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秋の桜子エッセイ

令和4年、新年の朝でございます。

作者: 秋の桜子

 明けましておめでとうございます。


 昨年度もお正月は雪の中でしたが、今年は量が違う、西北部、もののけの里やら次元が違うと麓より言われる、山の中より、本年度もよろしくお願いします。



挿絵(By みてみん)



 朝6時過ぎ、まだ薄暗い中、除雪車来てくれました。有り難い事です。朝寝とは無縁の私は、チワワ様と共にいつも通りの時間に起床。


 雪がしんしんと降っていると、5時過ぎの朝の外は真っ暗闇。さっさと起きて着替えます。炬燵でチワワ様と一緒に、だらりら〜とするためです。


 炬燵に座るとお膝の上に乗ってくるチワワ様。

 ああ! かわいい。


 元旦は皆が起きてきてから、お雑煮の支度。お雑煮といえば実家も個性的なお雑煮で、嫁入り先もパワフルなお雑煮。


 実家は、元旦、ぜんざい、二日目、ネギだけのお澄まし、三日目、ぜんざい。


 小さい頃からコレだったので、日本全国『ぜんざい』だと思ってましたよ。


 甘党酒飲みだった祖父。


 お爺さん、『小豆煮』のお餅はいくつ食べる?と、祖母、長男の嫁に続くそれぞれの嫁、長女である私の母に聞かれる毎に返事をし。


「お爺さん、結局、何個食べた」


 と後で台所で、女、子どもで食べながら数え上げてました。聞かれて遠慮をするような祖父ではないので、食べたいだけ食べてたんです〜。


 10個は越してました。祖父の家は、ハレの日は、女、子どもは、掘り炬燵が有り、神棚とテレビが有る居間でご飯は食べないのです。そこは男のお部屋なのです〜。


 昭和の時代ですねぇ。民宿並みに親族集まると、男女別だったんですよ。そういや、一日中、台所で忙しい、おばちゃんを手伝ってましたね。小さい頃はお運びさんと食器拭きです。




 嫁入り先は、皮くじらとはまぐり、ネギ、豆腐に竹輪。それが三が日迄。味の濃いお雑煮です。今年はスポンサーである息子が、『熊本産ハマグリ』(高!)を仕入れてくれました。


 貝の模様が全然違うぅ! お雑煮が楽しみです。



挿絵(By みてみん)



 起きて来るのを、洗濯を干したり、お犬飼いなので掃除機とコロコロは必須。しながら待つのはお腹がそれはもう、空いてきます。朝ごはん迄が長い。


 珈琲牛乳とお菓子と、栗きんとん味見がてら、スプーンにひとさじ。ゆるゆる食べて待つ元旦の朝です。





挿絵(By みてみん)




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― 新着の感想 ―
[良い点] ぜんざいっておしることは違うのかなぁ。違いが分かりゃない。 おはぎとぼたもちみたいなもん?
[良い点] 栗きんとん美味しそうですね! トーストの上に乗せたらモンブランのようになりそうです。
[一言] あけましておめでとうございます〜。 正月といえば餅に餡子のイメージだったのですが、愛知県出身の方に「?( ゜д゜)?」とされて文化の違いを知りました。 餅はお年寄りの方は、なんだかんだで食…
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