用語説明(社畜?)(2)
実花『さあ、それじゃあ社畜について葵ちゃんに聞いていこう!』
望「あら……? 今回はすんなり企画に入るのね……? いつもなら最初に茶番が入るのに……。わたくしが原因のことが多いのだけど」
実花「……前置きが長いって、本編含めて一番言われてることだからねぇ……」
望「遠い目で何を言ってるの……一番言われてるのは誤字脱字じゃないかしら……? もう呼吸をする様に誤字脱字を繰り返しているのだから……」
実花「た、確かに……!」
葵「…………」
葵(結局、出だしが長くなっている気がするけど……まあ、いっか。社畜は余計なことを言わないのです。仕事が増えるから……)
実花「よし! それじゃあ、始めようか! 葵ちゃん、そもそも社畜に基準ってあるの?」
葵「あはは、自分含めて3人以上、その人を社畜と思えば社畜なんじゃない……? 社畜ってのは必ずしも稼働時間が直結してるわけではないからねぇー。短時間型の社畜もいるし。まあ、このお話で出てくる社畜は主に長時間型をさすね。でも……社畜とは心を会社に捧げた、もしくは気づかずに捧げている戦士の名だからね……周りが認めた時点その人は社畜なのだよ」
望「…………」
実花「あ、葵ちゃんの目から色彩が消えていく……この企画大丈夫かな?」
望「ま、前置きはこのぐらいにして本題に行きましょう。『社畜あるある』についてきいていくのでしょう? 早く聞きなさいな……」
実花「う、うん、そうだね。私たちにはこの闇を全て受け止めるのことはできなさそうだし……おほん、えっと……まずは『太陽の日を浴びることが珍しい』とのことだけど……」
葵「そんなの当たり前だよ。だって日が昇る前に出社して、日付が変わる頃に退社するんだから……あははははは。先につぶしておくと、昼休憩は自分のデスクで食べることが多いから、昼も外に出ないんだぁぁぁぁ。デスクなら休憩時間中も仕事ができるからね。うふふふふふふふ」
実花「…………」
望「…………み、実花さん、質問が悪いわ」
実花「そ、そうだね……実花ショック。そ、それじゃ、次だけど……『某テレビ局の集金の人に会ったことがない』とかは……?」
望「そ、それも、同じような答えが返ってきそうね……」
葵「ふふふふっ、………………はぁ」
望「きゅ、急にしょんぼりしたわね……」
葵「……だって、会う訳ないじゃん。日中どころか夜も家に居ないし……帰るの深夜だし…………もし、深夜に集金しに来たら喜んで払うよ……。そして私の仕事の愚痴を聞いてもらう……家、テレビないけど……」
実花「次行こう! 次! えっと……」
望(も、もう、この企画辞めた方がいいのではないかしら……誰も幸せにならない気がするわ)
実花「『突発的な残業を受け入れる広い心を持っている』……とのこと、ですが……」
葵「毎日残業してるからね。愚痴はこぼすかもしれないけど……もう、何を言っても無駄だということはわかっているからね……素直に残業した方が早い……」
実花「…………」
望「…………」
葵「…………」
望「それではごきげんよう。今回はここまでだわ」
実花「唐突に終わらせ過ぎじゃない!?」
葵「ま、ま、ま、待って! まだ喋りたりない! 現代に生きる社畜という戦士のことを私はみんなに伝えた――」




