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始姐様と僕  作者: 橘莉湖
112/149

112、メンチカツ

今日は、始姐が冒険に行く日です。

歳三の刀を作った時に集めた鉱石を取りに行く日です。

始姐、1人で心配ですが、僕が行くと足手まといになってしまうので、おとなしく留守番です。

ん?。お昼はどうする?と

よくぞ聞いてくれた。勿論、お弁当を作っています。

おにぎり、唐揚げ、卵焼き、ナポリタン、ミートボール、鮭、ひじきの煮物、金平ごぼう、ほうれん草のお浸しを入れる。

愛情たっぷりの弁当です。

水筒には、麦茶をたっぷり入れる。

さて、今日は、どれだけ洗濯出来るかな?


始姐が元気良く出掛けて行く。

さて、今日の夜は、お腹がいっぱいになる煮込みハンバーグか、キャベツたっぷりのメンチカツのどちらかを作ろうか。

ん~。今日はメンチカツの気分だから、熱々のメンチカツを作ろう。


まずは、お肉を氷室から持って来て挽き肉にする。

それからキャベツ、玉ねぎ、パン粉に卵、片栗粉。

まずは、キャベツを千切りにしてザクザク切る。

玉ねぎはみじん切り。

キャベツと玉ねぎを塩で良く揉んでおく。

ウスターソース、塩コショウ、パン粉、卵、片栗粉を挽き肉に入れて良く混ぜる。

お肉に玉ねぎ、キャベツを入れて良く混ぜる。

衣の小麦粉、卵、水、パン粉を用意する。

小麦粉、卵、水をだまに成らないようにかき混ぜて種をつけて最後にパン粉を付ける。

後は、魔導式冷蔵庫で冷やしておく。


次は、洗濯物を洗います。

歳三、斎藤、手伝って下さい。

斎藤、嫌な顔しない?。

えっ?してない?

すいません。

そうですよね?。斎藤が嫌な事言う訳有りませんよね?。

新撰組の時代もその後も自分の着物は、ご自身で洗っていましたね。失礼しました。

処で、女の子が、俺と言うのはどうでしょうか?。私か、僕と言いませんか?。

拙者?

小生は?

あっ、私か、俺にする?

・・・俺でいいです。



ミスリル鉱石を必要な分を集める始姐。

泥だらけの姿。

頭から泥沼に落ちて全身泥。

泥を落とすために滝坪にダイブ。

手軽に泥が落ちるからって滝坪人ダイブはやりすぎだろう。

「汚れが落ちない」

服の泥は粗方取れたけど、水色の服は土色をしてる。

ミスリル鉱石は中々手に入らない。森の奥に反応が有り、ゼウスに途中まで連れて来てもらった。

「有った。ミスリル鉱石。」

小さな両手で鉱石を掴み鞄に入れる。

「これで、鬼神丸国重(きじんまるくにしげ)が作れる。全長105cm。重さは、1190gだな」

斎藤の魂に触れた時に読み取った斎藤の愛刀の記憶。

剣より使いなれた刀の方が良いと思い、森の奥にいる。

木々が生い茂る中、歩きやすそうに道を作ってくれる森。

普通有り得んから!

試しても普通の人は迷子になるだろう。

有難い事に森の養分になるだろう。




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