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俺はJKの子持ちだったのか!  作者: シマアザラシ
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用語説明(4大名家)(2)

夏輝「さあ、私がいろいろ教えてあげるわ! 感謝しないさい!」


実花「……ねぇねぇぇぇぇぇぇぇ!! なんで、私抜きでコーナーを始めようとしたの!? 私はこんなにも愛しているのに!?」


夏輝「えっ、この子いきなりどうした!?」


望「…………」


望(また悪ふざけして……はぁ、まったく)


実花「えっ……なつきまん、どうして私の気持ちをわかってくれないのぉぉぉぉぉぉ!? あの女!? あの女のせいなのね!? いいわ、私はあの女とユートピアに行くわ!!!」


夏輝「ちょ、ちょっと! 望! これはどういうことよ!! わ、私なんか悪いことした?」


望「…………はぁ」


夏輝「なんか言いなさいよ!!」


実花「私のことを無視しないでよぉぉぉぉぉぉぉぉ!! 私は地球と合体して、世界を救い、真世界の神になるのぉぉぉぉぉ!! それで――」


望「実花さん、義孝さんに言うわよ」


実花「さあ、始まりました! 4大名家による4大名家の説明会!」


夏輝「えっ? えっ?」


望「…………はぁ」


実花「なつきまん、これはこのコーナーのお約束なんだよ。尺の半分は茶番をしないと満足できないのだよ。これ世間で流行ってるんだよ? 今日はヤンデレ」


夏輝「ふ、ふーん、あんたがそう言うならいいわ。ふっ、しょうがないわね」


望(実花さんのボケを受け入れるなんて……北条さんって……意外と優しいわね……)


夏輝「ふっ、私が関わるからには、このコーナーを世界に羽ばたかせる準備はできてるっての!」


実花「わああ! 聞いたのぞみん、このコーナーも世界デビューだって!」


望「…………帰りたい」


夏輝「ふっ、これだから如月は冗談がわからないって言うのよ! 『無情の如月』とはよく言ったものね!」


望「もう、うるさいわね……はぁ、北条は嫌いよ。野蛮人だもの……」


実花「あれ? のぞみんにしては噛みつくね……」


望「如月は4大名家の中でも特に北条とは相性が悪いのよ。いろんな意味で……」


夏輝「はっ!? それはこっちの台詞よ! 根暗なのよ如月は!」


実花「ちょい、ちょい、待ちたまえ。喧嘩はよくないのだよ」


望「…………」


夏輝「…………」


実花「あ、あれ……お前が言うな、みたいな顔だね……さ、さあ! コーナーを始めるよ!」


夏輝「たくっ、実花は昔から悪ふざけが好きなんだから……」


望「まあ、話を進めましょう。4大名家は日本の経済を動かしていると言われるほどの4つの家のことよ。4大名家が崩壊するのは日本経済の終わりと言われているわ」


夏輝「あんた! 話を勝手に進めてるんじゃないわよ! たく……望が言ったことは言われてるだけよ。実際にはそこまでの力はないわ。大きな力なのは間違いないけどね」


望「そうね、4大名家は足を引っ張りあっているので。大企業を十数保有してる程度だわ」


実花「それでも充分……すごいと思うけど……とっ!! そろそろお時間です!」


夏輝「はっ!? まだまだ話し足りないわよ!! だいたい、4大名家の苗字と異名も言ってないよ!!」


望「…………言っても無駄よ。また茶番に尺を使い過ぎたわ」


夏輝「あの茶番本当に必要だったの!?」


実花「必要! 必要! ……たぶん」


夏輝「次はきちんと説明するからねっ!!!!」


望(…………わたくし、この場に必要かしら?)

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