101、アイゼン・バーグマー
俺の名前はアイゼン。
アイゼン・バーグマー。
始姐からはアイゼンと呼ばれてる
魔族と人間のハーフだ。
その為か魔族に嫌われ、人間にも嫌われ、森に遭難して空腹で倒れてる時に始姐と出会った。
始姐が持っていた弁当をもらい1週間ぶりの食事がは今でも覚えてる
おいしかった
始姐族の外れの森に家を構えてから始姐に狩りの仕方を教わった。
弓や剣や槍一通り覚えてオレが覚えたのは、剣と弓だ。
遠い獲物を狩る時に弓で命中させて剣とナイフで獲物を捌く。
内臓は森の狼が処理してくれるので離れた所に置いておくと俺が居なくなったら食べてる所を見た事がある。
森の狼は可愛かったぞ
しかも子供の狼はふわふわでモコモコ、始姐に言ったら「何で!」って本気で悔しがっていた。
「フフフ、いいだろう。いいだろう。羨ましいだろう?」
と言ったら小さな手で殴られた。
ポカポカと殴って来たけど全く痛くないね♪って笑っていたらマスケット銃を出して連射。
肝が冷えたわ。
あの目はマジだった。
逃げ惑う俺に容赦無いんだもん。
まっ、そこが面白いんだが♪
魔力を押さえて森の狼を探すのだが、ゼウス達がいるじゃないかと言っても歩く様になった狼が見たいと「あのふわふわでモコモコの」って言ってるのを聞いたゼウスは悄気ていたよ。
必死に言い訳してたけど拗ねたゼウスは厄介だった。
俺にも飛び火してきたし。
アイゼンも何とかしろって
イヤイヤイヤ。俺関係無いべ?
森の狼の子に嫉妬するゼウスってどうよ?
カッコ悪いぞって言ってやったら噛みつかれた。
でもそこは魔族の血を引くもの少しの出血で済んだよ。
昏倒したのは秘密だが♪
あんなに血が苦手なのは初めて知ったよ。
今は克服したけど。
動物を狩れば血が出るのは当たり前だと思っていたら自然と克服出来たね。
ハハハ