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こうして僕は万引き犯になった  作者: 逆無寛彦
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「車中での復讐」

「車中での復讐」

 父親の車に乗っている時に、急にオナラがしたくなり、軽い気持ちでコッソリ発射した。その直後に父親が匂いに反応し「人間から出る匂いとは思えんわ、臭すぎる」と思いの外なじられた。しかし話はそこで終わらなかったのである。

 更に追い打ちをかけるかのように、二発目の感覚が僕を襲ったのだ。僕が我慢するか、それとも父親に臭い思いをさせる代わりに僕がスッキリするか、僕の中で議論の余地は無かった、発射した。

 すると予想通り父親は「お前またやったな。凄く臭いよ、車の窓を開けろ、急げ!!」とか言って悶絶していた。とりあえず僕は父親の事を僕がスッキリするための貴い犠牲だったのだと解釈する事にした。後悔はない。

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