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第一話 クラン家に密書 そして条件

いつもより長いですが、またまた駄文です……上達しないなぁ。



今回出てきたクラン・ノブツナ様とクラン・ハルアキ様と後名前だけ登場でしたがですがクラン・マサト様とクラン・ユカリ様はレフェル様のオリジナルキャラクターです!!レフェル様ありがとうございました!!

シン・ナカオカはコウキの命を受けてアドリニの隣の都市オレンにいた。オレンはアドリニより民衆の人口が多い。そのためか町を守る城壁はアドリニより比べれば天と地の差である。



このオレンを40年以上を守ってきた一族の名はクラン家である。



もともとクラン家はバレスシア王国の建国に貢献をした家柄で王を守る近衛部隊の隊長を勤めていた。



しかし、現クラン家当主のノブツナ・クランの父を目の敵にした文官達と貴族達はバレスシアの王にクラン家のありもない悪評を進言をした。


その結果クラン家は、ドスパニア帝国とバレスシア王国の国境の付近の都市に移封された。しかしそれでもクラン家はバレスシア王に忠義を尽くした。



……だが今のクラン家はバレスシア王国の内政に不満を持っていた。



かつてクラン家を北部の都市に追いやった文官達と貴族達の子孫達は、まだ9歳に満たない幼い王の補佐をしているが、それらは表面上王に忠誠をしているが、裏では自分達の私利私欲の為に国の金をちゃっかり自分達の為に使ったり、全く実力もない自分達の一族を軍の将軍や文官などにしている。


なお彼等の一族でもない貴族達は彼等に賄賂や金品を送って出世をなどをしている。


農民達も汗みずを流しながら出来た税が貴族の遊ぶ費用になってしまうからである。


ノブツナはこの腐りきっているバレスシア王国に愛想を尽きていた。


そんな中クラン家の隣の都市アドリニの城主コウキ・カリヤから手紙が届いた。内容は



”私はバレスシア王国から独立します。ノブツナ殿はこの王国の現状を見てどう感じられますか?民は重い税に縛られ飢えに苦しんでいます。それに比べ中央の貴族達は幼き王を騙しただ己の私腹を肥やし民から徴収した税金を無駄に宴や舞踏会をしている。私はもう我慢の限界です!!……しかし私の城の兵士はわずかしかおりません。願わくばクラン家が私たちの独立に協力をしていただきたいです。”


コウキ・カリヤがクラン家に手紙を出した所クラン家があっさりと了承をして、コウキ・カリヤがバレスシア王国から独立する際に必ず味方にすると手紙に書いてそしてコウキ・カリヤに手紙を出した。



その際ノブツナは手紙にコウキに味方をする際にある条件を書いていた。それをコウキはその条件を認めてコウキの家臣のシン・ナカオカに独立の決起の時期と条件を了承すると書いてある手紙を持たせてクラン家が治めているオレンに向かわせた。




*****



シン・ナカオカはオレン城の城主ノブツナ・クランとそのノブツナの嫡男ハルアキ・クランとの謁見をしていた。今はコウキが書いた独立する時期とノブツナの条件をコウキが認めた手紙を読んでいた。



「ほぅ……決起する時期が二週間以上かかるのか儂らは今直ぐにも決起してもいいのじゃがな……なぁ息子よ。」


外見は年老いていても背筋はぴんとしており、白髪まじりの黒髪でショートで瞳は紫色のノブツナ・ナカオカが言った。



「……ハァ、……親父いくらなんでも今いる一千の兵では独立は無理だろ。」


ノブツナに言動に対しため息混じりでノブツナに呆れた男性がいた。男の外見が黒髪のショートで後ろが少し長めである。瞳は紫色で美形な男性である、その男の名はハルアキ・クランである。


「あっ、やっぱり」


「そうぜよノブツナ殿!!兵だいたい四千人ぐらい集めればバレスシア王国から独立する際にまずわしらと戦うバレスシア王国の北部大守のボルキ・レスマの軍勢と同等ぐらいにせんとな!!」



「まぁそれも一理あるが、……シンお前の城は軍資金は足りているのか?」

ハルアキは軍資金の事をいった。



「……正直な話、軍資金は足りていないかが。」



「そうかそうか、ならば儂らクラン家は微力じゃが軍資金も出してやる」



「ほ、本当かが!!」


ハルアキから軍資金があるのか?とシンに聞いた所シンはないと答えたがノブツナが軍資金を出してやると言った瞬間シンは喜んでいた。


「あ〜出してやるぞ、儂とお前の祖父ツヨシ・ナカオカは大親友じゃからなぁ。親友の孫が悩んでいるのに助けないでどうすのじゃ?」



とノブツナは言った。シンの祖父ツヨシ・ナカオカとノブツナ・クランとは昔からの親友であった。



「ありがとうございます!……それでノブツナ殿」



「ん?」



「わしらの主に味方する際にノブツナ殿が出した条件とはいったいなんぜよ?」

シンはノブツナが独立の時に軍資金を出すと言われて例を述べた後にクラン家が味方にする変わりに条件を提示したので気になってしょうがなかった。


「それか!実はその条件はな……儂の嫡孫のマサトをお主達の仲間に入れる事じゃ」



「……え?あのマサト殿!!確か今から三年前にここいらで暴れていた盗賊団150人を皆惨殺した。マサト殿かが!?」


簡単な条件とはマサト・クランをコウキ達の仲間にする事だと知りシンは喜んだ。マサト・クランはこの北部の出身の者ならばコウキ達と同じ知らない者はいない程である


「……少年よ俺の子供の昔の噂を知っているのか?……だがそれは間違った噂だ。」



「……ん?どういう事じゃ?ハルアキ殿?」



「……それは本人聞いた方が早いだろう」



「?」


ハルアキが自分の息子の三年前の武勇伝をシンが噂で聞いた通り話をしたらハルアキがその噂は間違った噂だと言った。シンはハルアキに疑問を投じたがハルアキが本人に聞いた方がいいと言った。



「……まぁいいかが、してそのマサト殿はどこにいるのじゃ?」



「マサトは今、北部大守がいる都市ビリムに昨日の朝早く出立したのじゃ」

北部大守が居座っている都市ビリムは北部でも有数の大都市である


「……こっからだとビリムに着くのは二日掛かるのぅ……しかしなんでまた?」



「さぁな、儂もわからんしかしあいつは出る前にこう言っていたな。”土産を期待してくれ”となぁ」



「?……どう言う土産なんじゃ」



「儂も知らん。息子よ、お前はマサトの言った土産の意味がわかるか?」



「……さぁな俺も土産の意味が知らないが、恐らくあいつが言っていた土産は俺達にとっていいものに違いない。」



「ちゅう事はマサト殿は独立の為にもう動いているの事じゃな!!それでノブツナ殿、マサト殿はいつ頃帰ってくるかのぅ」



「恐らく遅くても一週間後くらいかのぅ」



「分かったぜよ!!それじゃマサト殿が帰ってきたらわしらの都市アドリニ来てくれと」



「承知した。」



「それではわしはこれにて、失礼するぜよ」



シンは密書の手紙と個人的だがノブツナがコウキに出した条件を聞いてシンはそのまま二人に別れを告げて謁見の間から出た。



シンが謁見の間から出たしばらく後。



「……なぁ親父よ」


「ん?なんじゃ?」


「……あの少年を本当に俺の娘の婿にするのか?」


「そうじゃ。お主があやつがユカリの婿では不服か?」


「……いや、あの少年は一見阿保に見えるが、優しさと戦乱を上手く利用出来る力を持っていそうだが、娘の婿入はあの少年の性格等の判断材料が少ない、しばらく見ていた方がいいかもしれん。」



「そうか……早く決めてくれ、わしは早く孫達の子供を見たいからのぅ。」



「…………」




まだまだオリジナルキャラクター募集中です!!




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