なぜなにJK(1)
すみません、茶番です……
実花『ぴんぽーん、ぱんぽーん! この話は超次元的パラレルワールドで繰り広げられているので、人物感、人物関係、本編に関係ないよ! パパ!!』
実花「1! 2! 3! どっかーんんんん!!! なぜなにJK!!」
望「…………」
実花「この番組は至高の社畜の娘、竜胆実花と最近デレ率が上がっているのぞみんのふたりでお送りいたします!!」
望「……何か、いきなり始まったわね……さすがのわたくしも戸惑ってしまうわ。まあ、頑張りなさいな。何となく応援はしてあげる」
実花「のぞみん! テンションが低いよ! 何でそんなに他人事なの!?」
望「他人事だもの……わたくし何も聞かされていないわ……そんないきなりよくわからない番組を始められても困るのよ」
実花「あーあ、そんな常識的な意見なんて聞きたくないよ! だって、せっかくのパラレルワールドなんだよ! ここなら普段言えないメタ発言とかし放題なんだよ! めちゃくちゃ言ってもいいんだよ!」
望「ふーん、そう……。実花さんは言いたいことがあるの?」
実花「私がでしゃばるとなんで次の日のアクセス数やブックマークが下がるの!?!?」
望「…………」
実花「おかしくない!? 私一応メインだよ! 未来ちゃんと二大巨頭だよ!! 美少女双子だよ! もっとちやほやして甘やかしてくれてもいいんじゃんない?」
望「…………」
実花「ねっ! のぞみんもそう思うよね! ねぇーのぞみーん、何でかな? 何で私に人気がないんだと思う……?」
望「…………えっ? それをわたくしの口から言わせるのかしら? それは酷というものではないかしら……?」
実花「あー……」
望「それでも将来の娘からのお願いなら叶えてあげましょう。では、覚悟して聞きなさいな。理由はうざ――」
実花「ああ、いいです。もういいです。答えわかったのでもういいです……み、実花ショック……」
望「泣きそうにならないでもらえるかしら……絡みづらいわ」
実花「うあああああ! もうっ、後に引きづらいないのが実花ちゃんの美点だからねっ! 話を進めるよ!!!」
望「…………」
望(そういう態度がうざさにつながってる気がするのだけど……本人言うのはやめましょう。号泣しそうだもの)
望「それでこのコーナー具体的に何をするのかしら?」
実花「うぅぅ、のぞみんから見えない優しさを感じる……」
望「気のせいよ」
実花「うああああ、尺もないので、進めるよ! 今後このコーナーでは本編に出てくる用語の説明などを行います!」
望「なるほど……私たちが通う学校や、如月家についてとかね」
実花「そうそう! 本編だとあまり説明できてなかったからねぇ~~いい加減このお話も長くなってきたし、放置してる設定……もとい! 説明しきれなかったことがあるので!」
望「…………ここで1つ聞きたいのだけどいいかしら?」
実花「ん? いつになくシリアスな口調だねのぞみん。どったの?」
望「このコーナーはわたくしのキャラ紹介を遅らせてまで、先行させる必要があるものかしら?」
実花「…………あ、あー」
望「そもそも、わたくしの紹介が遅すぎないかしら……? ええ、序盤から登場するヒロインである夢野さんや由衣さんより遅いのは理解ができる。ただ……竜胆の現当主よりも遅いのは納得できないわね……」
実花「ちょ、ちょっと、一旦冷静になった方が……」
望「まさか……まさかとは思うけど……次は新井さんや三沢さんということはないわよね……?」
実花「わあああああ! そ、そんな感じで次回からやってくよ! 今回はここまで!!」
望「…………まあ、次回が更新される頃にはわたくしの紹介も出ているでしょう。ふふっ、楽しみね……それではごきげんよう」
実花「…………ま、また次回~~」