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絶望という花束を君に  作者: 銀屍
第1章
7/7

7話;修行開始

かなり久しぶりになります。



ハーメルンのほうで2次創作書いてました。


こっちも細々とやっていきます。



数日後、婆さんが修行を始めるというのでついていく。森の中を歩いていくと木々の切れ目があった。その先に見えたのは天を貫かんとするような太く、高い1本の木とその周りの少し広い広場のようになっていた。


「ここが龍穴の重なりが一番強いところ、そしてあの木はその龍穴に異常が起きないように力を抑える役割をしている霊樹。ここでお前さんには、『気』の扱いについて学んでもらう。じゃが、習うより慣れろがわしの信条なんでの。周りの気を感じるところから始めよう。」


一息に説明されるが何の事だかいまいち分からない。

 


「そんな急にいろいろ言われてもわかんないよ。そもそもあの木、あんなに大きいのになんで近くに行くまで見つけられなかったんだよ。」


そういうと婆さんは少し呆れたように


「一々うるさいのう。まぁ霊樹に関しては『隠形』という霊術の一種、いづれ教える時期が来るじゃろうて。ほらとっとと木の近くで座禅を組まんか。」


急き立てられその辺で座禅を組み目を閉じる。



「いいか、今からやることは普通なら年単位、10年単位のとこを力の強い場所で一気にやろうとしておる。当然普通より反動も大きい、それでもお主のやろうとすることはそのくらいの困難の先にあると思え。」



力を得るために、もっと強く・・・強く・・・。



それから講義が始まる。




生きているものは全てエネルギーを持つ。


肉体に宿るエネルギーや周りの生命の力を借りるのが『気術』


その先、精神に宿り存在としての格を決めるエネルギーを操るのが『霊術』


霊魂を鍛え霊術により格を上げることで『仙』や『神』と呼ばれるようになる。



幸いかどうかはわからないが、体の機能が落ちていくのを気で補い、常時苦行のような状態であったため気も霊魂も土台はなかなかできているらしい。


それを操るための第一歩として周りの気を感じることから始めるとのこと。



こうして逃げ延びた先で自分を変えるための修行が始まった。

 






そうして、過ごす数か月。段々と人の踏み入れない部分に足を踏み入れていく。




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