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絶望という花束を君に  作者: 銀屍
第1章
3/7

3話;途切れた意識の中で・・・。

3話目です


まだ、ヒロイン等出てきていませんが、お付き合いください。

目を覚ますと、秀人は一面真っ白な部屋のベットに寝かされていた。


どこかの病室だろう、そう思い周りを見渡すために体を起こそうとするが

動かない。


首をあげて体をみてみるとからだがベルトに固定されている。


ギシ・・・。ギシ・・・。


(体が動かない・・・。)


そうやって、体の調子を確かめていると、


カツ、カツ・・・、と遠くから靴音が近づいてくる。


ガラッ。


遠くでトビラの開く音がする、すこしすると目の前のカーテンが開かれる。


シャッ・・


目の前にカーテンを開けた格好でスーツ姿の男性が立っている。


「おや、起きていたんだね。ここ数日眠ったままだったから心配していたんだよ。」


そういうと、近くに置いてある椅子に腰かける。


「実は、わたしはこの町の刑事なんだが、起きたのならあの事件についての事情聴取を始めようか。」


そういうと胸ポケットから手帳とペンを取り出す。


「事件・・・?」


秀人は声をだすがなぜか少ししゃべりずらい。


「衝撃的なことがおきたせいで記憶が混乱しているのだろう。それなら、少しあ の時の周りの証言から整理していこう。」


そういうと、秀人が気を失っていたであろう時のことを話していく。


その、秀人が考えもつかないような衝撃的な内容を・・・。








時は数日前、秀人が気を失った時までさかのぼる。


男を刺した後、秀人の体はカクンと糸の切れたように座り込んでしまう。


「キャーーーーーー。」 「だ、誰か救急車‼」


周りは騒然としている。


「お、おいあんた。刺されたみたいだが大丈b・・・。」


うずくまっている秀人にビクビクとしながら刺された男を気にかけ、二人に近づいていく・・・。


ズブッ


そんな近づいた男の胸に刺されていたコンバットナイフが突き刺さる。


刺された男が前を見ると、さっきまでうずくまっていたはずの秀人がまるでマリオネットのように不自然な立ち方で、ナイフを突き出している。


「あ、あぁ・・・。」


崩れ落ちていく男をしり目に、秀人は人ならざる動きで周りにいる人の体にナイフを突き立てていく。


そうして、少し経つと周りから騒がしさが抜けていく。


遠巻きに見ている人を除いて、周りから人がいなくなると秀人は人がいるほうに顔を向ける。


その顔は能面のように無表情だったが、いきなり狂った笑みを浮かべると自分の喉を掻っ切った。


崩れ落ちる秀人に、遠巻きにしていた人々もようやく動き出し、死傷者を多数出した事件は終わった。






気を失っている間のことを知った秀人は・・・


次回は裁判~第1ヒロイン登場できたらいいな。

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