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始姐様と僕  作者: 橘莉湖
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2、家とポーション

私の家は、3階建て。

1階は土間や大きなお風呂に、一人用の小さいお風呂がある。

後、客間とお泊まり部屋もあるよ。

2階はほとんど書庫。沢山の本を集めて置いているよ。古代語や読み方すら解らない本もあって本当に楽しい。読めなくても読めても本は本当に面白いよ。

3階はプライベートの部屋。

前にリアルでベッドの上でご飯を食べている映画を見た事があり、遣ってみたくて遣ったよ。

遣ったのはご飯じゃなくお菓子とだけどね。遣ったのさ。

それで、お菓子の屑とか溢したお茶が布団に染みをつくってさ、その後が大変だったの。

布団のシーツカバーを洗ったり、布団を干したり、部屋を掃除したりして本当に大変で二度と遣らないと誓ったよ。

あれは映画だから良かったのだと染々痛感しました。だって映画なら『カーット!』って言って終わると後はスタッフが掃除してくれる。至れり尽くせりだわ。

家の右隣には、大きな倉庫があり地下には、大量の氷とある程度の大きさに切った肉に凍った魚もある。

1階には、キャベツ、じゃが芋、人参、玉葱、大根が木の箱に入って大きな布を被せている。

2階には、何も置いてない。霜や氷柱があるだけ。

冬には雪が降る。ドカ雪ではないが、膝まで積もる。

湖も凍るから結構寒いよ。冬になり湖の氷が張ったら氷を切り出して飲み水に使うの。

少しの間、用事が合って外に放置していた果物がガチガチに凍った。本当に釘が打てるか試しに釘を打って見たら打てた。あれには、びっくりだね。

家の左隣には、作業部屋がある。薬草を使い大きい鍋でポーションを作っている。ポーションを作る時は、転移の水晶球をある機械にセットしたらFAX見たいに注文がくるんだ。もちろん今は受注生産。


ポーションの事で良く言われたよ。「前に作った物だろう」とか「残り物で作った物だろう」とか「2流、3流の物は捨てちゃえ」つて笑いながらポーション捨てていた馬鹿タレどもがいたから冒険者ギルドに1本も売らない事にしたよ。

ペコペコしてまで買って貰う事じゃないしね。

そうでしょう。止める事も怒る事をしなくてギルド職員もギルドマスターもニヤニヤ笑っていただけだもん。きっと泣き付くと思ったんだよ。屑は屑を呼ぶと思ったね。

私のポーションは性能が良い。性能が良い分お値段もそれなりなる。

安い値段で買って差額分を懐に入れていると噂もある。しょせん噂。

でも火の無いところに煙は立たないって言うでしょう。

まっ、相手が頭を下げるまでは、絶対に納品しないし、ギルド職員とギルドマスターのそう入れ換えしない限りは納品はしないし、薬草だって卸さなかった。

そうしたらポーションが必要な時に無くて冒険者ギルドから転移の水晶球で「早く卸せ」とか「薬草を持って来い」と超上から目線で言いやがる手紙がわんさか。「何だこの馬鹿は」って思い一切の納品を止めて遣ったよ。

それから問題が次々と起こり本部まで話が行っちゃたんだよね。

本部からお偉いさんが来て話をする為に来いと手紙が来たが「お主が来い」と返信したら、本当にお偉いさんが来たよ。ガチガチに震えながら。

だってコート1枚だよ。

あちらの方は暖冬で、こちらは雪と湖の水が凍るほどの寒さの中でさ、思わず失笑しちゃった。

客間に通して温かいお茶を出したら熱い湯に浸かってる顔をしていたよ。話をして今までのギルドの送ってきた手紙をどさって目の前に出してやったよ。目を白黒させながら読んで、ギルドマスターから聞いていた話と違う事に気づいた。

それからはトントン拍子、ギルド職員のそう入れ換えとギルドマスターの入れ換え、新しく来るギルドマスターは優秀の人だそうだ。

前任者のギルドマスターは本部に連れ帰り教育し直しで話が着いたよ。

お偉いさんが頭下げたのも大きいかもね。

でも、ギルドで合ったが話だけどギルド職員の間でお互いに妻子持ちなのに男と女の関係で男の方が俺の女に手を出すなって睨んでくるのかっこよくもないメタボのおじさんが女のほうもひそひそ話、あーゆうの見てるとイライラするし、そんなに好きなら妾にしてもらえば良いのに。後、好きな同士の結果を出せば良いのにね。








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