、見識面では僕を遥かに上回る知識を持っていました。僕が知らないことを沢山知っていて、それを変に誇示したりはしないヴィンセントは心から尊敬のできる友人です。
容姿端麗、知能明晰、家柄だって国内最高クラスの彼がなぜ宰相子息であること以外にこれと言って取り柄のない僕に声をかけてくれたのか不思議で仕方なかったのですが、ある日思い切って尋ねたらヴィンセントは少し困ったような顔をして教えてくれました。
「だって、きみならボクを変な色眼鏡で見ないと思って」
なるほど、それを聞いて納得しました。
ヴィンセントは筆頭公爵家の嫡男という地位を利用しようとする他の貴族令息たちに辟易していたのでしょう。
彼の言葉通り、この学園は謂わば小さな貴族社会。特に伯爵位以上の高位貴族の子息の通う特別クラスは常に腹の探り合いのような場です。
友達という名の家同士の関係を絡めた派閥グループを組んで対抗派閥を蹴落とします。
まあ田舎貴族でたいしたしがらみのない僕はどの派閥にも与せず教室の片隅で勉強をしていても殆ど見向きもされませんが、公爵令息のヴィンセントはどの派閥だって喉から手が出るほどに引き入れたい有力者ですからね。
ヴィンセントはそんな人間関係に疲れていたのでしょう。彼はとても優秀で家の地位こそは高いですが、当の本人は穏やかな気質で争いを好まない性格です。
自分の地位を利用して他人を蹴落とすことなんて絶対にやらないと言いきれます。
「(でも、そうなると彼と友人である僕は求められるものが更に増えますね。僕には勉強しか取り柄がないのだから、ヴィンセントに見合う友人としてせめて彼より上の順位は修めていないといけませんね!)」
それから僕はさらにひたむきに勉強に取り組みました。ヴィンセントから旧校舎の文献は古いから新校舎の文献の方がいいとアドバイスを受けたので、たまに新校舎の図書館にも顔を覗かせます。
僕についてきてくれたヴィンセントは特別クラスの女子版ともいえる学園の淑女科の女子たちから非常に人気があったので、居合わせた女子の黄色い歓声が煩わしかったですが、気にせず勉強に打ち込みました。
「テオドール・フィンチ……2位……!」
そして、ついに僕は一年次の晩秋のテストで学年次席にまで登り詰めました。
首席にいるのがヴィンセントだったら、僕はこの順位に満足も納得もするのですが、学園の首席に入学から常に座り続けるのはヴィンセントと同じアステリア王国四大公爵家の御令嬢、エスメラルダ・ロデリッツ嬢です。
「あの女、アルフォンスの婚約者なんだ。冷たい目でこちらを見下してくる本当に嫌な女だよ」
誰に対しても親切で心優しいヴィンセントが、澄ました顔のエスメラルダ嬢を遠目で睨みながらそんなことを言った時は本当に驚きました。
ちなみにヴィンセントはだいたい5位前後の順位をキープしています。学業の他にも、スポーツや芸術などの多彩な分野で才能を発揮しつつ成績上位を保持しているのですから彼は本当に凄いのです。
「僕、次は負けません。絶対に首席を取りますよ!」
「テオ……ごめん、そんなつもりで言ったわけじゃなくて」
「良いんです。ヴィンスがそんな風に言うなんてエスメラルダ嬢はよほど冷たい女性なのでしょう? そんな方に負けるなんて、宰相子息としてもヴィンスの友としても名折れです。絶対に勝ってみせますよ! まずは間違えたところを総復習してきます!」
僕は意気込んで勉強場所の図書館に戻ることにしました。
エスメラルダ嬢は絹糸のような金の髪が輝く、誰が見ても美しいと称される完璧な令嬢ですけれど、まるで心を閉ざしているかのように、彼女の翠色の瞳は冷めていました。
高嶺の花というのは聞こえが良いですが、特に親しい友人もいないようで周囲から孤立している印象です。嫌な女という印象をヴィンスが持つのも仕方ないのかもしれませんね。
「王太子殿下の婚約者ってことは、あの令嬢が次期王妃ってわけですか……」
僕はいつもの席に着くと、用意した古典書を開きながらひとりごとを呟きました。
学年首席ということは学力はものすごく優秀な訳ですし。見目も立ち振る舞いもたいへん麗しい女性です。風の噂では男子に混じって武術の選択授業を受けているとの話ですし、次期王妃としての素質は十分に備わっている様子ですね。
「(現王妃のカトリーナ様もどことなく冷たい印象の方ですし、冷静な女性を王妃に指名するのはアステリア王家の慣習なのかもしれませんね)」
僕は本のページをめくりながらそう分析しました。お花畑で呑気に笑っているような女性と常に冷静沈着な女性、国を治める立場として考えたら適性があるのは圧倒的に後者です。
ヴィンスはエスメラルダ嬢は苦手なようですし、学力テストで打倒エスメラルダを語った手前大っぴらには公言できませんが、僕はエスメラルダ嬢の王妃就任はとても良い選出だと思いました。
お優しい友人には黙っておくことにしますけどね。
月日は流れ、季節は巡り、沢山の出来事を迎えながらも僕は次の学年に進学しました。
特にクラス替えなどはありません。ヴィンスとは同じクラスだし、席も隣です。
学年テストの順位も変わりません。あの後も何回かテストはありましたが決まって首席はエスメラルダ嬢で僕が次席です。
エスメラルダ嬢はテスト結果の一覧を見たあと毎回ちらっと僕を一瞥して何も言わずに去っていきます。相手にされていないようでとても悔しいです。
「(……次こそは! 次こそは勝ちますよ!!)」
僕のエスメラルダ嬢への対抗心は日に日に強まっていきました。毎日図書館に籠って閉館時間まで勉学に励んでいるというのに、王妃教育の為に定期的に学園を休むエスメラルダ嬢に負けるなんて僕の格が落ちる一方です。悔しすぎます。
「テオは十分に頑張っているよ。ほどほどにね」
ヴィンスはそう言って慰めてくれますが、エスメラルダ嬢を打ち破り、首席を取るまで僕の気はおさまりません。学園の首席程度もとれないなんて、僕を王都に招いててくれた宰相の父の顔に泥を塗っているような気がしてソワソワするのです。
そんな僕を見守るヴィンスの目が優しいのが少しだけ気になります。ヴィンスも相変わらず上位にはいるのですが、筆頭公爵の彼の父君は首席や次席ではない子息に何も言わないのでしょうか?
僕の次席の成績を見るたびに、父が「あぁ……」と何とも言えない顔をするのが僕はとても辛いのです。
そして、季節が一巡したということで、僕はついに留学を終え、王国に帰国した王太子にお会いしました。
彼との出会いは、僕の人生でいちばんの胸に刻むべき出来事になると思います。
「やあ、ヴィンスの手紙に書いてあった宰相閣下のご子息だね。ヴィンス同様、僕とも仲良くしてくれると嬉しいなテオドール」
そう言って放課後に呼ひ出された生徒会室で堂々とした佇まいで革張りのソファに腰を下ろして優雅に微笑む青年。
アステリア王国のいずれ国主となる御方。
その美貌と風格は、隣に立つヴィンスでさえ彼の引き立て役のように錯覚します。
高貴なる麗しの王太子アルフォンス・エーデル・アステリア殿下はそれほどまでに僕に衝撃を与えた存在だったのです。
(続く)
努力型秀才眼鏡のテオドールくんのお話です。
純朴な田舎貴族の少年が、王太子の狂信者になるまでの物語。
不定期連載とさせていただきます。
余談ですが、この年に、視点の裏では悲劇が起きていて、国内に王太子が不在のままで恐ろしい事件が取り仕切られていました。
留学から帰って来たアルフォンス様的には「なんか国にいない間に国家反逆があったみたいだね、物騒な話だな」くらいにしか思っていません。




