52、あれこれ聞いてみた
片方の耳にイヤホンと首に小さな機械を始姐と僕と稀人に付けて貰った。
僕は稀人の言葉は分からない。
稀人も僕たちの言葉は分からない。
始姐は僕の言葉は分かっても稀人の言葉が少し分かる程度。
稀人は初めて嫌がっていましたが、言葉が分かる物だと軽く説明。
稀人も受け取り会話を開始しました。
この魔道具、話をスムーズに行くために始姐が作りました。
始姐は何でも出来ちゃうのです。
すごいのです。
えっへん!
稀人の名前が土方歳三と言うことは分かったこと。
函館で戦をしていて下腹部に銃弾をしていて受けて倒れた。
そこからの記憶が曖昧だと・・・
「お腹も足の傷は勝手に治しました。」
「私が、貴方を拾ったのはたまたまでした。たまたま夜釣りに行って倒れてる貴方を持って帰りました。その時腹部からの出血と足の出血を確認してポーション・・・薬を使って治しました。」
「では、この薬があれば仲間も」
「この薬は今在庫が殆んど有りません。申し訳ない。」
椅子に座ったまま始姐は頭を下げた。
「そうなんだ。それは仕方がない
。無理を行って申し訳ない。」
土方歳三もベッドの上で頭を下げた。
「所で稀人さん。貴方を何て呼べばいいのでょうか?」
ジェラルドが聞いて来た。
「まれびと?」
「ああ、ここにたまに貴方の様な方を稀人と呼ぶのです。稀に来る人と書いて稀人です」
フフフと始姐は笑って言う。
良かった。始姐笑ってくれた。
緊張と警戒はしていたから
「そうか、それなら土方でも、歳三でもどちらでもいい。」
「そうですか。では歳三と呼びます。」
「分かった。」
「始姐!」
「シソ?」
「ああ、始の姐と書いて、始姐と呼ぶの。私は始姐族の森の管理者かな?色々制約が合って中々外にでないけど、外に出るときだけはシロエと呼ばれます。」
「窮屈じゃないか?」
「そんな事有りません。ジェラルドは美味しい料理を作って貰うし、お菓子に紅茶もある。足りないものはまとめて買ちゃうのでつまらないと思ったことは・・・度々有りますが。でもこの暮らしが楽しいので。ここから出ようと思いません。」
「そうかじゃ俺も始姐と呼ぼう外にいる時はシロエで」
「ああ、そうだ。言語覚えて下さい。ジェラルドも覚えましたし。簡単です。古代語から覚えよう。」
えっ、この魔道具燃費悪いの?ここぞと言う時しか使わない?
「私も歳三の原語を覚えるよ。歳三の原語は」
「日本語だ」
「ジェラルド、覚えるよ日本語
暗号に最適だもの」
ああ、始姐の変なスイッチが入った。これからまた新たな文字を覚えるのか・・・嫌だな。
「あっ!一番確認しとかないと行けない事してなかった」
パンッと両手を合わせた
「歳三は歩ける?」
「歩ける。」
「じゃ、ジェラルド湯船にお湯を張って来て」
「承りました。」
始姐の所こら離れるのは嫌だけど仕事です。
それに始姐にはマスケット銃が有りますが。
僕は部屋を出て1階の風呂に行った。
◇◇◇◇
久々の風呂は最高だった。
蛇口から出るお湯にびっくりしてるとジェラルドが入って来る
一通り説明してくれた
身体を洗うボディーソープ
髪を洗うシャンプーに髪がさらさらになるコンディショナー
日本にいた時とは違う世界に俺はびっくりした。
歳三がお風呂に入っている間2階の部屋で溢したお湯を魔法で取り出す。
冷めてしまったかもう水になってる。絨毯からわき出る様に水が握り拳代の大きで浮いてる。
水窓から出して乾いた絨毯を確認したら始姐は部屋から出て行った。
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