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始姐様と僕  作者: 橘莉湖
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10、ジェラルド

ジェラルドキタ━(゜∀゜)━!

僕の名前は、ジェラルド。

始姐が着けてくれた名前です。

初めは支配の契約をしてがっかりしたけど、奴隷のときよか大変いい待遇なの。

毎日3食食べれて、暖かい布団で手足を伸ばして眠れる。

殴る、蹴ることもないし罵声を浴びることもない。

ただひとつ問題がある。

始姐の料理が激マズだった。

味付けを忘れたならまだいい方だ。後から何でも付け加える事が出来る。

問題は調味料をありたっけ入れるあのヤバさは何?

あのヤバい料理を始姐は『天才』って言ってるし、本当かなぁ?って思って一度食べたら綺麗な花畑に川が見えた。あぁ~自分死にかけたなって妙に納得したよ。

初めは、始姐も悪いから遠慮していたけど、料理に目覚めた!って言って作り出したよ。

自分の命が大切にだからね。

今じゃ3食分作るけど今日見たいに出掛けてる時は始姐が料理を作るのだよ。

そうそう。どうして、出掛けてるかって?

始姐の家に魔導式コンロがないの。

外にある東屋にあるストーブしかない。

雨でも雪でも風の強い時でも外に行かないと行けない。料理を作らねばならない。魔導式コンロがある店に来たんだ。

「このコンロを見たいのですが?」

「やーやーお客様お眼が高い。

こちらのコンロは魔石が小さな火花を飛ばして模様の様に書いている魔法陣に火が着くのです。4つのコンロがついていて下にはオーブンも着いています。クッキーやパンも焼けますよ。鳥の丸焼きも出来ます。」

饒舌に話す店員に少し引き気味に聞いてるジェラルド

(うーん。始姐にも使えるかなぁ?大抵の物は壊すか爆発させるかのどちらかだし)

「火が付かないとか焼けなかった時はどうせれば良いですか?」

「魔石も1年は持ちます。火が付かない時は魔石を変えるか、魔法陣が掛けてないかを確認して下さい。」

(うーん。

魔石交換か魔法陣の確認かぁ。

あぁ駄目だ。金槌を持った始姐しか想像出来ない)

「もっと簡単のありませんか?。

例えば魔石だけ見ればいいコンロとかありませんか?」

「ありますが、お高いですよ」

魔石のみの交換で壊れる事もない丈夫なコンロがあった。見た目凄いシンプルで火の調節も簡単に出来る。

(うーん。始姐が面白がって料理をしている。

あぁ、キッチンがヤバい事になってる。

あぁ駄目だ、魔石を大量に入れてる。)

「魔石は何個入りらますか?」

「どんなに頑張っても2個までしか入りません。」

「うーん」

「これ以上簡単な作りのコンロはありません。先ほど紹介いたしましたコンロと同程度出来ます。パンにクッキーに鳥の丸焼き、どうですか?」

「そうですね。このコンロを下さい。」

(寒い日は暖かい部屋で料理出来る。)

「ありがとうございます。金貨600枚です。」

300枚入っているかって金貨の麻袋を2つ取り出して店員に渡す。

「確認いたしますのて少しお待ち下さい。」

店員が人を呼び数え始める。

数え初めて10分だった所に戻って来た。

「確認が終わりました。このコンロは何処に運びましょうか?」

「始姐族の森までよろしくお願いいたします。」

ニコニコの笑顔で答えたよ。

「えっ?」

「始姐族の森まで」

「はっ」

「始姐族の森までです。」

笑顔のまま凍り付いた店員にジェラルドもニッコリ笑顔で返した。

「あそこはヤバい所じゃあありませんか!」

「そんな事ありませんよ。またまた結界に触れたら火傷する程度です。クーリングオフしませんよ。配達お願いいたします。」

「・・・分かりました。」

ジェラルドは店員と何処に安全な場所があるか話をしてキッチンランド火事場を出て行った。

「火を扱う魔導式コンロがあるからキッチンランド火事場なんだね」





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