君はもう、リアルキョ◯ちゃんを見たか!
この作品はひだまりのねこ様主催『集まれエッセイ企画』に参加しております。
皆様こんにちは。
初めての方は初めまして、久しぶりの方はお久しぶりです、いつもお世話になっている皆様には、いつも本当にありがとうございます、昼咲月見草です。
最近は寒暖差が激しくて、何着りゃいいのかさっぱりな日々ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくしずっと、気象病って雨とか風とかのときだと思っていたのですが、どうやら寒暖差が激しくても気象病になるとの話を聞きました。
どうりでここ数日、頭痛に痛み止めが効かないはずだよ……(泣)
まあ疑ってはいたんですけどね、天気のせいだって(泣)
さてそんなこんなで本日のエッセイでございます。
皆様もうとっくにご存知でしょうが、現在『小説家になろう』ではエッセイジャンルが大盛り上がり中。
というのもひだまりのねこ様主催の企画が今月25日まで参加者募集中だからでございますね、なんと!!
ていうか25日って今日じゃんね!!
そう、わたくし、真面目なテーマで参加しようとしていたのですが、元々がそんな真面目な人間じゃないので、うまく文章がまとまらなかったわけです。
で、そうこうしてるうちに同じテーマでエッセイが投稿されてしまい、せっかくのお祭り、テーマが被るよりは他の内容を考えよう!と、思ったはいいが、ひとつも思いつかなかったわけでございますこれが。
やべえ……。
これはいよいよ、わたくしが大事に取っておいたあの話を皆様に披露する日がやってきたのではないか!?
というわけで、今日のエッセイのタイトルは、
『君はもう、リアルキョ◯ちゃんを見たか!?』
ええまあ正直を言えば、大事に取っておいたとかではなくて、単に内容が薄すぎて文字数少なすぎてつまんなかったからなんですけどね、ええ。
冒頭ここまでいらん話が続くのはようするに文字数稼ぎなんですけどね、ええ。
ま、ともかくも『リアルキョ◯ちゃん』。
キョ◯ちゃんとは、某お菓子メーカーのキャラクターで、茶色だったり金色になったりする、クエックエッ鳴いてるイメージのある彼です。
彼のモデルはオオハシという鳥だと言われています。
今ネットで確認したらそう書いてた。
でも数年前、わたしは見たのです。
近所の川で、リアルキョ◯ちゃんを。
そう、あれは嵐の翌日、よく晴れた朝のことでした。
その日わたしは、ゴミ出しのために朝から外へ出ていました。
前日の暴風雨では、夜中、いつ水が溢れてもおかしくない様子だった川は、すでに水が引いていつものささやかな流れに戻っております。
不思議なものだ、と何気なくわたしは川を覗きこみました。
するとそこにはキョ◯ちゃんが!(唐突)
泥に汚れたのか全身灰色のどこか悲しげな姿でキョ◯ちゃんが立っていたのです!!
わたしは目を疑いました。
日本の神奈川の、こんな知名度もなさそうな川に、まさかキョ◯ちゃんが住んでいたなんて……!
しかもよく見たら地毛。
あの灰色、間違いなく地毛。
どうなっとるんや森◯!!
心の中で叫びつつ、わたしは冷静に考えました。
もしやこれがキョ◯ちゃんのモデルというヤツではないか……?
いやそれよりもまず、普通に生きてて絶対お目にかかれないだろうこいつはなんだ?
特定外来種か?
まさか異世界からだったりしないだろうな?
気になっても当時、スマホを持っていなかったわたしにはネットで探しようがありません。
かわりに図鑑で探しました。
で、判明したその鳥の名前は、『ゴイサギ、幼鳥』。
めっちゃ普通に日本で存在してた。
ネットで調べると、わたしが見たのとは姿勢が違うのでキョ◯ちゃんっぽくないのですが、まっすぐ立ってるとまさにキョ◯ちゃんなのです。
動物園に行かなくても、外国に行かなくても、日本で暮らしてるキョ◯ちゃん。
モデルのオオハシさんではないけれど、友達の友達くらいには他人の空似な日本のキョ◯ちゃん。
写真はありません。
なにしろ当時、わたしはスマホを持っていなかったので(泣)
そういえば、あの頃は近所に写真におさめたくなるような素敵なものがたくさんありました。
家の前の畑のそばのつくし。
ささっと車の下に隠れる大きなしっぽのタヌキかアライグマ。
カルガモの親子のお引越し。
美しいカワセミ。
最近は住宅がどんどん建って、風が部屋に吹き込まなくなって、エアコンの室外機のせいなのか夏は尋常ではない暑さ。
今なら写真に残せるはずの素敵なものとも出会えなくなってしまいました。
自然が少しずつ消えていっている。狂ってしまっている……。
もしや、この気象病もそのひとつ……?
自然が、わたしたちに復讐している……?
なんてこった!!
人間たちよ、反省しろ!
自然を敬い、自然を愛し、古き良き素晴らしい姿に戻さなければ!
今こそ全力を尽くすのだ!!!
主にわたしの頭痛のために!!
ハリィハリィハリィ!