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始姐様と僕  作者: 橘莉湖
83/153

83、空白の500年

時間軸球体と空間軸球体はお互いの回りを回っている。

たまにこの2つの時空と次元が接触することがある。

その時に稀人もなりそこない者もやってくる。


太古のの時代から始姐族は、災いのモノから世界を守って来た。


だが、魔法銃の見てしまったか事から魔法を自由に使える始姐族が恐怖の対象となった


空白の500年。


そう呼ばれる時代。

人間と獣人とエルフ、ドワーフ、多種多様の種族が乱れる大戦争。

人間は暇な時に子作りばかりせいを出す。

戦争に使える子供を沢山作り出した。

ドワーフ、エルフも子作りをして対抗していた。

だが始姐族は繁殖力が低く魔法特化の為、他者を受け入れず直系のみ残す考えだった。

その為始姐族は森に逃げ込み強大な結界を作り出した。


捕まった始姐族は売られ見せ物として戦に駆り出され妊婦の腹をナイフで引き裂いて赤子を取り出し母親の前で肉食獣の動物の餌にしたりレイプ暴行面白みが無くなり使えなくなったらゴミの様に殺された。

それせいか戦争は激化していても結界から一歩も出ない始姐族は冷めた目で世界を見続ける。

人間がドワーフがエルフがどんなに我が子を助けてお願いしても…

生まれたての赤子を使って助けて欲しいと懇願しても…

始姐族の無表情と氷の様な冷たい眼差し、皆がやってきた事に対してそして結界の外に展開された無数の魔法銃に容赦なく引き金を引く。


ズドーーーン、ズドーーーン


血の雨が降るまいが肉片が飛ぼうが能面の様な始姐族は恐怖を与えた。

決して手を出していけない者に手を出してしまった事を…


世界の均衡が崩れ稀人のなりそこないやゴブリン、オーク、オーガ、ミノタウロスが現れる様になった。

今まで見たことが無い生き物に人間は戸惑い逃げ惑い、また始姐族が自分達を助けてくれると思い描いていた人間達、当たり前の様に偉そうに上から目線で、言うが

帰って来たのは否の態度だけ。


爆発的に増えた人工は、縮小された。



◇◇◇◇




『ねぇ、私考えたの。稀人のなりそこない。面白い実験をしてみない?人と融合してどうなるか?』

『面白そうだね。やってみよう!魔法銃の改良もね』


始姐族も恨みを持ち続けてる者もいる。

例え戦争が終わっても始姐族は結界から出なかった。

それどころかヤバい考えての人が増えた。

稀人は保護して、ならざる者は人間の身体に入ると結界が溶けて消え内側から侵食していくようにする。


じゃあどうしてシロエは街に出るのかだって?


消していいか、そうじゃないか見極めているんだよ。


価値があるかどうかを…


価値の無い人間はどうする?


えっ?500年前と同じだって?

どう言うこと…


今度は始姐族が仕掛ける番だ!


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