2 vsゴブリン
色々な作品で雑魚モンスター扱いされているゴブリン。
人間の子供くらいのデカさに痩せた体格で「ごぶごぶ」と鳴きそうな顔してる。
1体だけがこん棒らしき鈍器を持っている。俺の方が大きいけれど、相手方は人数が多い。なんだか頭が悪そうに「ごぶごぶ」と威嚇っぽいことをしている。
1体が足元の石を拾った。あれで殴られたら痛いだろう。もしかしたら石を投げるかもしれない。
「つまり、無理。」
「のじゃ?」
「魔物とか、むり。怖い。」
「いや、あれゴブリンじゃが?」
まるで、ゴブリンは魔物じゃないとでもいうような事を言いよる。
「確かにあれらはゴブリンのように見えるが、俺には無理だ。たぶん死ぬ。」
「大丈夫なのじゃ。特殊召喚された配下モンスターはでぇーぴぃを使えば何度でも蘇るのじゃ。」
「まず、生き返れば良いって問題じゃない。痛いし。
そもそも、俺様は人間だし。モンスターじゃねぇし。」
「ん?」
「ごぶ?」
あれ?俺は人間だったよな?前に何をしていたのか全く思い出せない。
「ここはどこ?わたしはだれ?」
「とりあえず、ゴブリンを排除するのじゃ!管理者権限行使なのじゃ。」
管理者権限行使されると、俺の意思とは関係なく俺の体が動く。
いや、意思の方をずらされるのか、なんだか侵入者を排除したくなってきた。
「よっしゃ!ファーストバトルと洒落込もうか」