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表裏日常日記  作者: ベロニカ
序章
1/13

日常 とある主夫男子の日曜日

今日はいい天気だ、洗濯物干そう。俺は高校一年出席番号16の普通の男子高校生。小説とかだと普通といいつつ美形だったり、普通の認識がおかしかったりするが、俺の場合は家事男子という特徴くらいしかない。幼馴染も、血のつながらない妹も、幼いころに出会ったお嬢様なんているわけがない。


「…いてほしいとも思わないけども。」


ハーレムは誰かを選ぶってなったとき大変だと俺は思うんだよね。

あぁ、そう言えば明日は小テストがあるんだっけな。それの準備とかして、TV見なきゃ。俺の1日の楽しみ、「世界の果てに行ってきます」は見逃せないし。


「さて、今日も普通に過ごしますか。」


刺激的な日常に憧れはあるけれど、体験したいとは思わない。戦いなんてまっぴらごめんだし、恋人は自分が大切にしたいと思う子だけ付き合いたい。

日常は、日常で。変わらないのが一番だ。

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