キャラ紹介『望(のぞみ)2』挿絵あり
■如月望の過去と想い。
4大名家の如月家長女。
名家のお嬢様として小さい頃から英才教育を受けて育った。
望は親がかけてくれる期待に応えるべく、幼いころから全ての物事に対して真摯に努力をしていった。
持ち前の物覚えのよさと、努力で周りの評価を上げていく。
だが、如月家の人間、両親と兄は望の能力を褒めることあっても、内面は見ていない。これは長い如月家の歴史では珍しいことではない。如月家は過程の何倍も結果を重視する。結果さえ優秀ならそれでいいのだ。
如月家の人間は機械のようだ。昔から言われ続けたことだ。
だが、望はいつからか、自分の内面を見て欲しいと願う。
その時、1つの縁談が持ち上がる。それは4大名家『田中家』次男との政略結婚だ。田中家の思想も極端な能力主義であり、望のことを道具としか見ていなかった。
そのことで望の中で何かが切れた……すると望はあることを両親に伝える。
『あの程度の相手ではわたくしの婚約者相応しくない。高校を卒業するまでに別の相手を見つけて見せます』と……。
例え自己満足でも婚約相手は自分で決めたかった……親に全てを支配されたくなかった。
それは初めての親への反抗だったのかもしれない。
そして、望の婚約者探しが始まった。しかし、如月家の長女である望とつり合いが取れる人間など簡単にいるはずがない。
それこそ4大名家レベルでないと親は納得しない。
『そんな都合のいい人間がいるはずない……』
そんなことを考えて日常を過ごしているとそこに――都合のいい人間が現れた。
4大名家の次期当主の最有力候補が……。
望はその人間、川島義孝を半年かけて観察し、話をし、恋に落ちた。
そして――望は再び如月家に反抗する。愛する人を守るために。
今はかっこつけて義孝の前から消えたため…………会っても問題ない時期になっても恥ずかしくて義孝の前に出られないでいる。
好きな漫画:恋愛もの、ミステリー
将来の夢:アクセサリーショップを開く。
特技:銀細工、編み物、小物を作る
願いが1つかなうなら:実花未来にお母さんと呼ばれたい