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始姐様と僕  作者: 橘莉湖
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5、老舗の風車

街についたら初めに老舗の風車にポーションを卸しに行くの。

冒険者ギルドで一悶着が合った時からの御用達の風車。見た目で判断せずに適正価格でポーションを卸す事が出来る所。厳しいけど頼りになる老舗だよ。

「こんにちは、シロエです。ご注文の品を届けに来ました。」

元気に店内の奥に声が届く様に声をかける。

「はーい。ちょっと待ってね。」

出て来たのは、和服姿で腰に白いエプロンをした女店主のエレが出てきた。

「こんにちは、シロエさん。あら、今日はサイドテールにしたの?白い髪が黒の服に合うわ」

シロエの姿はここじゃ見たことない色白に白い髪に見えるが白銀の髪に見たこともない紫の目をして黒い服を着ている。

「さっ、奥で話しましょうか」

エレとシロエは奥の部屋に入る。

この部屋は豪華な商談部屋と倉庫が繋がった部屋だ。

部屋に入って高級なソファーに座り納品するポーションをアイテムボックスから出して行く。

「上級ポーションが100本、中級ポーションが100本、下級ポーションが100本、毒消しが100本の合計400本です。」

アイテムボックスから出す度に確認と倉庫に運ばれるポーションは鍵のかかった部屋に入れて行く。

「上級ポーションが金貨10枚、中級ポーションが金貨5枚、下級ポーションが金貨1枚、毒消しが金貨2枚と銀貨5枚。請求書道理に銀行に振り込みます。」

エレは笑いながら言う。

出されたお茶を飲みながら軽い話をする。

「あっそうだ、エレさん。こんなの飲み物を作って見たの」

アイテムボックスから出て来たのはOT-2。

「無色透明なものですね。飲んでも?」

「はい。コップもどうぞ。」

アイテムボックスからガラスのコップを出してエレに渡す。

「ありがとうございます。少し頂きますね。」

ゴクゴク飲む。

「ほんのり塩味ですか。」

「売れると思いますか?」

「うーん。需要は無いと思います。」

「分かりました。初めて作ったので売れるか聞いて見たかったのです。ありがとうございます。」

ガラスのコップを回収して、さらにたわいもない話をしてから風車を後にした。





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