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俺はJKの子持ちだったのか!  作者: シマアザラシ
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用語説明(4大名家)(3)

実花「さてさて、それじゃあ4大名家の説明の続きをなつきまんにしてもらおう!」


夏輝「ふっ、任せなさい! もうみんなが洗脳されるぐらいに濃い説明をして――」


望「ちょっと待ちなさいな」


夏輝「はっ? あんた何を言ってるのよ! せっかく脱線大好きな実花が茶番なしで話を進めようとしているのよ。こんな千載一遇のチャンスはそうそうないわよ! 奇跡よ!」


実花「うーむ。そう言われるとトラブルメーカーの血がうずうずしてくるなぁ……」


望「それはわたくしもそう思うのだけど……」


実花「酷!!! …………くもないか。脱線させてるの事実だし」


望「今はそんなことよりも今は重要な話があるわ」


実花「うわあ、パーフェクトスルーだぁぁぁ」


夏輝「なんで少し嬉しそうなのよ……」


望「おほん、そろそろ、本気で怒りますけど……ふふっ、いいかしら?」


実花「ご、ごめんなさい……」


夏輝「ふっ、私は悪くないっての……だ、だけど、あんたの迫力に免じて許してあげるっての! 感謝しなさい!」


望「はぁ……それで重要なことは1つよ……ようやく、ようやくわたくしがメインの第5章が始まったわ」


実花「…………」


夏輝「…………それ、ここまで引っ張って言うことかしら?」


実花「いや……よっぽど嬉しかったんじゃない? のぞみん、まだ人物紹介すら来てないから……」


望「ともかく、5章で重要になってくる、4大名家の説明をするわよ」


夏輝「あんたが話をややこしくしてるんじゃ……はぁ、いいわ話を進めましょう。このままだと茶番で今回の話が終わりそうだっての」


実花「そだね……実花ちゃんは物分かりいいので、超いい質問をしちゃう。4大名家ってどんな家があるの?」


夏輝「よく聞いてくれたわね! 教えてあげるっての! 4大名家は『力の北条』『無情の如月』『ハイエナの竜胆』そして……『調整の田中』よ」


実花「おお、いやぁ~いつ聞いても中二病全開の呼び名だよねぇ~~」


望「まあ、自分たちで名乗った訳ではなく、周りが勝手に呼び始めたのだけどね。まあ、でも……『無情の如月』は的を得ているわ」


夏輝「ふっ、そうね! 腹黒い如月にはお似合いよ!」


望「はぁ、否定はできないわ。北条家が力任せにことを大げさにして、如月家がそれに対して無情に利益だけを求め介入し、竜胆家がハイエナの様にいいところを持っていく。そして田中家が調整して利益を得る……まあ、変なサイクルができてるわね」


夏輝「ふっ、他の3家は私たちが起こしたうねりに巻き込まれているだけよ。まったく、親鳥を追いかけるヒヨコのようよねっ!」


望「その分、北条家は他の家が参入したことにより、利益を得ることも多いのだけど……」


夏輝「ふっ、そんなのは元から持っている力のおかげに決まってるじゃない!」


望「…………その強引な力のせいでどれだけ周りに迷惑をかけているか理解していないのかしら?」


夏輝「過去は振り返らないわ!!!」


実花「あらら、本当に仲が悪いんだね。大人の世界の黒い部分を見ている気がする……実花ショック」


望「…………」


夏輝「…………」


実花「あ、あれれ? なんで2人とも「てめぇーが言うんじゃなぇ、カスが」みたいな目でこっちを見てるのかな」


夏輝「黒さで言ったら竜胆は相当なものよね……」


望「ええ、最終的に一番得をしているのは竜胆まであるわ。まさにハイエナの名にふさわしいわ。一応言っておくけど褒めてるわ、これ」


実花「さあああああああああ!! 今日はここまで!! また次回いいいいいいい!!」


夏輝「あんた困ったら強引に終わらせるのやめなさいよ!!」


望「はぁ……いつものことね」


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