用語説明(豊川高校)
実花「やっぱり、ブックマーク解除されたあああああああああ!!! ふ、2人も減った! うちの作品で2人って大ごとだよのぞみん!!」
望「はぁ…………まあ、仕方ない気がするわね。だって、用語説明とか言っておいて用語説明をする気が一切ないくだらない茶番だったのだし」
実花「うぅ、で、でもそれは……のぞみんにも責任があるような……よくわからないことで怒ってた訳だし……あ、あれが、原因だったんじゃないかなぁー」
望「そう言えば……私のキャラ紹介はまだかしら……」
実花「はぁ……そういう殺意の波動に目覚めた態度がいけないかと……実花ちゃんはお互い様な気がしてきました。まる。いいや! 今度はしっかり働こう!」
望「…………」
実花「ふ、不満たっぷりな目だね。し、しっかり働こうよ。そうしないと私の好感度ががしがし下がっていく気が……まあ、しっかり働けばパパに褒められるかもしれないし」
望「さあ、しっかり働きましょう。今日のお題は何かしら? ほら、早く言いなさいな」
実花「……のぞみんって意外と乙女だよね」
望「……今何か言ったかしら?」
実花「う、ううん、何でもないよ? 今日のお題だけど、『豊川高校』だよ!」
望「あら? 私たちが通う高校ね」
実花「そうそう! メイン舞台になることも多いしおさらいの意味も含めてね!」
望「いい案ね。わたくしに任せなさいな。『私立豊川高校』。全校生徒700名で男女比率は男子6の女子4といったところね」
実花「都内で結構大きな学校だよね。本校舎と分校舎の二つがあって、本校舎に教室、分校舎には部室やパパの食堂があるんだ! 施設も綺麗で最新なものだし! 」
望「……自分の学校でこう言うのもなんだけど……その分、入学するのも難しいわ。偏差値70越えで、名門大学の推薦枠をいくつも持っていて、卒業生には政界関係者なども多いわ」
実花「そうなんだぁ。確かに編入試験は難しかったなぁ」
望「そういえば……実花さんは転校生だったわね。編入試験は入学試験よりも難しいのだけど……人は見た目、性格によらないわね」
実花「の、のぞみん、しみじみと言われると複雑なんだけど! い、いいや、褒められてると思うことにしちゃう。実花ちゃんはプラス思考なのです」
望「あら、実際褒めてるわよ?」
実花「きょとんとした顔で言わないで! それはそれで照れるから! ……うぅ、まあいいや。それでこの学校の特徴は、お祭り好きなところかな……」
望「そうね……体育祭、文化祭、移動教室、合唱コンクール、演劇会、などなど……進学校にしては行事が多いわよね……。その度に食堂に屋台などを依頼してるみたいね」
実花「……うん。そのせいでパパが社畜に近づいているみたいだけど」
望「そうなの……? 義孝さんが不幸に……ふーん、そう。そうなのね……学校の上層部の首を何人か飛ばそうかしら?」
実花「わああ! 未来ちゃんと同じような反応しないでよ!」
望「ふふふっ、冗談よ……今は」
実花「の、のぞみんが暗黒面に落ちそうなので今回はここまで! アデュー!!」
望「酷い言われようね……否定はしないけれど……」
実花「否定してよ……」