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作者: 春薇-harura-

切なく可愛らしい、恋のお話です。

生まれて初めて君を見た時、僕は何かを感じた。

君に近寄りたいけど、近寄れない。

それは…


『 恋 』


君の色は、そう…紫

気が付けば、いつの間にか僕の目の前にいることが多かった。

始めは君のツンとしたところが苦手だったけど、いつの間にか好きになっていた。


もっと、君を知りたい。


僕は自ら君に会いに行くようになった。

月に数回だったのが週に数回、今では1日1回は会わないと我慢ができない。


君のツンとした所は相変わらずだけど、たまに見せる甘いところや、今すぐにでも噛み付きたくなる様な、癖になる触感がたまらなく好きだ。


しかしある日、君と会っていた場所が、なくなった。


唯一、君と会える場所だったのに。

その日以来、君を見ることはなかった。

僕は家に引きこもり、食事も喉を通らないほどだった。


君との別れから半月が経ち、少し立ち直りかけていた僕が久々に外に出て散歩をしている時に目にした光景は、衝撃的だった。


君と会っていた場所が、違う形ではあるが、元に戻っている。

僕は急いで家に帰り、服を着替えて髪を整えた。

ちょっとかっこいいカバンや、財布なんかも用意して

高鳴る胸鼓動を抑えながら、、その場所へ向かった。


__君は、そこにいた。


また、君に会うことができた。

それから毎日、僕は君に会いに行った。


やっぱり、久々に会っても、君のツンとしたところは変わらない。

だけど、以前より、もっともっと君が好きになった。


大好きだよ。




___しば漬け。

少しでもクスっとしてくれたら、嬉しいです。

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