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3 勝利と仲間

 なんとかゴブリンに勝つことが出来た。


「辛勝じゃがなんとかなったの、果報なのじゃ。」


「すごく痛い。ふとももとか。」


「配下モンスターはダンジョン内で自然回復するのじゃ。しばし安静にしておくのじゃ。」


「石でぶたれたとこ腫れてるんですけど。」


「ゴブリンが持っていたこん棒はそなたに褒美として与えるのじゃ。これからも励むのじゃ。」


 しばらくすると、この俺様が首を絞めて倒したゴブリン野郎の汚ねぇ死体に綺麗な光が舞いだした。これが物語でよくみるダンジョンで死ぬと遺体がダンジョンに吸収されるという現象だろうか。


  きれいだろ。死んでるんだぜ。


 さっそく、ダンジョンコアの可愛い少女は吸収したダンジョンポイントを使って、新たな配下モンスターを呼び出した。それは、まさしくついさっき俺様が首を絞めて倒したばかりのゴブリンだった。


「ごぶっ」


「よろしく新入り。俺が先輩の俺様だ。」


「ごぶ」(敬礼)


「ゴブリン後輩には配属記念にこん棒をあげよう。」


「ごぶ」(喜んでいる)


「このダンジョンで唯一の武器を渡しおって、そなたはどのように戦うつもりなのじゃ?」


「俺は、この石を投げる。」


「ふふ、ぬかしよる」


「ごぶ」(尊敬している)


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