コンパイル
そういえばこれも説明してませんでした。つづりはcompile。あるプログラム言語で書かれたプログラムをコンピューターが実行可能な形式に変換する事。
これを実行するソフトウェアの事をコンパイラと言います。統合開発環境には当然この機能も入っています。もちろんコンパイラ単体のソフトウェアも存在します。
…コンパイラだけだとしれっとOSに標準搭載されていたりするかと…対応言語は限定されているかもしれませんが。
コンピューターはそもそもプログラムのソース(テキスト)の状態では命令を理解出来ません。プログラム言語は基本的にソフトウェアで実行可能形式にする事が前提なのです。
タイミングが言語によって事前にすべて変換するか、実行直前にソースから実行部分のみ読み込んで変換するかに分かれます。
この2つの間を取ったタイプの言語も存在しますが、それは出てきた時にでも説明します。
ところで皆さんプログラム言語とコンピューター、どちらが先に出来たと思います?卵が先かニワトリが先かみたいですが…まぁコンピューターなんですが…
では、そのできたコンピューターにどうやって目的の処理をさせていたか?
当然プログラム言語の無い時代の話。
…答え、物理的な配線を組みかえて命令を作り上げていた…
プログラム言語ができる前なんて、コンピューターはバカデカかったんですが、部品自体がでかいのも加えてこの配線の組み換えが出来るようになっていないといけなかったからというのも大きい。新しい処理をさせようとしたら配線の繋ぎ直しです…
この手間を何とかするために様々な方法が考えられ、出来上がったのがプログラム言語というわけ。この過程も中々凄いんですが長くなるのでこの辺で。