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第十話 熱
☆未来side☆
頭が重い…
最近犯人のこととか、学校のこととか…
色々考え過ぎなのかも、
部屋のなかに体温計の音が響く。
ピピピピ、となんとなくやかましい。
「38.6度…」
病人としては充分な体温。今日は欠席しなくちゃ…
そう思って立ち上がる。
その瞬間、
体にいつもの数倍の重力がかかったような感覚…
「はぁ…」
立っているのが辛くて、
ベッドに倒れる。
お母さんも知ってるし、
このまま寝てしまっても…
そうしているうちに
夢の世界へ引き込まれていった。
ピンポーン
夢の中では
インターホンが鳴り響く。
ピンポーン
また聞こえる…?
「はっ!?」
目が覚めて時計をみると、短針は4を指している。
もしかして…
夕方の4時!?
起き上がると…
あれ、
重たくない?
確かに違和感はあるものの、朝のダルさはなくなっている。
そんなこと考えている場合じゃない!
お客さんが…
でもこのパジャマのまま?
病人だから当然…
かな?
一応、そこにあったカーディガンを羽織って玄関に向かった。




