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登場人物1:アリストル、キーヴァル、サリス

 名前:アリストル・リオンコート(Alistor Lioncourt)

 かがみ 秋成あきなり

 別名:アリー、アーリー

 年齢:8歳(物語開始時)

 性別:男

 誕生日:リヴィアーナ暦749年 星風の月30日

 身長:132cm

 体重:29kg

 両親: キーヴァル(父/元長槍騎士団副団長)、サリス(母/芯の強い優しい女性)


【生い立ち・背景】

 ベルモーシア公国領、最東端の小さな村、ハーハムで生まれ育つ。

 毎朝、父キーヴァルに剣術を教わっている。

 母サリスは家庭を守る優しい存在で、アリストルの心の拠り所となっている。

 実はアリストルの中には“現代日本で孤独に生涯を終えた男(鏡 秋成)”の魂が宿っている。

 前世で「誰かと本気で繋がって生きたかった」という後悔を強く持っており、

 転生後の人生では「家族や友達との絆」を人一倍大切にしている。

 8歳で魔導学院への入学を決意し、家族や仲間とともに首都ツァダルを目指す。


【性格・特徴】

 繊細で共感力が高く、素直で前向き。

 頭で考えすぎて動きがぎこちなくなることも。

 自己肯定感はやや低めで「自分には無理かも」と不安になることもあるが、周囲の温かさで少しずつ自信を持つように成長中。

 好奇心旺盛で感受性豊か。新しいもの・人・体験に対し、目を輝かせてワクワクする。

 自分の出身や失敗も素直に話し、あだ名で呼ばれるなどすぐ仲間と打ち解ける社交性もある。


【能力】

 膨大かつ規格外に強い魔力量を秘めている。“無詠唱”で魔法を発動できる希少な才能を持ち、多属性を自在に操れる器用さ。魔力量・魔法の扱い共に“学院内でも異例”の天賦を秘める。


【一言】

 人知れぬ前世の孤独と後悔を抱きつつも、今度こそ大切な仲間と絆を結びたい――

 圧倒的な魔力と無詠唱の才能を隠し持つ、等身大で優しい異世界転生少年。




 名前:キーヴァル・リオンコート(Keeval Lioncourt)

 別名:キーヴァルさん、雷神キーヴァル

 年齢:32歳(物語開始時)

 性別:男

 誕生日:リヴィアーナ暦725年 狩猟の月16日

 身長:170cm

 体重:75kg


【生い立ち・背景】

 ベルモーシア公国領の最東端、ハーハム村で生まれ育つ。幼少期は幼馴染のバルドとともに村中を駆け回り、その類まれな身体能力と実直な性格から、早くから周囲の大人たちにも一目置かれる存在となった。

 15歳でベルモーシア公国「長槍騎士団」に入団し、やがて副団長にまで昇進。多くの戦功をあげ、戦場では「雷神」の異名で恐れられた。騎士団時代は仲間からの信頼も厚く、数々の危機を乗り越えてきた。

 現在はハーハム村に戻り、一家の大黒柱としてアリストルたち家族を支えながら、穏やかな日々を過ごしている。


【性格・特徴】

 不器用だが家族や仲間思い。照れ屋で素直な感情表現がやや苦手だが、実は情に厚く涙もろい。

 息子アリストルには時に厳しく、時に優しい父親。

 村人からは頼れる兄貴分として慕われている。

 自ら、過去や騎士団時代のことは語らないが、静かな威厳と優しさを備える。


【能力】

 剣術・槍術において村随一、公国全体でも一目置かれる実力者。

 戦闘能力は非常に高いが、魔法の適性は高くない。戦時には冷静かつ大胆な判断力を発揮、部下の信頼も厚かった。

 引退した現在も強さは健在。

「雷神」の異名は、エンハンスメントによる身体強化で振るう剣や槍の切っ先が常人のそれを遥かに超える速度に達し、空気との摩擦で静電気を帯び、雷光のような現象を発生させていたことに由来する。戦場ではその武器が淡く光り、まるで雷を纏っているかのように見えたため、周囲からそう呼ばれるようになった。


【一言】

 かつて“雷神”と恐れられた元長槍騎士団副団長。家族と村を誰よりも愛し、その強さと優しさで周囲を守る、静かな誇りと厳しさを持つ父。

「アリー、つらくなったらいつでも帰って来い」




 名前:サリス・リオンコート (Thalise Lioncourt)

(旧姓)カラン(Callan)

 別名:サリス

 年齢:29歳(物語開始時)

 性別:女

 誕生日:リヴィアーナ暦728年 翡翠の月6日

 身長:155cm

 体重:52kg


【生い立ち・背景】

 リグネイア連邦領、ベルモーシア公国との国境付近のスバー村出身。

 父親はすでに他界。母親はスバー村で息子(サリスの弟)と暮らしている。

 リグネイア連邦南部にある街、オーラバーの戦いでの敗走後、キーヴァル率いる部隊はスバー村で滞在、キーヴァルの手当てがきっかけで会話を交わすようになり、ひそかに想いを寄せる。

 軍を引退してまで、自分を迎えに来てくれたキーヴァルの想いに答え、結婚を決意。これを機にハーハム村に移住。21歳の時にアリストルを授かる。


【性格・特徴】

 穏やかな性格そのもの。

 おっとりとした口調で、周囲には柔らかな印象を与える。

 怒りの感情を表に出すことはなく、必要な時は静かに諭すように優しく叱る。

 サリスにとってアリストルは初めての息子であり、広い心で見守る存在。

 どんな時もアリストルの意思を大切にし、本人の思うままに生きてほしいと願っている。

 髪型はセミロングの濃い茶色で、服装はベージュ系を好む。


【能力】

 母親は魔法使いで、サリスもその才を受け継いでいるが、習得している魔法は生活魔法のみ。

 一般的な薬草を使った治療は習得している。

 薬草を使った料理やお菓子作りが得意。


【一言】

 幼いころから家族や村の人々に優しく接し、ほんわかとしたおっとり気質で周囲を和ませる女性。特別な才覚よりも、誰かのそばで日常の小さな幸せを大切に守る、あたたかな存在。

「アリー、あなたはあなたの思うままに生きなさい」

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