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俺はJKの子持ちだったのか!  作者: シマアザラシ
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用語説明(4大名家)(4)

実花『あんたのために解説するんじゃないんだからねっ!!!!!!』


望「…………」


実花「何よその態度!! 私が好きでここにいると思ってるの!? 汚らわしい!! ミジンコよあんたなんか!!」


夏輝「…………」


実花「あっ……で、でも私はミジンコって嫌いじゃないわよ? あ………」


望「…………」


夏輝「…………」


実花「べ、別にあんたのことじゃないんだからね!!!!!!!」


望「実花さん、ストップ」


実花「へ……? どうかしたの?」


夏輝「あ、あんたどうしたの? 何か悪いものでも食べたの? 世界一の名医を紹介しようか?」


望(…………北条さんあんなにオロオロして…………前もそうだけど、意外と騙されやすいのね。まあ、野生の勘は誰よりもきくから、それで失敗はしないのが恐ろしいところよね)


実花「うぅ、ずきずきと良心が痛む……た、ただの悪ふざけなのに……」


夏輝「はっ!? 悪ふざけなの!? ……たくっ、そういう冗談はやめなさいって言ったでしょ?」


実花「い~や、これは難儀な病気みたいものだからねぇ~。なつきまんは反応がいいからつい大げさにしたくなっちゃう」


夏輝「はぁ、あんたは仕方ないわね……今回は許してあげるっての」


実花「わあああああ、ありがとう~」


夏輝「あっ! だ、抱きつくんじゃないわよ! 胸が大きいことを自慢してるの!? 押し付けるんじゃないわよ!!」


実花「よいではないか、よいではないか」


望「おほん、もう尺の半分以上を使っているのだけど……ふふふっ、どうするのかしら?」


実花「…………ま、また怒られちゃった」


夏輝「…………だから、私は悪くないっての」


実花「さ、さてさて、大人気コーナーが始まるよ!!」


望「……言うほど人気があるわけではないと思うのだけど……」


夏輝「はっ!? 何を弱気なことを言ってるっての! 私が参加してるのよ!」


望「現実を見てないのはいいことなのかもしれないわね……だってなんの説明もしないまま尺を使い切るのよ……? それってどうなのかしら……」


実花「そんな呆れた目で見ないで!! 4大名家について新情報を提供しようよ。そうだ、本編に出てきていない『田中』さんってどういう家系なの?」


望「………」


夏輝「…………」


夏輝「えっ……? ふ、2人とも露骨に嫌そうな顔をしたね。田中さんのお宅はあまり表舞台に出てこないから私あまり詳しくなくて――」


望「さあ、もう4大名家については説明しわね。次からは義孝さんが働く『学生食堂』について話しましょう」


実花「ち、ちょっと待って田中さんって――」


夏輝「それじゃ、私はもういいわね。さて、買い時の株でも調べようっと」


望「それではまた次回『食堂』編でお会いしましょう」


実花「えええっ? 田中さんって何者!?!?!?!?!?!??!?」


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