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童話(対象年齢:幼児~大人まで)

小さなくまの自慢話

作者: Kobito

 小さなくまがいました。

 どのくらい小さいかって?

 見て下さい。

 手のひらに、乗るくらいの、小ささですよ。

 驚きましたか?

 さらに、この、小さなくまには、いつもみんなにしている、自慢話じまんばなしがありました。

 聞いてみたいですか?

 では、耳を、くまに近づけて下さい。

 くまが、前脚を、口の横にそえて、あなたにささやきます。

「あのね、ぼく、本当は……、大人のくまなんだ。」

 聞こえましたか?

 これが、小さなくまの、とっておきの、自慢話です。

 ほら、いかにも、満足らしく、胸を張っているでしょう?

 たしかに、これは、誰にでも、自慢して、いい事です。

 だから、まだ、小さなくまの話を、聞いたことがない人がいたら、その人に、「ぜひ、聞かせてもらいなよ!」と、すすめてあげて下さい。

 小さなくまは、そんな人がいると知ると、喜んで、その人の所まで飛んで行って、気前よく話してくれますからね。


おしまい


 挿絵(By みてみん)




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― 新着の感想 ―
[良い点] 小さなくまさんの可愛らしいしぐさが目に浮かぶようです。 そして、とっておきの秘密を一生懸命に話してくれると思ったら、大人であるとは。 このギャップが愛らしいですね。 優しい気持ちになり、胸…
[良い点]  いいですね、こんな話。  語り口調が生きています。  このクマに会ってみたくなります。
[良い点] くまさん可愛いです。 [気になる点] あ、おとななんだもんね。 「可愛い」っていったら、気をわるくするかしら? [一言] わたしにもお話をきかせてくださいな。 おいしいパンケーキを用意し…
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