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番外編 『そこ』に至ってからのこぼれ話 (結婚式編)

「んまぁっ! なんって白が似合うのかしら! 黒い髪と瞳に白い肌、そして、それを引き立てる白いドレス! 婚姻の儀だけだなんてもったいないわっ。これは是非とも、もう数着……」

「母上、少し落ち着いてください。それに、まどかの花嫁衣装を見るのは、別にこれが初めてという訳でもないでしょうに」


 四十はとうに過ぎていると聞いているが、少女のようにはしゃぐ姿は、それよりもずっと若々しく見える。濃い金褐色の髪にも白い物は混じっていないし、にこにことほほ笑んでいる顔にも、シミや皺と言ったものも見当たらない。若いころから美女と誉れの高かった容色は加齢による影響もほとんど見られず、これで三十近い息子がいるとは、到底思えない。

 その息子本人はと言えば、母からは髪色を、父からは濃い群青の瞳の色を受け継いだ、これもやはり滅多にいない美丈夫である。

 そして、この二人がジーモルト皇国の皇妃と皇太子だったりするのだ。

 

「仮縫いの時とは違うに決まっているでしょう! 明日の本番ではこれに、ブーケとヴェールが加わるのよね? この靴や手袋の小物もそうだけど、花もすべて真っ白で統一させるそうね? ……念のために聞くのだけれど、本当に大丈夫なのね?」

「当たり前です。神の御前で、神の遣わされた姫巫女を娶るのですよ。そこでまどかに恥をかかせるような真似を、私がするとお思いですか?」

「……と、息子は言っているけど、まどかちゃん、本当?」


 いきなり自分に話が振られて、目を白黒させているのは明日の主役の一人である如月まどかだ。尚、明日になれば、マドカ・キサラギ・ドゥミ・ジーモルトと名前が変わることになっている。

 そう、明日という日は、待ちに待ったまどかとアルジーンの婚姻の儀と定められていた。


「あ、あの……はい、大丈夫です」


 赤くなって、明日には義母となる人の問いに答えたのは、その質問が些か――いか、かなりあけすけな物であったためである。かなりの人数がいる前でそれに返答するのは、羞恥心にかなりの負担がかかる。何しろ、皇妃と皇太子、それに明日には皇太子妃となる人々が揃っているのだから、護衛や侍女などがいないわけがない。自身も高位の貴族の出である皇妃や、生まれた時からそれが当たり前の環境にいるアルジーンは気にもしていないが、まどかにとってはまだまだ慣れない状況だ。侍女に傅かれるのは経験済みではあるのだが、その前でこういった微妙な質問をされるのは……だが、この先の事を考えれば、これにも慣れていくしかない。


「……良い子にしていたのね。えらいわ、アルジーン」

「やめてください、もう子供ではないのですから」

「子供じゃないから心配していたのよ」


 しみじみとした母の言葉に、二十九になる息子が噛みつく。一国の皇妃と皇太子の会話にしてはかなり砕けているが、これがこちらでは普通の様だ。母と息子とは言え、儀礼的なやり取りしかしない国もあると聞いているが、これなら自分も早めに馴染めそうだ、とまどかが胸をなでおろしたのはそれほど前の事ではなかった。


 まぁ、その事は今はさておき。

 話を戻して、先程の皇妃の質問の意味なのだが――ぶっちゃけて言えば『もうヤっちゃってるんじゃないの?』という事だったりする。



 まどかがジーモルトに来て初めて知った事なのだが、この世界は、一般的に花嫁の処女性にはあまりこだわらないらしい。好きあって、将来を誓った者同士、それが若い男女であれば猶更だ。その自然の欲求を無理に我慢する必要はない――勿論、節度ある範囲でだが――と考えられている。なので、まどかの世界で言う『できちゃった婚』や『おめでた婚』が、ごく普通の事であるようだ。

 だが、これが貴族や王族となると話は少し変わって来る。花嫁が処女である必要はないが、万が一にでも花婿ではない男の種が胎の中で育っていたら一大事である。庶民でも大変な事態に変わりはないが、王族ともなればその影響は計り知れない。なので、できれば処女のまま、我慢しきれずに子供がやどってしまったのなら、その子が間違いなく花婿のものであるという確証が欲しい。

 とはいえ、まどかが元いた世界のように、手軽な妊娠判定薬などないし、DNAによる父子の判定ができるわけもない。処女かどうかに至っては、産婦人科で内診をうければ大体わかると言うが、それを蝶よ花よと育てられた貴族の、しかも若い娘に強いるのは酷である。実のところ、本人による自己申告に頼るしかないのだ。

 が、それでは困る。

 それならどうすればいいか……やはり厳重に身の回りを固め、悪い虫を寄せ付けないようにするしかない――となりそうなところだが、そうではない。こちらにはまどかの世界にはなかったものがあったからだ。


 魔法、である。


 神に仕える者しか使うことが出来ないので神法と呼ぶらしいが――普通の魔法も全く使えないまどかにとってはどちらも同じようなものである――花嫁の処女性、および、妊娠の有無からその父親の判定まで出来ると言う。

 それを初めて聞かされたときは、便利なものがある物だと感心することしきりだったが、だからと言ってホイホイと用いることができる類のものでもないらしい。使えるのは一人に付き、一回限り。しかも高位の神官でなければ使えず、魔力もかなり消費するので、その料金(お布施)も相当なものとなる。一般庶民にはまず手が出ない。しかし、貴族であれば話は別だ。というか、貴族(王族)にこそ必要なものであるのだから、これを用いないわけがない。


 使用されるのは、言うまでもなく結婚式でである。

 判定の方法は、それを行使するための難易度と料金の高さに比べれば簡単だ。花嫁は全身真っ白のドレスを着る。それこそ下着から小物、ブーケの花のすべてに至るまで、すべて純白。そして、花婿となる相手の手首と自分のそれをやはり白い布でつなぐ。そのまま神殿の祭壇の前まで進み出て、神官の判定の魔法(神法)を受けるのだ。

 この時、もし花嫁が処女ではなかったら、白いドレスのどこかが別の色に染まる。元々、処女でなかった場合には、どこかに色を足しておけばいい。但し、これは必ず外から見える部分でないとならないので、下着を黒に……というのはダメ。たとえば、まどかがロンダルで着せられたドレスのように、裾だけが青とかだ(という事は、ロンダルの連中はまどかの処女性を疑ったうえで、王太子に添わせようとしていたことになるが、今はこれはおいておく)。

 そして、胎に子がいて、且つ、それが花婿の種ではなかった場合は、二人をつなぐ白い布が燃えて切れてしまう。子が居なければそのまま、いても花婿の子供であればやはりそのままであるという。

 こちら関しては、判定できるのは『結婚式の当日』のみなのだが、少なくともこれで、他所で作った子供を盾に『あなたの種よ!』といって結婚を強要されるのは避けられる。結婚後に浮気されて、それで子が出来たとしても、それはまた別の事だ。

 これは花嫁、というか女性にとって一方的な試練と思われるかもしれないが、処女性はそれほど重要視されていないのだから正直に申告すればいいことである。仮に過去に他の相手がいたとしても、現在は結婚相手に誠実でありさえすれば実は何の問題もないのだ。実際のところ、白一色のドレスを身にまとう花嫁の方が少ないくらいだ。

 要するに、下手に隠し立てすれば余計な恥をかくということだ。自分自身もだが、結婚相手にも――ひいては家族や親せき筋にも恥ずかしい思いをさせることになる。

 そのため、結婚式を明日に控え、花婿の母である皇妃が最後の確認を取りにきたのも当然と言えば当然の話だった。



「よく我慢したわねぇ。しかも五年も……本当に偉いわ、アルジーン」

「だから、それは止めてくださいと言っているでしょう」

「いいじゃないの、それだけまどかちゃんが大事だったってことでしょう?」

「それは否定は致しませんが……まどかが言ったのですよ。真っ白のドレスを着て、式を挙げるのが夢だったと」

「アル、それってもしかして、あの時の……覚えていてくれたんだ?」

「当たり前だよ、まどか」


 長い旅の途中、まどかは色々なことをアルジーンに話したが、その中に『子供のころからの夢』も混じっていた。


 ――真っ白なウェディングドレスを着て、赤いバージンロードをパパと一緒に歩きたいの。白いバラのブーケをもって、パパと腕を組んで、大好きな人のところまで行きたいんだ……。


「まどかの父上はこの場にはいらっしゃらないが、せめて赤い花道と白いドレスは叶えてやりたかったからな」

「ありがとう、アル……」


 まどかの喜ぶ顔を見たかったのが一番の理由ではあるが、その他にも、一度手を出したら歯止めが利かなくなり、絶対に孕ませる自信があったから、というのは秘密である。厳しい旅の最中であるのに妊娠などもっての他だ。それに、もし子が出来たら、まどかはそれを理由に『うちに帰る』のを諦めて、アルジーンの側に居ることを選ぶかもしれない。それはそれで喜ばしい事なのだが、無理に希望を諦めさせた事で、後々、まどかがそれを後悔するようになるかもしれない。そんなことを許せるアルジーンではなかった。

 まどかが完全に納得したうえで、自分を選んでもらいたい。

 真っ白なドレスを着て、誰にも文句を言わせない完璧な花嫁として、自分と結ばれて欲しい。

 要するに、母の言った『まどかが大事過ぎて手が出せなかった』というのは、まぎれもない真実であった。その為ならば、旅の間に数知れない回数、水風呂や右手のお世話になった事すら耐えられた。耐えてみせた。

 だが、その我慢も、晴れて明日まで、である。


「愛しているよ、私の――私だけのまどか」






 翌日は、前日と同様、朝から素晴らしい天気だった。

 婚姻の儀は、王宮にほど近いジーモルトの中央神殿――でなく、今やここが最高神殿となっている――で行われる。


「そんなに緊張しなくとも大丈夫だよ、まどか」

「……結婚式なのに緊張するなって言われても無理」


 峻厳な岩山の間に挟まれた深い谷底にあった『穢れ』を祓いに行く時よりも、凶暴化して襲い掛かって来た猛獣たちに襲われた時よりも、今日のまどかは緊張していた。

 あの日(・・・)、ロンダルで着せられた白いドレスも豪華だったが、今、彼女が身に着けているのはそれよりももっと素晴らしい花嫁衣裳だった。

 見栄えのみを考え、最も重要な『それを着る者をどう美しく見せるか』が欠落したものと、まどかの為に、まどかの為だけに一からデザインされ、想いを込めて縫い上げられた物を同列に考えるなど、烏滸がましいにも程がある。


 レースやフリルは控えめで、ポイントとなるところにだけ使われているが、その材質はすべて極上。無論、ドレスの生地自体も、ジーモルトの国力を総動員して最高品質の布の中から選びに選び抜いた逸品だ。布自体が光を発しているようにも思える、混じりけの無い純白。上半身はすっきりとしたデザインで、デコルテを大きめに開けて、(アルジーンが)まどかの白い素肌を堪能できるようになっている。スカート部分は、向かって左から右に切れ込みが入っており、左はそのままストレートに下に落ちているが、右は大きく膨らんだデザインだ。左側でまどかをエスコートするアルジーンが、より一層花嫁に寄り添えるようにと考えらえた結果である。片側だけを見ればそっけない印象を与えかねないが、右の豪華さがそれを補っている。ふんだんに襞を取り、遠くイェン国から運ばれた真珠がそこここに縫い付けられ(これもイェン国の国主が特別に言いつけて準備させたものだと聞いている)、まどかが体を動かすたび柔らかく光をはじいていた。ベールを止める髪飾りや、首元を覆うチョーカーに用いられているのも同様である。


「綺麗だよ、まどか」

「アルジーンもとっても素敵よ」


 そして当然ながら、アルジーンは皇太子としての正装である。ジーモルトは尚武の国であるから無駄な豪華さはないが、白に金と銀を配した上品で洗練された装いは、自身の見目麗しさと相まって、これもまた三国一の花婿といった様子である。通常はこれに剣帯が加わるのだが、それは今回は外されて、代わりにぴったりとまどかが寄り添っている。その左手とまどかの右の手首は、これもまた真っ白な布が美しい蝶結びとなってつないでいる。


「さて、そろそろ出番の様だ……」


 式次第が、本日の主役二人の登場を促している。

 目の前の大きな扉が押し開かれ、神殿の大聖堂の様子が二人の眼に飛び込んでくる。


 元々が白い石で造られたそこを、今日は真っ白な生花が埋め尽くしている。これほど大量のしかも白のみの花を、ハウスや空輸の技術の無いこの世界で集めるなら、どれほどの手間と金がかかるのか……元々が、国家の中央神殿であったのだから、大聖堂もかなりの広さなので猶更だ。ジーモルトの国の威信をかけての今回の婚礼だとは聞いているが、基本的に庶民であるまどかにとっては、想像するのも恐ろしい。

 一瞬、その様子に飲まれかけ――それでも、隣にいるアルジーンから足を勧めるようにと、そっと囁かれて我にかえる。


「大丈夫、私が付いている。今から先も、ずっとね」

「う、うん……」


 緊張してガチガチになり、踏みだす足もわずかに震えてはいたが、それをすぐ隣にいる温もりが支えてくれる。

 そして、一歩、大聖堂へと足を踏み入れれば――土壇場でいつもまどかを救ってくれた度胸の出番とな

る。真っ直ぐに頭を上げ、ベール越しに最奥にある祭壇を見つめながら、しずしずと歩を進めていく。


「おお、なんと美しい……」

「あれが、伝説の姫巫女か」

「まぁ、あの純白の御衣装っ」

「全くの無垢のままの花嫁御料など何時ぶりだ?」


 二人が進むにつれ、潮騒のようなざわめきが、大聖堂を満たしていく。

 最初は果てしないように思われた深紅のバージンロードも、実際に歩いてみればあっという間だった。


「ようこそ、神の御前にて婚姻を結ばんとする方々よ」


 少し手前で足を止め、わずかに頭を下げた二人に、最高神官の声がかけられる。

 それはまどかが知るよぼよぼの老人のものではなく、もっと若い、けれど若すぎはしない優しい声音だった。


「頭をお上げなさい。そして、神にお二人の顔をお見せなさい」


 その声に応じて姿勢を正し、まどかの左手とアルジーンの右手が、彼女がかぶっていたベールを取り払う。遮る物の無くなったまどかの顔を見て、またしてもひとしきり感嘆のため息があちこちで上がった。


「……お久しぶりですね、姫巫女。そして、護衛の旦那」


 その隙をついて、神聖な儀式の最中にも拘わらず、こっそりと囁かれた言葉にまどかとアルジーンが小さく笑う。


「ああ、久しぶりだ。しかし、まさかここで再会するとは思わなかった」

「あっしもですよ」


 あの老人が死去したことにより、新たな最高神官になった男は、そうとは分からないように小さく肩をすくめる。赤ら顔で小太りで、最高神官の衣をまとってはいるが、正直言って似合っていない。衣装の方が完全に勝ってしまっている――今は、まだ。


「さて、無駄口をたたいているとまた叱られますので……さっさと始めましょうか」

「手は抜くなよ」

「当たり前ですよ」


 短いが親密さを感じさせるやり取りの後、最高神官は表情を改め、聖句を唱え始める。

 するとどこからか淡く白い光がまどかの体を包み込み――そして、誰かの声が聞こえたような気がした。


「……お式の途中ではございますが、ただ今、神よりのお言葉を賜りました」


 いきなり予定にはない発言をした最高神官に、列席者たちは勿論、まどかとアルジーンも驚いた。しかし、その驚きを封じ込めるように、最高神官の言葉が続く。


「『ありがとう』そして『幸せに』――以上でございます」


 それが誰に向けての言葉であるのか――いうまでもない。

 神が遣わされた姫巫女の、その晴れの婚姻の儀での神託、それもこの先を寿ぐ内容だ。

 大聖堂は一気に熱狂の渦に巻き込まれる。誰も彼もが興奮し、今だけは身分や国の隔てなく、たった今、己が見聞きした奇跡を声高に話し合っている。その様子に、アルジーンは一瞬、近衛の出動を考えたくらいだった。

 そして、これもまたいうまでもなく、まどかの衣装は式の前と変わらぬ純白のまま。


「姫巫女万歳!」

「皇太子万歳!」

「この国の未来に万歳!」


 興奮は直ぐに大聖堂の外にも伝わり、その後、国中で湧き上がった熱狂が醒めるのに優に一月はかかったといい――後にこれもまた姫巫女のサーガを飾るエピソードの一つとなり、世界中に広まっていった。


「……またこれで絞られる……」

「私からも口添えしますから大丈夫ですよ」

「目出度いハプニングだ。それほど叱られることもあるまいて」


 歴代の最高神官の中でも、神託を受ける機会があったのはほんの一握りである。それなのにしょんぼりと肩を落とすのは、きちんと予定通りに式を終えられなかったことで、この後に来るであろう『ご注意』という名の叱責を思っての事だろう。

 その様子がおかしくて、そして、無事(?)に試練を終えたことにほっとして――何より、これで名実ともにアルジーンの妻となれたことが嬉しくて。


 まどかの顔に浮かんでいたのは、今までアルジーンが見た中でも、最高に晴れやかで、そして嬉し気な微笑みだった。





 この後、ジーモルト皇国はその長い歴史の中でも、最大の繁栄を遂げることになる。

 有能な皇王と神に祝福された皇妃をいただき、周辺の国々との関係も良好で、長く平和な時代が続いたという。

この後、もう一話。

今回出てきた最高神官のおっちゃんとのエピソードで、このシリーズを終わらせる予定です。

つか、引っ張りすぎだろ、自分……これでも最大限に自重した結果なんですが、すみません;

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